黒木瞳が殺人を告白

黒木瞳が出演するテレビ朝日の嫁姑戦争ドラマ「おトメさん」の第8話「おトメさん」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「おトメさん-第8話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■おトメさん-第8話のあらすじ後編
一方、水沢麻子(黒木瞳)がリビングへ戻ると、福本章介(市川勇)は水沢麻子(黒木瞳)を人質に取り、水沢李里香(相武紗季)に「これを飲め。苦しまずに死ねる」と言い、瓶を差し出した。

人質になった水沢麻子(黒木瞳)は「嫁が姑のために死ぬわけないじゃない。むしろ喜ぶかもしれない。幸い貴方は誰も殺したわけではありません。貴方がここに居ることは、誰にも知られていない。今出て行けば、警察にも黙っています」と説得した。

そのとき、玄関の呼び鈴が鳴った。インターフォンを見ると、来客は刑事・呉竹次郎(大地康雄)らだった。福本章介(市川勇)は「警察じゃないか。何かしたのか」と動揺する。

なんど呼び鈴を押しても応対は無く、刑事・呉竹次郎(大地康雄)らが諦めて帰ろうとしたとき、隣人・梶原うめの(冨士眞奈美)が「変なんですよ」と声をかけ、呉竹次郎(大地康雄)らを自宅へ招いた。

インターフォンの画面から、刑事・呉竹次郎(大地康雄)らが消えたため、福本章介(市川勇)は安堵すると、水沢李里香(相武紗季)が「いいわよ。飲むわよ」と言い出した。

一方、隣人・梶原うめの(冨士眞奈美)は呉竹次郎(大地康雄)らを2階へ上げ、「変なのよ。カーテンが閉まってるの。いつもは空いてるのに」と教えた。

梶原美由紀(鈴木砂羽)も、返して貰ったマフラーにバラの茎が入っていた事を話すが、若手刑事・梶原卓(大浦龍宇一)は「紛れ込んだけじゃないでしょうか?」と関心を示さなかった。

梶原美由紀(鈴木砂羽)は「麻子さん(黒木瞳)はバラに特別な思い入れがあるみたいで。花言葉も知ってたし」と話すと、若手刑事・梶原卓(大浦龍宇一)は携帯電話でバラの花言葉を調べた。

そして、若手刑事・梶原卓(大浦龍宇一)が「茎にも花言葉があるんだ。バラの茎の花言葉は『不幸中の幸い』です」と驚くと、刑事・呉竹次郎(大地康雄)は「庭をお借りします」と言い、梶原家の庭へ出た。

梶原家の庭に出た呉竹次郎(大地康雄)は、「不幸中の幸いとは、不幸の中に幸いがあるということだ。バラの茎は折れ目が新しい。わざわざ、こんな奇妙なことをするか?それに、いつもは空いているカーテンが閉まっている。監禁されているとは思わないか」と言い、若手刑事・梶原卓(大浦龍宇一)に応援を呼びに行かせた。

そして、呉竹次郎(大地康雄)は梶原家の庭から水沢家へとの庭へと入ると、工具で窓の鍵を開け、室内へと忍び込んだ。

一方、水沢家のリビングでは、水沢李里香(相武紗季)は「もういいの。私はもう未練が無い。母が死んでから、投げやりになったけど、優太さん(郭智博)と会って頑張ってみようと思った。でも、世の中には幸せになれない人間も居るって思い知ったの。最後に誰かのために死ねるのなら、悪くない」と言い、自殺しようとしていた。

人質になっている水沢麻子(黒木瞳)が「駄目よ」と止めると、水沢李里香(相武紗季)は「うるさいわね、私が良いって言ってるでしょ」と言い、水沢麻子(黒木瞳)に合図を送る。

合図に気付いた水沢麻子(黒木瞳)は、悲鳴を上げて福本章介(市川勇)の腕を振り払う。

すると、水沢李里香(相武紗季)が福本章介(市川勇)に小麦粉をかけた。水沢麻子(黒木瞳)は福本章介(市川勇)が混乱しているうちに、水沢李里香(相武紗季)の方へと逃げ出した。

そこへ、刑事・呉竹次郎(大地康雄)が飛び込んできた。驚いた福本章介(市川勇)は近くにあったストーブを倒して石油を溢れ出させると、ライターに火を付けた。

一方、水沢優太(郭智博)は自宅で事件が起きていることを知り、自宅へ駆け付け、水沢博行(石田純一)にも電話して知らせた。

家の中では、刑事・呉竹次郎(大地康雄)が福本章介(市川勇)を説得していたが、福本章介(市川勇)は「もう、誰にも騙されない」と言い、説得に応じなかった。

呉竹次郎(大地康雄)は「私は家族を捨てたから言ってるんだ。ずいぶん昔の話しだが、一緒に暮らしてる女に子供が出来た。でも、一緒になろうとは言わなかった。生ぬるい生活より、手柄が欲しくて捨てた。後悔は無いが、定年を前にあの時のガキがどうなっているか気になった。調べたら、結婚していることが分かってな。たまたま娘が嫁いだ先で事件が起きていることが分かって、捜査にかこつけて顔を見に行った。絶対に名乗るつもりは無いが、家族を捨てた事の重みを、この年になって感じている。アンタはまだ間に合う」と説得した。

それを聞いた福本章介(市川勇)は、その場に崩れ落ち、事件は解決した。水沢李里香(相武紗季)は何も言わず、呉竹次郎(大地康雄)を見つめていた。

事件を見守っていた梶原美由紀(鈴木砂羽)と梶原うめの(冨士眞奈美)の2人は、刑事から感謝状が出るかも知れないと教えられ、手を取り合って喜んだ。

その日の夜、水沢優太(郭智博)は家族に「こんな時に何だけど、俺たち出て行くよ。同居を解消して、李里香(相武紗季)と2人で暮らしたいんだ。今日のことで分かった。俺には李里香(相武紗季)が必要なんだ」と告げた。

しかし、水沢麻子(黒木瞳)は「嫌よ。私は絶対に嫌よ」と言い、自室へ引きこもった。

水沢博行(石田純一)は水沢麻子(黒木瞳)を追いかけ、「いいじゃないか。子供が出て行ったら、寂しいのは分かるけど。2人でやり直さないか」と説得した。

一方、自室へ戻った水沢李里香(相武紗季)は「良いのかな。2人で住みたいよ。でも、お母さんは納得してないみたいだし、私も同居も悪くないなって思ってきたから」と迷っていた。

水沢優太(郭智博)は「俺の答えが聞きたいって言ったよな。これが俺の返事なんだ」と告げると、水沢李里香(相武紗季)は笑顔を見せた。

翌日、水沢麻子(黒木瞳)は水沢李里香(相武紗季)に「出て行くのを考え直してくれない?貴女にこの家をお願いしたいの」と頼んだ、

水沢李里香(相武紗季)が「どういう意味ですか?」と尋ねると、水沢麻子(黒木瞳)は「貴方のことを調べてごめんなさい。貴方の全てに裏があるように思えたの。でも、全て私に原因があるの。嫁は絶対に姑を憎むに違いないって思っていたから」と話した。

そして、水沢麻子(黒木瞳)は家計簿を取り出すと、空白になっているページを開いて、「どうして何も書いてないか訊いたわよね。ここは、お姑さんが無くなった時だったの。私が殺したの」と話した。

水沢李里香(相武紗季)が「お母さん、何を言ってるんですか?趣味が悪い冗談ですよ」と笑ったが、水沢麻子(黒木瞳)は真顔で水沢李里香(相武紗季)を見つめていたのだった。

おトメさん-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。

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