福崎那由他がピッチャーを目指した理由

福崎那由他が出演するTBSの親子鷹ドラマ「とんび」の第3話「父と子の反抗期」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「とんび-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■とんび-第3話のあらすじ後編
その後、市川安男(内野聖陽)は、ふて腐れて小料理屋「夕なぎ」で酒を飲みながら、女将・たえ子(麻生祐未)に「親ってのは、こんなもんなのか?俺は親の背中を追っかけたことが無いから分かんないんだ」と愚痴をこぼした。

すると、女将・たえ子(麻生祐未)は朝顔の鉢を持ってきて、「これが双葉っていうの。双葉は最初に芽が出る葉っぱなんだけど、花が咲くのを観ることができないの。枯れちゃうの。初めに苦労をして芽を出しても、成長の全部を見ることができないの。それが双葉の宿命なの。親子ってそういうものかも知れないわね」と話した。

市川安男(内野聖陽)が「説教しやがって、出戻りが」と吐き捨てると、たえ子(麻生祐未)は「いいじゃない。側に居られるんだから。美佐子ちゃん(常盤貴子)なんて4年もいられなかったのよ。側に居たくても、居られない親もいるのよ」と諭した。

そこへ、幸恵(加藤貴子)がやって、2人を「すき焼きを食べに来ない」と誘った。

幸恵(加藤貴子)は、市川安男(内野聖陽)とたえ子(麻生祐未)と一緒に、寺へ登る山道を歩きながら、「私、流産したんです。何度も流産して、体に負担もかかるんで、さすがに諦めた方が良いって言われて」と話した。

そして、幸恵(加藤貴子)は「ごめんね。ヤスさん(内野聖陽)。のめり込みすぎだとは思ってたんだけど。息子とキャッチボールをするのが夢だったから、あの人(野村宏伸)。ごめんね」と謝った。

市川安男(内野聖陽)らが寺に着くと、和尚・海雲(柄本明)は市川安男(内野聖陽)と照雲(野村宏伸)の2人を「子供を追い詰めやがって。親失格だ」と叱り、子供の頃と同じように外で正座させた。

正座する照雲(野村宏伸)が「俺はコーチ失格だ」と言い、グローブをさし出すと、市川安男(内野聖陽)は「俺は人の死に目で銭を稼ぐヤクザな商売をしていない。まっとうな労働者はキャッチボールなんてしている暇はないんだ。だから、これからも頼むわ」と答えた。

市川安男(内野聖陽)は「それより、聞いたぞ。水くせえ」と切り出すと、照雲(野村宏伸)は「言ったって、どうにもならないし、暗くなるだけでしょ」と答えた。

市川安男(内野聖陽)は「暗くなるって、いつもヘラヘラしやがって。そんなんで和尚の後を継げると思ってるのか」と呆れると、照雲(野村宏伸)は「俺はオヤジみたいに良いことは言えない。だからせめて笑っていようと思って。寺の仕事は暗くなりがちだからさ、少しでも明るくしてあげたいんだ」と答えた。

そして、照雲(野村宏伸)は「言わないで欲しいんだけど。旭(福崎那由他)がピッチャーにこだわったのは、ヤス(内野聖陽)のためなんだ。ヤスって野球だとピッチャーの話しかしないだろ。対抗試合の日は父の日なんだ。だから、旭はマウンドに立ちたかったんだ」と話した。

市川安男(内野聖陽)が「なんで言わないんだよ。アイツ」と照れると、照雲(野村宏伸)は「照れくさいんだって。今日のすき焼きも、旭(福崎那由他)がそうしてくれって言ったんだ。お父さんが好きだからって。いいなヤスは。いいな」と、うらやんだ。

正座を終えて市川安男(内野聖陽)が寺に入ると、市川旭(福崎那由他)らは既にすき焼きを食べていた。

たえ子(麻生祐未)と幸恵(加藤貴子)は市川旭(福崎那由他)に、あれも食べなさい、これも食べなさい、と世話を焼いていた。みんなに囲まれて幸せそうな市川旭(福崎那由他)は、「全部食べるよ」と笑っている。

やがて、食事が終わり、市川安男(内野聖陽)と市川旭(福崎那由他)の2人が歩いて帰っている。

市川安男(内野聖陽)が「送ってもらえばよかったのい」と呆れると、市川旭(福崎那由他)は「お腹を減らさないと。それ、トンカツ用のお肉なんでしょ。帰ったら食べようよ」と答えた。

市川安男(内野聖陽)が「明日でいいじゃないか」と照れると、市川旭(福崎那由他)は「わかってないな。今日がいいんだよ。すき焼きの次はカツってさ。次は勝よ、お父さん」と答えた。

それを聞いた市川安男(内野聖陽)は寺の方角に向かって、「さまあみろ。お前らは双葉なんだ。最後はお父さんに戻ってくるんだよ」と叫んだのであった。

(シーンは現在に戻る)坂本由美(吹石一恵)に父親の事を話した市川旭(佐藤健)は「親を早くに亡くしたから、僕は色んな人の手で育てられた。僕には双葉みたいな人がいっぱい居た。だから、今度は僕が双葉になれたらって。恩返しみたいなものですから」と話した。

坂本由美(吹石一恵)は「本当に無理をしないでね。シッターさんだって頼めるんだし」と話すと、市川旭(佐藤健)は「ジャンボは学年誌だし、健介(黒澤宏貴)と遊ぶことは勉強にもなりますから」と答えた。

すると、坂本由美(吹石一恵)は「噂を聞いたの。偏見があるわけじゃないんだけど、子供と接して貰う身としては、基礎情報として知っておきたいの。ゲイって嘘だよね」と尋ねたのであった。

ドラマ「とんび」の原作や主題歌については『「とんび」の原作や主題歌』をご覧ください。

ドラマ「とんび」の第3話の感想は「佐藤健のゲイ(ホモ)疑惑」をご覧ください。

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