ガリレオ2-あらすじとネタバレ
柴咲コウが出演するフジテレビの東野圭吾ドラマ「ガリレオ2」の第1話「幻惑す(まどわす)」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「ガリレオ2」の原作と主題歌は「ガリレオ2の原作と主題歌」をご覧ください。
■ガリレオ2のあらすじ
ある日、雑居ビル5階の1室で新興宗教団体「クアイの会」の集会中が開かれていた。
「クアイの会」の教祖の連崎至光(大沢たかお)は「この中に裏切り者が居る。君の心を浄化させる」と言い、信者・中上に手のひらをかざして念を送る。
すると、信者・中上は苦しみだし、ビルの窓を突き破り、ビルから転落して死亡した。
通報を受けた刑事・内海薫(柴咲コウ)が、事件現場に駆けつける。
この日は新興宗教団体「クアイの会」を取材している週刊誌の記者が集会に立ち会っており、記者は信者・中上が飛び降りる様子の連続写真を撮影していた。
写真を観た内海薫(柴咲コウ)が自殺で処理しようとすると、教祖・連崎至光(大沢たかお)が「中上君を殺したのは私です」と言い、自首した。
教祖・連崎至光(大沢たかお)は、自分には心を浄化する念を送る能力があると言い、「信者・中上が教団のお金を使い込んでいたため、古参信者に裏切られたという怒りから、念に力を込めすぎた」と自供した。
一方、信者・中上の死因は転落による脳挫傷で、死因に不審な点は無かったが、なぜか眼球が白濁していた。
捜査を担当する内海薫(柴咲コウ)が1年間のアメリカ研修が決定しており、岸谷美砂(吉高由里子)が内海薫(柴咲コウ)の後任として着任する。岸谷美砂(吉高由里子)は帝都大学出身で、実績も無いのに性格が高飛車な女性だった。
内海薫(柴咲コウ)は、死亡した信者・中上の眼球が白濁している件について、帝都大学の准教授・湯川学(福山雅治)に捜査協力を求めた。
岸谷美砂(吉高由里子)も帝都大学出身だが、法学部出身なので湯川学(福山雅治)の事は知らなかった。
帝都大学を訪れた内海薫(柴咲コウ)は、湯川学(福山雅治)に、1年間のアメリカ研修へ行くことを報告し、後任となる岸谷美砂(吉高由里子)を紹介した。
そして、内海薫(柴咲コウ)が新興宗教団体「クアイの会」で起きた事件の事を相談するが、湯川学(福山雅治)は全く興味を示さなかった。
しかし、岸谷美砂(吉高由里子)が「どうして民間人に捜査内容を明かすんですか?だいたい、送念なんてあり得ないんだから」と呆れると、湯川学(福山雅治)は「あり得ない?現象には必ず理由がある」と言い、事件に興味を示した。
内海薫(柴咲コウ)が、教祖が送念を何度も繰り返している事を教えると、湯川学(福山雅治)は「再現性の高い現象は、必ず科学的に実証できる。実に面白い」と言い、送念の究明に乗り出した。
その後、湯川学(福山雅治)は後任の岸谷美砂(吉高由里子)と2人で、山中にある「クアイの里」を訪れる。
新興宗教団体「クアイの会」の信者は3年ほど前から山中に移り住んでおり、風力発電で得られるわずかな電力だけで自給自足の生活をしていた。
教祖・連崎至光(大沢たかお)は「送念は気功が強力になったようなもので、心のフィルターを浄化する」と説明するが、湯川学(福山雅治)は「信じることから始まるのが宗教なら、疑うことから始まるのが科学」と言い、教祖・連崎至光(大沢たかお)の思想に相反した。
そして、岸谷美砂(吉高由里子)は「私たちに、一度、送念を体験させてください」と頼み、2人は教祖・連崎至光(大沢たかお)の送念を受ける。
すると、岸谷美砂(吉高由里子)は「体が温かい。あの人の力は本物だ」と言い、教祖・連崎至光(大沢たかお)の力に感動してしまう。
翌日、湯川学(福山雅治)は研究室で、信者・中上が飛び降りた時の写真を眺め、途中で部屋が暗くなっていることを不思議に思う。
すると、助手の栗林宏美(渡辺いっけい)が「ほら、落雷があって、停電があったって言ってたじゃないですか」と教えた。
そこへ、岸谷美砂(吉高由里子)がやってくる。岸谷美砂(吉高由里子)は、教祖・連崎至光(大沢たかお)の送念によって心が浄化されたと信じ切っており、「力が本物なら、教祖を逮捕しなければならない」と悩んでいた。
湯川学(福山雅治)は「それなら信者になればいい。でも、まだ君は刑事だ。調べて欲しいことがある」と言い、事件当日に落雷が落ちた場所と停電の範囲を調べるように頼んだ。
警察署へ戻った岸谷美砂(吉高由里子)は、湯川学(福山雅治)から頼まれたことを内海薫(柴咲コウ)に報告し、「もはや事件とは関係ないし、送念とも関係がない」と呆れた。
内海薫(柴咲コウ)は「変態ガリレオの思考回路は、私にも分からない。でも、あの先生が興味を持った事には必ず何かがある」と言い、落雷が落ちた場所と停電の範囲を調べるように指示した。
さらに、内海薫(柴咲コウ)は「興味深いことが分かったの」と言い、死んだ信者・中上がライバル関係にある宗教団体「守護の光明」に移籍しようとしていた事を教えた。
岸谷美砂(吉高由里子)が宗教団体「守護の光明」へ行き、話を聞くと、教団幹部は信者・中上が宗教団体「守護の光明」が移籍する予定だった事を認めた。
教団幹部によると、「クアイの会」は信者に質素な暮らしを要求していたが、「クアイの会」の最高幹部は教団の金で贅沢をしていた。「クアイの会」で経理を担当していた信者・中上は教団幹部に利用されており、嫌気がさしていたのだという。
「ガリレオ2-あらすじとネタバレの後編」へ続く。