「モリのアサガオ」の第2話のあらすじとネタバレ
ドラマ「モリのアサガオ」の第2話「死刑執行命令」のあらすじとネタバレです。原作のあらすじは「リのアサガオのあらすじモ」をご覧下さい。
刑務官の及川直樹(伊藤淳史)は、東陽新聞の記者で恋人の沢崎麻美(香椎由宇)に連れられて、倉持多恵子(中村ゆり)と会う。倉持多恵子は確定死刑囚・星山克博(大倉孝二)に家族を殺された被害者遺族だった。
星山克彦は7年前、倉持多恵子の家族が営む食堂「とみ」で、無銭飲食しようとし、それをとがめた倉持多恵子の両親と祖母を殺害した。出会えに出ていた倉持多恵子が食堂へ帰ってくると、店内は血の海だった。
倉持多恵子はスキル胃がんで入院しており、余命僅かだった。残り僅かとなった倉持多恵子は、家族を奪った星山克彦が何を考えているのか、ちゃんと反省しているのかを知りたいと思うようになっていた。
倉持多恵子は星山克彦に何通も手紙を書いたが、返事は無く、東陽新聞へ投稿したことを通じて、沢崎麻美(香椎由宇)と知り合っていた。
倉持多恵子は星山克彦が改心したのかを尋ねるが、及川直樹は「答えられない決まりになっている」と言い、病室を出た。及川直樹には、お菓子を食べ、家の模型を作ってる星山克彦が何を考えているのか分からなかった。
及川直樹が星山克彦に倉持多恵子に会ったことを明かすと、星山克彦は「出前に出ていて、せっかく命拾いしたのに、まさか病気で死んでしまうとはな。家族を皆殺しにした俺より先に死んじまうとはな」と高笑いした。
ある日、及川直樹が運動場で監視していると、運動場に渡瀬満が入ってきた。憧れのヒーロー渡瀬満の球を受けてみたかった及川直樹はしゃがみ込み、ミットをかまえた。渡瀬満はボールを投げた。及川直樹はキャッチャーミットでボールをしっかりと受け取り、渡瀬満に返球した。2人しか見えないボールだった。
及川直樹は星山克彦に差し入れしている女性を訪ねた。施設「竹の花園」の園長・佳子先生だった。佳子先生は及川直樹に星山克彦の生い立ちを話した。
星山克彦は5歳の時に両親が離婚して、母親に引き取られた。母親とアパートで2人暮らしを始めるが、まもなく母親は新しい男を作り、帰ってこなくなってしまった。
星山克彦は餓死寸前の状態で発見され、施設「竹の花園」に引き取られた。施設に入った星山克彦は両親の仲の良かった時期を思い出し、家の模型を作るようになった。
佳子先生が話していると、吉岡小春がお茶を持ってきた。吉岡小春は両親を目の前で殺されていこう、口がきけなくなっていた。佳子先生は吉岡小春が画いた絵を及川直樹に見せた。
吉岡小春の絵は全て風景画だった。佳子先生は、「絵は描けても、人が画けない。事件のショックで人の姿をイメージできないのうだろう」と話した。「モリのアサガオのネタバレ」へつづく。