ドラマ「サキ」の最終回と結末の予想
仲間由紀恵が出演するマイヤー沙樹ドラマ「サキ(美しい隣人2)」の第10話「母を殺した最後の男」の感想と最終回と結末の予想です。
ドラマ「サキ」台10話のあらすじとネタバレは「サキ-第10話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■サキ-最終回の予想
ドラマ「サキ」で4枚目のステーキになったのは、港南総合病院の理事長・須藤繁之(高嶋政伸)だった。
網浜サキ(仲間由紀恵)がステーキを食べので、須藤繁之(高嶋政伸)の家庭が崩壊し、須藤繁之(高嶋政伸)から須藤恵(富田靖子)や和繁(庄野崎謙)を奪ったことで復讐は終了したようだ。
須藤繁之(高嶋政伸)については心境が全く理解できない。須藤繁之(高嶋政伸)は家族に「あの女は止めておけ」と言ったが、その後、網浜サキ(仲間由紀恵)の部屋に見舞いを持って行った。この辺りの心理が今ひとつ分からない。
さて、網浜サキ(仲間由紀恵)は第10話で2本のワインを買った。1本は1989年産のワインで、もう1本は1987年産のワインだ。
1989年は須藤繁之(高嶋政伸)と須藤恵(富田靖子)とが結婚した年で、1989年産のワインは4番目のターゲット・須藤繁之(高嶋政伸)の家庭崩壊のお祝いに網浜サキ(仲間由紀恵)が飲んだ。
1987年は今(2013年)から26年前なので、最後のターゲットは新田隼人(三浦翔平)で間違いないだろう。新田隼人(三浦翔平)も「俺が母さんを殺した」と言っている。
では、新田隼人(三浦翔平)はどのようにして新田明美(朝加真由美)を殺したのだろうか。
新田明美(朝加真由美)は街中で倒れ、病院へ運ばれたが、急性心不全で死亡した。
医師によると、新田明美(朝加真由美)は心不全を起こしやすい心室中隔欠損症という先天性の心臓病を抱えていた。この心室中隔欠損症は、大きな手術などをしていると、さらに心不全を起こしやすくなるのだという。
新田隼人(三浦翔平)が「母親を殺した」と言うのは、医師が言う「大きな手術」と関係があるようだ。
これは、新田隼人(三浦翔平)が生まれるとき、大変な難産で、新田明美(朝加真由美)に大きな負担がかかっていたため、寿命を縮めたというケースが考えられる。
新田隼人(三浦翔平)が難産だったなら、新田隼人(三浦翔平)が「母親を殺した」と自責する理由も説明が付く。
ただ、新田隼人(三浦翔平)がパソコンで「心室中隔欠損症 移植手術」と検索している点が気になる。最終回で移植手術がどのように関係してくるのだろうか。
また、出産が新田明美(朝加真由美)の命を縮めたのであれば、新田明美(朝加真由美)から生まれた網浜サキ(仲間由紀恵)にも3%くらいは責任があるのではないか、という疑問が残る。たとえ、網浜サキ(仲間由紀恵)がスポンと生まれていたとしてもだ。
■最終回の予想
新田明美(朝加真由美)は街中で心不全を起こして倒れたため、救急車で病院へ搬送された。
ただ、救急車は受け入れを承諾した港南総合病院へ向かったが、野村康介(萩原聖人)・中川肇(姜暢雄)・本田典史(岡田義徳)が原因で、足止めを食ってしまった。
救急車は遅れながらも港南総合病院へ到着したが、港南総合病院には数分の差で、万引き(窃盗)をして逃げた途中に階段から落ちて怪我をした和繁(庄野崎謙)が運び込まれており、新田明美(朝加真由美)は受け入れを拒否されてしまう。
救急車は仕方なく、遠くにある白波医療センターへと向かったが、既に手遅れで新田明美(朝加真由美)は死んでしまったと予想する。
野村康介(萩原聖人)・中川肇(姜暢雄)・本田典史(岡田義徳)の3人は最終回で個別に説明する時間が無いと思うので、1度に処理するだろう。
そうすると、中川肇(姜暢雄)と本田典史(岡田義徳)の2人が交通事故を起こし、野村康介(萩原聖人)が事故を仲裁したというところだろうか。
■サキ-第10話の感想
須藤恵(富田靖子)が網浜サキ(仲間由紀恵)の部屋に乗り込んだとき、網浜サキ(仲間由紀恵)が視線で須藤恵(富田靖子)を誘導した。
