ラストホープのあらすじとネタバレ
嵐の相葉雅紀が出演するフジテレビの医療ドラマ「ラストホープ」の第1話「見放された患者たちの最後の砦」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「ラストホープ」の原作や主題歌については、「ラストホープの原作や主題歌」をご覧ください。
■ラストホープのあらすじとネタバレ
帝都大学医学部附属病院は、各方面から最先端に医療を行う医者を集め、日本初となる高度先端医療センターを開き、話題となっていた。
多くの患者が一途の望みを託して高度先端医療センターへと押し寄せるなか、町医者出身の内科医・波多野卓巳(相葉雅紀)は丁寧に1人1人を診察するため、ロビーは患者で溢れかえっていた。
波多野卓巳(相葉雅紀)は、父親が経営する病院で町医者として働いていたが、父親が波多野卓巳(相葉雅紀)に最先端医療に触れさせるため、勝手に高度先端医療センターに応募し、採用が決まった内科医だった。
問題の患者・宮本孝介(佐藤祐基)は、14の病院をたらい回しにされ、帝都大学医学部附属病院を訪れたが、さらに高度先端医療センターへ廻されてきた。
宮本孝介(佐藤祐基)は4カ所に同時に癌が発症する同時性四重複癌だったうえ、1年前に心臓バイパス手術を受けており、手術に耐えられる体ではなかったため、14の病院でサジを投げられ、余命半年を宣告されていた。
波多野卓巳(相葉雅紀)は、宮本孝介(佐藤祐基)と婚約者・森田理沙子(佐藤江梨子)に病気の状況を説明していたが、いきなり、クッキーを食べ始めた。
看護婦の時田真希(桜庭ななみ)は慌てて「すみません。先生は絶対に3時のおやつが欠かせない人で」と説明するが、婚約者・森田理沙子(佐藤江梨子)が「ふざけないでください。のんきにおやつだなんて」と怒る。
すると、波多野卓巳(相葉雅紀)は「今更ジタバタしてどうするんです。14の病院でサジを投げられたんですよね。腹を据えて解決策を探るしかない」と答えた。
宮本孝介(佐藤祐基)が「探ってくれるんですか?てっきり、たらい回しにされるのかと思ってた」と驚くと、波多野卓巳(相葉雅紀)は「ラストホープ。たらい回しはここでお終い。患者さんにとって、ここは医療の最後の砦。ラストホープなんですよ」と告げたのであった。
翌日、波多野卓巳(相葉雅紀)は高度先端医療センターの医師を集め、宮本孝介(佐藤祐基)の同時性四重複癌の治療方法を話し合った。
再生医療研究の専門家・古牧利明(小日向文世)は、「簡単だ」と言い、癌治療研究の症例の資料を見せるが、全てマウスでの実験結果で役に立たなかった。
経眼科医の副島雅臣(北村有起哉)は、「他でも、たらい回しにされたんだ。諦めろ」とサジを投げた。
救命救急出身の外科医・橘歩美(多部未華子)が「1%でも可能性があれば、私は目の前の命を救う」と主張すると、副島雅臣(北村有起哉)は「そんなんだから、医療ミスで訴えられるんだ」と吐き捨てた。
そんななか、波多野卓巳(相葉雅紀)が3時のおやつを食べ始めた。おやつは、病院の角に新しく出来た店のストロベリーチョコレートロールだった。
波多野卓巳(相葉雅紀)は「これはイチゴを一度、凍らせてから砂糖をかけてるんです。凍らせてから戻せば、味が濃縮されてクリームとの相性が抜群」と説明する。
すると、酒好き競馬好きの血液内科医・萩原雪代(小池栄子)は、「どうしてみんなの分を買ってこないのよ。チーム医療はチームワークが重要よ」と怒り出した。
話しは進展せず、アメリカ帰りのゴッドハンド高木淳二(田辺誠一)が「これだけ色々なジャンルの医者が居て、何も方法が無いのか」と嘆くと、古牧利明(小日向文世)が「方法ならある」と言い、資料を出した。
橘歩美(多部未華子)は「またマウスだろ」と呆れるが、古牧利明(小日向文世)が「マウスではない」と答えると、みんなが資料に飛びついた。
確かに診療試験はマウス実験ではなかったが、犬や猿での実験結果で、実用にはもう1歩という状態だった。
橘歩美(多部未華子)は「ここは研究発表の場じゃない」と呆れるが、萩原雪代(小池栄子)が最後のページに効果のあった薬のリストを見つけた。
萩原雪代(小池栄子)が「凄いじゃないですか」と驚くが、研究しか興味の無い古牧利明(小日向文世)は「既に発表されたものに興味は無い。分子標的薬を思いつかない医者がいるとはな」と吐き捨てた。
従来の抗がん剤は癌の回りの正常な細胞も傷つけていたが、分子標的薬なら癌細胞だけを狙い撃ちできる。
さらに、遺伝子診断を行い、ナノデリバリーシステムを使って分子標的薬を癌まで運べば、かなり精度で癌を小さくできる。
しかし、心臓に負担をかけずに手術するという課題に直面した。もう1歩だったが、心臓への負担を軽減できなければ、心臓バイパス手術を受けている宮本孝介(佐藤祐基)を手術することは出来ず、話しは振り出しに戻った。
そのとき、波多野卓巳(相葉雅紀)は、食べていたストロベリーチョコレートロールは凍らせたイチゴを使用している事を思い出し思い出し、超低体温循環停止法を思いついた。
超低体温循環停止法は、他の臓器へのダメージも最小限に抑えることができる。さらに、来週には手術スピードを上げる秘密兵器の手術ボットが稼働する。
超低体温循環停止法に加えて手術ボットで手術時間を短縮すれば、心臓への負担が軽減できるため、宮本孝介(佐藤祐基)の手術に見通しが付いた。
「ラストホープのあらすじとネタバレの後編」へ続く。