広瀬アリスが虐められて便所飯でリストカット
広瀬アリスが出演する日本テレビの便所飯ドラマ「35歳の高校生」の第1話「便所メシ?トイレで食べて美味しいの?」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
このページは「35歳の高校生-あらすじとネタバレ」からの続きです。
■35歳の高校生-あらすじ後編
その日の夜、両親は長谷川里奈(広瀬アリス)の事で夫婦喧嘩を始め、別れ話をしていた。
一方、長谷川里奈(広瀬アリス)は自室で、「みんな私が受験に失敗したからいけないのよね。私が居なければ、みんな上手くいくのよね」と言い、カッターを左手首に当てて泣き崩れた。
翌日、長谷川里奈(広瀬アリス)は登校すると、泉優奈(北山詩織)が「長谷川が学校に来たんだ。ヒッキーになり損ねたな。つまらない」と嫌みを言った。
その日の昼、長谷川里奈(広瀬アリス)が便所で弁当を食べていると、隣の個室から「なんとなく分かってきた。落ち着くし、教室よりも良いかも」という(米倉涼子)の声が聞こえてきた。隣の個室では、馬場亜矢子がパンを食べていたのだ。
長谷川里奈(広瀬アリス)は「馬場さん(米倉涼子)となら友達になれたかも。私、たぶん転校するから。親の離婚話があって、母親について行くことになった」と打ち明けた。
馬場亜矢子(米倉涼子)が「勝手だね」と答えると、長谷川里奈(広瀬アリス)は「悪いのは全部、私。私が受験に失敗したから、家の雰囲気が悪くなって、両親の喧嘩も増えたの」と話した。
馬場亜矢子(米倉涼子)は「今度、もっと詳しく聞かせてよ。お弁当を食べながら。私の分も作っておいてくれない?おいしそうだったから」と頼んだ。
便所飯を終えて長谷川里奈(広瀬アリス)がクラスに戻ると、長谷川里奈(広瀬アリス)の席に便座が置いてあった。
怒った長谷川里奈(広瀬アリス)は「私がトイレに行くのは、下品で低俗な貴方たちと一緒に居たくないからよ。私には友達なんて必要ない」と言い、教室を飛び出した。
馬場亜矢子(米倉涼子)は「私には友達なんて必要ない」という言葉を聞いて、過去の自分を思い出し、長谷川里奈(広瀬アリス)を追いかけた。
長谷川里奈(広瀬アリス)はトイレの個室へ逃げ込んで安堵するが、壁に「いなくなっちゃえば?君が消えれば、みんなが幸せになれる」という紙が貼ってあった。
張り紙を見た長谷川里奈(広瀬アリス)は過呼吸を起こし、カバンの中からカッターを取り出すと、左手に当てた。
そのとき、ドアがドスン、ドスンと響き、ドアが開いた。馬場亜矢子(米倉涼子)は消化器でドアを壊したのだ。
馬場亜矢子(米倉涼子)は長谷川里奈(広瀬アリス)を抱きしめ、「苦しいんだよね。自分で作った檻の中に入って、出られなくなって」と諭して、カッターを取り上げた。
しかし、長谷川里奈(広瀬アリス)は「全部、私が悪いの。受験に失敗して。私なんて居なくなれば良いの。なんなのアンタ。だったら教えてよ。どうして楽になれるのか。リストカットを止めろって言うのなら教えてよ」と叫んだ。
馬場亜矢子(米倉涼子)は「止めろなんて言ってない。いくらでも切りなよ。アンタの腕。でも、ここでじゃない。知らないんでしょ。両親は腕を切ってること。だったら、見せつけてやりなよ。苦しくても、声を上げなければ何も伝わらないわよ」と告げた。
そして、馬場亜矢子(米倉涼子)は長谷川里奈(広瀬アリス)を車に乗せ、長谷川里奈(広瀬アリス)の自宅へと向かった。
長谷川里奈(広瀬アリス)は自宅に帰りると、両親の前で、左手を出してカッターを突きつけ、「私がいけないんでしょ。だから、お父さんとお母さんは喧嘩するようになったんでしょ」と告げた。
すると、父親は長谷川里奈(広瀬アリス)にかけより、ビンタすると、「お前が要らないだなんて、そんな馬鹿なことあるか」と言い、カッターを奪い取った。
母親は「ごめんね。リストカットのことは知ってた。リストカットは私たちへの当てつけかと思って。離婚すれば、里奈(広瀬アリス)のリストカットもどうにかなるかと思ってた」と話した。
父親は「ゴメンな。つらかったよな」と言い、長谷川里奈(広瀬アリス)を抱きしめた。母親も長谷川里奈(広瀬アリス)を抱きしめ、家族3人は抱き合った。
結局、長谷川里奈(広瀬アリス)は、自分のせいで両親が喧嘩していると思い込み、リストカットをしていた。一方、両親は自分たちの喧嘩のせいで長谷川里奈(広瀬アリス)がリストカットしているものだと思い込み、離婚しようとしていた。
翌日、馬場亜矢子(米倉涼子)が校舎の屋上で黄昏れていると、長谷川里奈(広瀬アリス)がやってきた。
長谷川里奈(広瀬アリス)は「私が1人目で良いかな?友達、100人作るんでしょ。お弁当、2人分作ってもらった」と言い、弁当を差し出した。
長谷川里奈(広瀬アリス)は屋上のベンチに座って馬場亜矢子(米倉涼子)と一緒に弁当を食べると、「やっぱり、便所飯より良いかも」と話したのであった。
ドラマ「35歳の高校生」の原作や主題歌は「35歳の高校生-原作と主題歌」をご覧ください。
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