dinner(ディナー)のあらすじとネタバレ
倉科カナが出演するフジテレビの料理ドラマ「dinner(ディナー)」の第1話「最高のレストランに最低のシェフ登場」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「dinner(ディナー)」の原作や主題歌は「dinner(ディナー)の原作と主題歌」をご覧ください。
■dinner(ディナー)-第1話のあらすじ
辰巳日出男(風間杜夫)がオーナーシェフを務めるイタリアンレストラン「リストランテ・ロッカビアンカ」は、多くの財界人や著名人などを常連にもち、予約は3ヶ月先まで一杯の人気店だった。
ある日、新人ウエイターの中野千尋(篠原真衣)が、世界的に有名な指揮者・湯浅清三(伊武雅刀)の皿を下げに行くと、湯浅清三(伊武雅刀)が「知ってるかね?」と尋ねて教えた。
オーナーシェフの辰巳日出男(風間杜夫)はイタリアの有名店「テレーザ」で修業しており、テレーザで修業した日本人は辰巳日出男(風間杜夫)だけだという。
皿を下げて奥に戻った中野千尋(篠原真衣)は、先輩に「知ってました?テレーザで修業した日本人は辰巳さん(風間杜夫)だけなんですって」と話すと、先輩は「あぁ、湯浅さん(伊武雅刀)ね」と答えて教えた。
湯浅清三(伊武雅刀)は新人のウエイターに必ずこの話をしているのだ。ただ、辰巳日出男(風間杜夫)の他にも、もう1人だけイタリアの有名店「テレーザ」で修業した日本人が居るという噂があるのだという。
ある日、レストラン「リストランテ・ロッカビアンカ」にテレビ局から連絡があった。料理対決番組「アイアンシェフ」への出演依頼だった。
辰巳日出男(風間杜夫)の娘でレストラン「リストランテ・ロッカビアンカ」の支配人を務める辰巳沙織(倉科カナ)は、「夢だったんです」と言い、2つ返事で出演を引き受けた。
その矢先、辰巳日出男(風間杜夫)が蜘蛛膜下出血で倒れてしまう。辰巳日出男(風間杜夫)の入院はニュースにもなった。
このため、レストラン「リストランテ・ロッカビアンカ」はセコンドシェフの今井耕助(松重豊)を料理長代理とし、辰巳日出男(風間杜夫)が退院するまでスタッフ一丸となって結束を固めた。
しかし、スタッフの努力もむなしく、辰巳日出男(風間杜夫)を失ったレストラン「リストランテ・ロッカビアンカ」は、料理の質も味も落ち、1ヶ月もすると閑古鳥が鳴くようになっていた。
そのうえ、「父親が倒れて実家の料理店を継がなければならなくなった。こんな時に、本当に申し訳ありません」などと嘘をついてライバル店へ移籍するスタッフまで現れるようになった。
ある日、指揮者の湯浅清三(伊武雅刀)がリストランテ・ロッカビアンカを訪れたが、他に客は居らず、湯浅清三(伊武雅刀)の貸し切り状態だった。
料理の味はすっかりと落ちてしまい、湯浅清三(伊武雅刀)は必ずおかわりを注文していた料理を食べ残していた。
それを見た辰巳沙織(倉科カナ)は、湯浅清三(伊武雅刀)に「教えて頂けませんか?うちの店は辰巳(風間杜夫)が居なくなって何が変わったんでしょうか?」と頼んだ。
すると、湯浅清三(伊武雅刀)は「私は指揮者でしょ。一流のオーケストラには一流の演奏家が揃っている。指揮者が居なくてもちゃんと演奏はできる。でもね、不思議なことにそれだけじゃ何かが足りない。観客の心を振るわせることができない。上手く答えられないけど、そういうことじゃないかな」と教えた。
ある日、今井耕助(松重豊)は今井耕助(松重豊)なりにロッカビアンカのことを考えており、支配人の辰巳沙織(倉科カナ)にランチを提案するため、支配人室を訪れた。
しかし、既に辰巳沙織(倉科カナ)は、新しい支配人を迎えることを考えていた。
今井耕助(松重豊)が「誰ですか?」と尋ねると、辰巳沙織(倉科カナ)は辰巳日出男(風間杜夫)と同じようにイタリアの有名店「テレーザ」で働いていた江崎究(江口洋介)の名前を挙げた。
今井耕助(松重豊)は「いいんじゃないでしょうか。テレーザで働いていたのなら、辰巳さん(風間杜夫)のコンセプトを引き継いで貰えると思います」と賛成し、後ろ手に持っていたランチのメニュー表を握りつぶした。
ある日、辰巳沙織(倉科カナ)が満面の笑みで、レストラン「リストランテ・ロッカビアンカ」へやってきた。
江崎究(江口洋介)に料理長を頼むと言っても、伝手も無く、途方に暮れていたのだが、ダメ元で料理人派遣会社に問い合わせたところ、江崎究(江口洋介)が登録していたというのだという。
今井耕助(松重豊)は「まさか。どうして派遣会社なんかに」と驚くが、辰巳沙織(倉科カナ)は「ほら、経歴にもテレーザで修業したと書いてある」と喜び、江崎究(江口洋介)を料理長として招くことにした。
「dinner(ディナー)のあらすじとネタバレの後編」へ続く。