夜行観覧車-最終回と結末のネタバレ

鈴木京香が出演するTBSのドラマ「夜行観覧車」の最終回(第10話)「犯人が語る事件の動機…家族の未来」のあらすじと結末ネタバレの結末ネタバレ編です。

このページは「夜行観覧車-最終回のあらすじと結末ネタバレ」からの続きです。

■夜行観覧車-最終回のあらすじ後編
事件から10日後、遠藤真弓(鈴木京香)は小島さと子(夏木マリ)の自宅を訪れると、小島さと子(夏木マリ)は帰ってこない夫の服をクリーニング屋に渡していた。

遠藤真弓(鈴木京香)は「良幸君(安田章大)たちは、これからも、ひばりヶ丘に居たいそうです。辛いけど、何倍も思い出が残ってるからって。お力になって頂けませんか?見守ってくださるだけで良いんです」と頼んだ。

小島さと子(夏木マリ)は「あの子達、小さい頃、時々、うちに遊びに来てたの。この家も賑やかだった事があるのよ」と、昔を懐かしがった。

遠藤真弓(鈴木京香)は「落ち着いたら、良幸君(安田章大)たちとご飯を食べようと思うんです。小島さん(夏木マリ)もご一緒しませんか?」と誘うと、小島さと子(夏木マリ)から笑みがこぼれた。

一方、学校では、担任が遠藤彩花(杉咲花)に「志保(吉田里琴)が彩花(杉咲花)のカバンを川へ落としてるところを見たって言う人が居るんだ。何かあったら先生に相談するんだぞ」と告げた。

話を聞いていた村田志保(吉田里琴)が、担任に「彩花(杉咲花)の相談相手は私だもん。友達だもん」と話すと、遠藤彩花(杉咲花)は「違う」と呟いた。

担任が立ち去ると、村田志保(吉田里琴)は遠藤彩花(杉咲花)に「違うって、どういう意味?小学生のとき、リカに虐められているのを、かばってやったのは誰?私でしょ。私が居なければ、アンタは1人ボッチよ」と詰め寄る。

遠藤彩花(杉咲花)は「ボッチで良い。アンタなんて友達じゃない」と言い、村田志保(吉田里琴)を拒否すると、村田志保(吉田里琴)は遠藤彩花(杉咲花)に掴みかかった。

その日、遠藤真弓(鈴木京香)は学校に呼び出された。村田志保(吉田里琴)の母親は、遠藤彩花(杉咲花)に謝罪し、「帰ったらお父さんに叱ってもらうからね」と言い、村田志保(吉田里琴)を連れて帰った。

学校からの帰り、遠藤真弓(鈴木京香)は「寄りたいところがあるの」と言い、遠藤彩花(杉咲花)を観覧車の下へ連れて行き、2人で観覧車を見上げた。

遠藤真弓(鈴木京香)が「大丈夫?」と尋ねると、遠藤彩花(杉咲花)は「志保(吉田里琴)に言いたいことを言えたし、もう良い」と答えた。

遠藤真弓(鈴木京香)は「彩花(杉咲花)が嫌なら、ひばりヶ丘から引っ越したって良いのよ。3人一緒なら、何処だって良い。引っ越したのは、彩花のためじゃ無かったね。自分のためだね。もっと幸せになりたいって思ったけど、十分に幸せだったんだね」と語る。

そこへ、遠藤啓介(宮迫博之)がやってきた。家族3人は観覧車に乗り、ひばりヶ丘を眺めた。上から見ると、どの町も一緒だね。

遠藤彩花(杉咲花)は「どこへ行っても、この3人でしょ。やっていくしかないじゃん。他に帰るところが無いもん」と言い、笑顔を取り戻した。

一方、高橋慎司(中川大志)ら兄弟3人は、高橋淳子(石田ゆり子)と面会すると、高橋淳子(石田ゆり子)は「ごめんなさい。貴方たちの人生を無茶苦茶にして」と涙ながらに謝罪した。

高橋慎司(中川大志)は「母さん、僕が初めて、バスケで優勝した時のことを覚えてる?凄く喜んでくれたよね。お祝いにイチゴのケーキを焼いてくれたよね。凄く嬉しかった。今まで、母さんがしてくれたことは忘れないよ」と話した。

高橋良幸(安田章大)は「今も許せない。けど、無くした物を取り戻すよ。3人で支え合って生きていくよ」と話した。

高橋比奈子(宮﨑香蓮)は「兄弟3人でいつも仲良くやれって言ってたよね。その約束を守るから」と話した。

兄弟3人の言葉を聞いた高橋淳子(石田ゆり子)は、「ごめんなさい。ごめんなさい」と何度も謝罪して、泣いた。

ある日、刑務所に収容されている高橋淳子(石田ゆり子)から手紙が来た。

真弓さん(鈴木京香)と話しがしたい。でも、今は会うのが怖い。私は完璧な母親でありたかった。それが家族のためだと信じていた。母親失格、そう言われる事が怖かった。私は、この幸せな家庭にふさわしくない。誰かにそれを気付かれる日が来る。いつか、何もかも失い日が来る。私の歪んだ心が家族を壊してしまった。

手紙を読んだ遠藤真弓(鈴木京香)は、高橋淳子(石田ゆり子)に手紙を書いた。

貴女(石田ゆり子)がどれだけ家族を愛していたか、良幸君(安田章大)達を見ていれば分かります。貴女の家で起こった事は、私の家で起こっても不思議では無かった。

全て順調とは言えないかもしれません。でも、小島さん(夏木マリ)や皆さんが力になってくれるから、安心してください。淳子さん(石田ゆり子)がこの街に帰ってるのを待っています。

事件後、兄弟のために大学を辞めると言っていた長男・高橋良幸(安田章大)は、奨学金をもらい、京都大学へ復帰した。

坂の上にある清修学院へ通っていた長女・高橋比奈子(宮﨑香蓮)と次男・高橋慎司(中川大志)の2人は、坂の下の公立高校へと転校した。

ある日の朝、高橋比奈子(宮﨑香蓮)と高橋慎司(中川大志)の2人が坂を下って登校していると、坂を登ってくる通学生が「ほら、あの子」と指さし、高橋慎司(中川大志)らの事を噂している。

すると、遠藤彩花(杉咲花)は「言いたいことがあれば、ハッキリ言いなさいよ」と文句を言い、高橋慎司(中川大志)らに「もう友達はできた?」と笑顔で話しかけた。

一方、遠藤真弓(鈴木京香)は刑務所を訪れ、高橋淳子(石田ゆり子)と面会し、2人はガラス越しに手を合せたのだった。

鈴木京香のナレーション…観覧車は不思議な乗り物だ。どこにも行けない。昨日から今日、今日から明日。変わらずに回り続けることがどれほど幸せか、今ならわかる。

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コメント欄

びっくり

  • 投稿者-
  • ゆみ

原作を読み終えて、どうも消化不良な感じがしたのですが、ドラマは原作に足りない部分を補っている感じですね。参考になりました。ありがとうございます。

  • 投稿者-
  • 匿名

悲しいお話ですね…

  • 投稿者-
  • 匿名

一つ疑問点が。結局、凶器はどうなったのか。

  • 投稿者-
  • 匿名

■匿名さんへ
確か、凶器は遠藤啓介(宮迫博之)が埋めたまま終わったと思います。

  • 投稿者-
  • 管理人