高校入試-最終回(第13話)のあらすじとネタバレ
長澤まさみが主演するフジテレビのドラマ「高校入試」の最終回(第13話)のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
■高校入試-最終回のあらすじ
春山杏子(長澤まさみ)は「彼が死んでから直ぐに教師になろうと思ったわけではありません。自分の気持ちを回復させ、彼の死に向き合うため、教師になろうと思ったのです」と言い、話し始めた。
問題定義をしても「帰国子女だから」とあしらわれ、小さな問題は無かったことにされる。大きな問題を起こさなければ学校は真剣に動かない。
そのようななか、春山杏子(長澤まさみ)は「どうして半年後に採点ミスが発覚したのだろう」と思い、調べていると、あるウェブサイトを発見したのだという。
春山杏子(長澤まさみ)は、入試本部にあるパソコンを操作すると、兄・田辺光一(中村倫也)が開設したウェブサイトを開き、全国大会で銀賞に輝いたドキュメンタリー番組を再生する。
兄・田辺光一(中村倫也)はドキュメンタリー番組の中で、開示請求をした結果について話していた。
兄・田辺光一(中村倫也)は得点の開示請求をして採点ミスを疑ったが、答案の開示請求をした結果、英語の答案に受験番号を記入し忘れていたことが発覚した。
兄・田辺光一(中村倫也)には思い当たる節があったが、他の受験会場では試験終了後に試験官が受験番号の書き忘れを注意していた事を知り、「別の試験監督に当たっていたら」と自分の不運を呪ったのだという。
兄・田辺光一(中村倫也)はドキュメンタリー番組を通じて、最初に受験番号を書くように忠告し、試験会場ごとに対処法が違うという事態にならないよう対策を訴えた。
ドキュメンタリー番組が終わると、坂本多恵子(高橋ひとみ)は「知ってるわよ。銀賞を取ったとかで、取材が来たし、開示請求が殺到したのよ」と話した。
開示請求の結果、採点ミスが判明し、坂本多恵子(高橋ひとみ)ら数名が処分を受けたが、採点ミスは合否には関係が無かったのだという。
小西俊也(徳山秀典)が「彼は前向きになっているのにどうして?」と尋ねると、春山杏子(長澤まさみ)は兄・田辺光一(中村倫也)が開設したHPの掲示板にアクセスした。
HPの掲示板には、当初は応援するコメントが寄せられていたのだが、その後は誹謗するようなコメントが増えたため、兄・田辺光一(中村倫也)は精神的に不安定になり、高校を退学してしまったのだという。
その結果、高校入試の失敗を切っ掛けに不仲になっていた両親は、母親が家出し、父親も帰ってこなくなった。しかし、悪意のある投稿者はそのような実態を知らない。
春山杏子(長澤まさみ)はHPにメッセージを送ったら、弟と名乗る人物から返事が来た。現在は兄の代わりに弟がHPを管理しているのだという。
弟・田辺淳一(柾木玲弥)は悪意のある書き込みをした人物を特定し、コメント投稿者の中に橘第一高校の教師を発見していた。しかも、兄・田辺光一(中村倫也)の教室の試験監督をしていた教師だった。
その教師は誹謗中傷はしていないが、「受験番号の書き忘れで、学校側を糾弾するのは間違っている」という趣旨のコメントを何度も投稿していた。
そして、掲示板に兄・田辺光一(中村倫也)を擁護する声が挙ると、その教師は擁護の声を理詰めで潰してしまうのだという。
宮下輝明(小松利昌)が「誰が書き込みをしたんだ」と声を上げると、荻野正夫(斉木しげる)は「私です」と名乗り出た。
荻野正夫(斉木しげる)は「自分の判断は間違っていない。自分を正当化するのに必死でした。管理職試験に受かるために」と話す。
坂本多恵子(高橋ひとみ)は「もう1人の加担者も知ってたのかしら。誰なのよ。名乗り出なさい」と追求すると、春山杏子(長澤まさみ)は「もしかして、それも荻野先生(斉木しげる)ですか」と尋ねた。
荻野正夫(斉木しげる)は共犯者だったことを明かすと、「入試のぶっつぶす」の張り紙を黒板に貼り、受験会場2にだけ、携帯電話の取り扱いが曖昧な前年度の注意事項を配ったことを明かし、話し始めた。
入試要項で受験番号の書き忘れは0点と決まっており、0点にしたことには間違っているとは思っていないが、掲示板に書き込みをしたことについては後悔しているのだという。
荻野正夫(斉木しげる)は掲示板で兄・田辺光一(中村倫也)を批判していたが、その後、偶然、兄・田辺光一(中村倫也)が心労で精神不安定になっていたことを知り、相手が傷つきやすい生身の少年であることに気づき、後悔した。
このため、荻野正夫(斉木しげる)は兄・田辺光一(中村倫也)への批判をどうにかしようと思って掲示板に投稿したが、既に手遅れで、掲示板の流れを変えることが出来なかったのだという。
荻野正夫(斉木しげる)は「すみませんが、最後に1件だけ書き込みをさせてください」と言い、掲示板に「サクラチル」と書き込んだ。
「高校入試-最終回のあらすじとネタバレの後編」へ続く。
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