また、網浜サキ(仲間由紀恵)は、包丁を突き付けている須藤恵(富田靖子)に対して意外なことを言い、須藤恵(富田靖子)の思考を混乱させて、味方に取り込んだ。
網浜サキ(仲間由紀恵)は色々と心理学のテクニックを多様しているのだが、おそらく、それを理解できる視聴者は少ないだろう。
ドラマ「サキ」は細かな所に拘りすぎて、ストリーが雑になっている。特に、濱田直美(内田有紀)の推理は雑過ぎる。
他の部分が雑だから、網浜サキ(仲間由紀恵)が心理学を使って相手を誘導するシーンも、ただ雑なだけに見えてしまう。
また、包丁を突き付けて網浜サキ(仲間由紀恵)を殺そうとした須藤恵(富田靖子)が落ち着きを取り戻し、網浜サキ(仲間由紀恵)の部屋で朝食をとり、「このドレッシングは凄く美味しい」と言っていた点も分かり難かった。
このシーンは、須藤恵(富田靖子)はこれまで須藤繁之(高嶋政伸)の健康のために薄味の食事ばかりを作っていたため、ドレッシングをかけたサラダを食べることで須藤繁之(高嶋政伸)との決別を表したのだと思う。やりたいことは分かるが、もう少し工夫が必要だと思った。
ドラマ「サキ」の第10話まで観る限り、脚本家・渡辺千穂はかなり分かり難い脚本を書いているので、最終回の結末も分かり難い結末になるかもしれない。良い意味で最終回の予想を裏切って欲しい。
■小瓶の毒
網浜サキ(仲間由紀恵)が本棚に隠していた小瓶には毒が入っているようだ。おそらく、その毒は新田明美(朝加真由美)が育てていたダイヤモンドリリーから採取した毒だろう。
新田明美(朝加真由美)が育てていたダイヤモンドリリーは彼岸花の親戚で、ダイヤモンドリリーや彼岸花にはアルカロイド系の毒が含まれている。
網浜サキ(仲間由紀恵)は毒を使って新田隼人(三浦翔平)に復讐を果たすのであれば、新田明美(朝加真由美)が育てていたダイヤモンドリリーから採取した毒を使うのがベストだと思う。
ドラマ「サキ」の最終回(第11話)のあらすじと結末ネタバレは「サキ-最終回のあらすじと結末ネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「サキ」のノベライズや原作については「サキの原作と主題歌」をご覧ください。
コメント欄
隼人が、過去に母・明美から臓器か何かわかりませんが、移植手術をしてもらったのでは?
そのせいで明美の寿命が縮んだということではないでしょうか…。
失礼しました。
よ、よだれが………???どうしていいかわからないほど動揺しました(笑)。富田さん期待通り怖くてよかったです。ちょっとアッサリいい人に戻っちゃったのが残念でしたが。
移植については私も通りすがりさんと同じような予想をしてました。お母さんは隼人に腎臓を片方あげたとか、そんな感じで隼人は助かったけどお母さんには寿命縮めるほどの負担だったとかだろうな~って。
今から最終回が楽しみです!美しい~の時みたいにサキがキック炸裂したり暴れて発狂してたら面白いだろうな~と。今回のサキは優しげに微笑んでるだけで、そこが物足りない。でもサキの来い来いって感じの手招きは前回と同じですね(笑)。笑ってしまいます。
■通りすがりの者ですさんへ
なるほど。新田明美(朝加真由美)が新田隼人(三浦翔平)に臓器を提供していれば、新田隼人(三浦翔平)が責任を感じるし、「心室中隔欠損症 移植手術」と検索したことも辻褄が合いますね。
■高嶋弟!さんへ
須藤恵(富田靖子)にはもっと長い間暴走して欲しかったので、少し残念でした。須藤恵(富田靖子)が毒が抜けて一変したのは、さすが女優と感心させられました。
最後の妊娠なぞすぎます。誰の子?続きがあるのかな、、期待してます
■さぁさんへ
最終回で網浜サキ(仲間由紀恵)が妊娠した子供は、ドラマ「美しい隣人」に登場する網浜サキ(仲間由紀恵)の子供・隼人だと思います。
息子・隼人の父親は、筧雅彦(高知東生)なのでドラマ「サキ」には登場していません。
ドラマ「サキ」の最終回から、ドラマ「美しい隣人」へ続くという設定なのだろうと思います。