サキのあらすじとネタバレ
仲間由紀恵が主演するフジテレビのドラマ「サキ(美しい隣人2)」の第1話「接近」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「サキ」の原作や主題歌については「サキの原作と主題歌」をご覧ください。
■サキのあらすじ
雑誌の記者・新田隼人(三浦翔平)は記事の穴を埋めるため、急遽記事を担当することになり、赤ちゃんポストに焦点を当てた署名入り記事を書いた。
新田隼人(三浦翔平)はその記事で、両親が工場経営に行き詰まり、生まれたばかりの姉を病院の前に捨てた事を告白した。
姉を捨ててから数年後、両親は工場経営を立て直し、捨てた姉を探したが、見つからなかった。
新田隼人(三浦翔平)は経営を立て直した後に生まれた子供で、何不自由なく大学も卒業した。6年前の両親の葬式で、親類から初めて姉の存在を教えられ、雑誌記者をしながら、姉のことを探し続けていた。
雑誌の反響は大きく、編集部には、捨てられた姉を名乗る女性からの手紙が殺到した。
上司の濱田直美(内田有紀)は「気をつけなさい。自称お姉さん方に騙されないように」と忠告すると、新田隼人(三浦翔平)は「大丈夫ですよ。俺には踏み絵がありますから」と答えた。
記事を読んで編集部まで会いに来た女性も居たが、年下で別人だった。女性が姉ではないと分っても、新田隼人(三浦翔平)は、「今まで探しても見つからなかったんだし」と落胆もしなかった。
その日、新田隼人(三浦翔平)が会社を出ると、女性が声をかけてきた。女性は新田隼人(三浦翔平)に「新田隼人君?私はサキ、網浜サキ(仲間由紀恵)。貴方の姉です」と名乗った。
そして、網浜サキ(仲間由紀恵)は「週刊誌を読んで直ぐに私のことだと分りました。私の誕生日は、たぶん捨てられた日なんです。1980年1月23日。私はその日に静岡県にある病院の入り口で捨てられていたんです」と話した。
網浜サキ(仲間由紀恵)は、捨てられて直ぐに今の両親に引き取られ、大学生のとき、偶然、両親が話しているのを聞いて、自分が捨て子だった事を知ったのだという。
新田隼人(三浦翔平)が「母は貴女に何か残しましたか?」と尋ねると、網浜サキ(仲間由紀恵)は「お守り。お守りの中に小さく折りたたまれていた1万円札が2枚入ってたって。全財産だったのよね、きっと」と答えた。
網浜サキ(仲間由紀恵)の誕生日は一致しており、叔父さんや死んだ両親しか知らないお守りのことを知っていたが、新田隼人(三浦翔平)は「本物なのかな?実感が無い」と戸惑っていた。
ある日、新田隼人(三浦翔平)は網浜サキ(仲間由紀恵)を連れて両親の墓参へ行く。
網浜サキ(仲間由紀恵)は墓の前で、「一度は会ってみたかったな。でも1度会ったくらいでは、実感はわかなかったと思うけど。貴方もそうでしょ、私に対して。私はね、実感って、会って直ぐじゃなくて、何かの時に突然、沸くものだと思うの」と話した。
そして、網浜サキ(仲間由紀恵)は新田隼人(三浦翔平)に、「私が捨てられた7年後に君が生まれたんだね。色んな事をいっぱい話そうね。私にとって、血の繋がった家族は君だけだから」と話した。
墓参りを終えた2人が街を歩いていと、突然、中川肇(姜暢雄)が網浜サキ(仲間由紀恵)の手を掴んだ。
中川肇(姜暢雄)は「なんで電話に出ないんだ」と言い、網浜サキ(仲間由紀恵)の手を引いて、どこかへ連れて行こうとする。
網浜サキ(仲間由紀恵)が嫌がると、新田隼人(三浦翔平)が間に入る。新田隼人(三浦翔平)は中川肇(姜暢雄)に突き飛ばされて転倒したが、中川肇(姜暢雄)を突き飛ばして網浜サキ(仲間由紀恵)を連れて逃げた。
新田隼人(三浦翔平)は突き飛ばされた時に手をすりむいており、網浜サキ(仲間由紀恵)は新田隼人(三浦翔平)を自宅へ連れて行き、手当する。
新田隼人(三浦翔平)が「さっきの彼って?」と尋ねると、網浜サキ(仲間由紀恵)は「中川さん(姜暢雄)。前に務めていた病院の患者さん。何度かお茶を飲んだんだけど、最近は待ち伏せされる事が多くて」と答えた。
新田隼人(三浦翔平)は「ストーカーじゃないですか。警察に相談した方がいい」とアドバイスするが、網浜サキ(仲間由紀恵)は「彼は両親を亡くしたばかりなの。私には弱っている彼を追い詰めることはできない。警察以外で何か方法があればいいんだけど」と答えた。
すると、新田隼人(三浦翔平)は「弁護士に知り合いが居るんで、俺から話してみます。浦ヶ浜法律事務所の野村先生(萩原聖人)です。弱い人を助けるために弁護士になった正義感の塊のような人です」と答えた。
翌日、網浜サキ(仲間由紀恵)は浦ヶ浜法律事務所の前で居ると、男性(萩原聖人)に「お約束ですか?」と声をかけられた。
網浜サキ(仲間由紀恵)は「野村先生って」と尋ねると、男性(萩原聖人)は「私です」と答えた。この男性が、新田隼人(三浦翔平)が言っていた野村康介(萩原聖人)だった。
網浜サキ(仲間由紀恵)は新田隼人(三浦翔平)の親戚だと名乗り、野村康介(萩原聖人)にストーカー被害の相談した。
相談を終えて網浜サキ(仲間由紀恵)と野村康介(萩原聖人)の2人が相談室を出ると、法律事務所の職員が野村康介(萩原聖人)の噂話をしていた。
野村康介(萩原聖人)は「僕が男性にしか興味が無いんじゃないかって、噂されているんです。この年まで1人で居るから」と話す。
網浜サキ(仲間由紀恵)は「同様の方もストレートに聞いてくれれば良いのに」と答えると、野村康介(萩原聖人)「大人になると、無くなりますよね。ストレートに言ったりするのは」と答えた。
しかし、網浜サキ(仲間由紀恵)は「私は看護婦だからかな。一刻一秒を争う現場に居るから、回りくどいことを嫌うのかも」と話した。
法律事務所の前で網浜サキ(仲間由紀恵)を見送ると、野村康介(萩原聖人)の携帯電話に裕樹からのメールが着信した。メールには「離婚することになりました。話を聞いてください」と書いてあった。
「ドラマ『サキ』のあらすじとネタバレの後編」へ続く。