萩原聖人が自殺した理由
萩原聖人が出演する近親恋愛ドラマ「サキ(美しい隣人2)」の第4話「タブーの結末」の感想と視聴率です。第4話の視聴率は8.0%でした。
ドラマ「サキ」の第4話のあらすじとネタバレはサキ-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■サキ-第4話の感想
ドラマ「サキ」の第4話で野村康介(萩原聖人)が自殺した。野村康介(萩原聖人)が自殺した理由は、血の繋がった実の妹・祐樹(原田佳奈)を愛してしまったからだった。
野村康介(萩原聖人)は、血の繋がった実の妹・祐樹(原田佳奈)を愛しており、その禁断の愛に悩んでいた。
野村康介(萩原聖人)は網浜サキ(仲間由紀恵)にそそのかされて、妹・祐樹(原田佳奈)に対する禁断の思いを「誰にも見せない手紙」に綴った。
野村康介(萩原聖人)はその手紙を本の中に隠していたのだが、網浜サキ(仲間由紀恵)がその手紙を発見し、妹・祐樹(原田佳奈)に渡したと言い出した。
その結果、妹・祐樹(原田佳奈)に禁断の愛を知られてしまったと思い込んだ野村康介(萩原聖人)は、伊豆の崖から身を投げて自殺してしまったのである。
しかし、網浜サキ(仲間由紀恵)はその手紙を祐樹(原田佳奈)には渡していなかった。
さて、野村康介(萩原聖人)は自殺したが、網浜サキ(仲間由紀恵)が言う通り、妹・祐樹(原田佳奈)に禁断の愛を告白すればどうなっていたのだろうか。
妹・祐樹(原田佳奈)は「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と野村康介(萩原聖人)を慕っていたので、野村康介(萩原聖人)の事が好きだったと思う。
妹・祐樹(原田佳奈)が恋愛的に「好き」だったかは不明だが、野村康介(萩原聖人)もどうせ自殺するのなら、妹・祐樹(原田佳奈)に「好きだ」と禁断の愛を告白すれば良かったのではないか。
禁断の愛の告白に成功すれば、野村康介(萩原聖人)にとってはパラダイス生活が待っているし、失敗しても「お兄ちゃん変態」の烙印を押される程度だろう。
世の中には、告白もしていないのに、妹から「お兄ちゃん変態」の烙印を押されている兄が大勢居るはずだ。
さて、野村康介(萩原聖人)は網浜サキ(仲間由紀恵)の術中にはまって自殺した。
これで、網浜サキ(仲間由紀恵)の謀略によって自殺したのは、IT会社社長の中川肇(姜暢雄)と弁護士の野村康介(萩原聖人)で計2人になる。
野村康介(萩原聖人)に保険金がかけられるシーンは無いので、網浜サキ(仲間由紀恵)の動機は保険金目当てではないようだ。
網浜サキ(仲間由紀恵)はナレーションで「私に会うことが2度目だということを」と言っているが、野村康介(萩原聖人)が死んでも過去の接点は明らかにならなかった。
第5話から濱田直美(内田有紀)が動き出すようなので、濱田直美(内田有紀)が探偵役になり、次第に網浜サキ(仲間由紀恵)の過去を解き明かしていくのだろうか。濱田直美(内田有紀)の活躍に期待したい。
さて、第4話で野村康介(萩原聖人)が自殺したが、自殺の動機が弱いように思えた。
妹・祐樹(原田佳奈)が離婚しようとした理由も不明だし、もう少し、祐樹(原田佳奈)側からの視点も入れ、野村康介(萩原聖人)をもっと精神的に追い詰めて欲しかった。
前作ドラマ「美しい隣人」ではターゲットが1人だけだったが、今作ドラマ「サキ」ではターゲットが増えたため、1人1人の掘り下げ方が浅くなっており、少し物足りない感じがする。
ただ、ターゲットが増えたなら、増えたなりの面白さも演出できると思うので、今後の展開に期待したい。
網浜サキ(仲間由紀恵)は野村康介(萩原聖人)が書いたひみつの手紙を破ろうとしたが、破らずにポケットに戻した。あの手紙は今後のキーアイテムになりそうな気がする。
ドラマ「サキ」の原作や主題歌については「サキの原作と主題歌」をご覧ください。
ドラマ「サキ」第5話のあらすじは「サキ-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
コメント欄
弁護士が死んだってことは、理事長も死ぬんですね…
ワイン屋とゲームオタクも死ぬとしても、あっさり死にそう…
目的がわけわかんなくなってきたというかなんとも後味悪くなりそうですね。
■いつも見てます!さんへ
冷蔵庫のステーキは残り3枚なので、1人は助かりそうですね。ワインショップ店員の和繁(庄野崎謙)はターゲットではないような気がします。
初めまして。
録画をし損なってしまった回があるときなどよく参考にしています。
わかりやすいあらすじをありがとうございます。
いきなりのコメント失礼いたします。
野村康介(萩原聖人)が自殺したのは、妹にバレてしまったからではなく、
想いが叶ったからではないでしょうか?
サキが手紙に「想いがかなったら死んでもいい」と書かれていたと語ってます。
自殺理由の、伏線1ですね。
サキが手紙を妹に渡した(嘘)と告げたあとに
「彼女は受け入れてくれたわ」と告げてます。(これも嘘だけど)
彼は、ホテルに向かう途中のバス停で、妹の姿を見つけ手前で車を止めます。
やがて車中の兄に気付き「お兄ちゃん!」と
満面の笑顔で駆け寄ってくる妹の姿をみて
(自分の思いを受け入れてくれたんだ)本当に想いが叶ったのだと確信を得て・・・
(ってまぁ〜 サキの物言いによって勘違いさせられただけですが・・・)
彼にとっては、それだけで十分だったのでしょう。
「妹を愛しているが、汚したくはない・・・」と
その前のサキとのシーンでありました。
それが自殺理由の、伏線2でしょう。
サキによって、長年の想いがかなったと(本当は単なる勘違い野郎なのですが)
彼は想いがかなったというだけで満足だったのでしょう。
自分の長年の想いが解放され、初めて心底自由になり、
妹を肉体的には汚すコトなく、そして幸せな気持ちのまま、自ら命を絶った。
わたくしはこう解釈しましたが、おおむね脚本の意図はあっていると想います。
妹にバレたから死んだっていうのは・・・少々短絡的ですよ・・・
でなきゃ自殺する直前に、車の中で安らかで幸福な笑みをうかべませんね。
まぁ、人生で一番幸せな気持ちを抱いたまま、
死んじゃえば幸せさ〜っていう 自己中きわまりない自殺ですけど。。。
一昔によくあった映画シーンやネタを、繋いだようなドラマですからね。
今回のも何かで観たような・・・(笑
演出は、氷の微笑っぽいですけどね。
このドラマはまぁまぁなB級ですけど、最終回のオチしだいで
駄作か良作か B級かD級か・・・大きくわかれると思います。
突っ込みドコロ満載なドラマですけど、とりあえず最終回まで観たいと想います。
■弁護士の自殺理由の考察さんへ
なるほど、深い考察に感服しました。まったく、その通りだと思います。
たしかに、最近は、どこかで見たことのあるような感じのするドラマが多いですね。「1」を超える「2」は無いと言いますから、ドラマ「先」も前作の「美しい隣人」を超えられないと思います。だから、ある程度、納得できるオチなら、御の字だと思います。