松下奈緒が風呂を洗う

松平健が出演するフジテレビの京都ドラマ「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記」の第2話「暴れん坊大臣が求む最高の風呂と京野菜」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「鴨、京都へ行く-第2話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■鴨、京都へ行く-第2話のあらすじ後編
いつも料理に満足する仲代公吉(松平健)は、上羽鴨(松下奈緒)に「風呂を洗う予定は無いのかな?今回はあきらめるか、急に来てしまったからね」と話した。

部屋を出た上羽鴨(松下奈緒)が間山紗江(堀内敬子)に「お風呂はお昼に洗ったんです」と説明するが、間山紗江(堀内敬子)は「何も知らないんですね。お風呂は諦めるしかありません」と答えた。

すると、寺石秀(高杉亘)が「部屋の前で話すな」と言い、上羽鴨(松下奈緒)を奥に連れて行き、教える。

風呂は男手が毎日、洗っているが、それでも汚れる。だから、3ヶ月に1度、「洗い屋」という風呂洗いの職人が入って風呂を洗う。仲代公吉(松平健)は、洗い屋が入った後の1番風呂を希望しているのだという。

そして、寺石秀(高杉亘)は「女将が頼んでたのは、桐村屋です。貴女がコストカットで切った業者です。お願いするのは難しいと思います。京都では馴染みの職人に頼む習わしです。他の職人はウチの風呂を洗いません」と教えた。

寺石秀(高杉亘)によると、桐村屋の大将はバームクーヘンが大好きで、バームクーヘンがあれば何とかなるかもしれないと教えたが、2時間待ちの人気店だったため、入手は不可能だった。

そこへ、峰岸鼓太郎(笹野高史)が戻ってきて、「これを使ってください」とバームクーヘンを差し出した。

峰岸鼓太郎(笹野高史)は、仲代公吉(松平健)が1番風呂を所望することを知っており、バームクーヘンが必要になることを予測しており、バームクーヘンを買いに行っていたのだという。

上羽鴨(松下奈緒)はバームクーヘンを持って洗い屋「桐村屋」へ行くと、旅館「梅垣屋」の女将・梅垣鈴風(若村麻由美)が桐村屋の大将と話していた。

梅垣鈴風(若村麻由美)は明日の朝、風呂洗いを頼むため、挨拶に来ているのだという。

上羽鴨(松下奈緒)は大将にバームクーヘンを差し出し、風呂洗いを頼むが、大将は「お断りします。明日の朝は梅垣屋さんの風呂を洗う事になっている。そもそも、ウチとの関係を切ったのは、貴女です。貴女には断った責任があります」と断った。

上羽鴨(松下奈緒)が「それじゃー、洗い方を教えてください」と頼むと、洗い屋「桐村屋」の従業員が「素人に出来るはずが無いだろ」と罵倒するが、大将は「かまへんやないか」と言い、洗剤の配合を教えた。

洗剤は、ミミズを乾燥させた粉末と苛性ソーダを混ぜて作り、風呂の木によって配合は違い、配合の割合は大将が舌で覚えているのだという。

大将は老舗旅館「上羽や」で使う洗剤を調合して上羽鴨(松下奈緒)に渡し、「これと同じ味にしたらええ。たかが風呂を洗う事に命をかけられますか」と尋ねた。

上羽鴨(松下奈緒)は「やります」と言い、洗剤を受け取ると、洗剤を舐めたが、嗚咽して吐き出した。

すると、大将は「私は無理を言うたんや。ほんまに舐めるアホがどこに居ますか。お引取りください」といい、奥へと消えた。

上羽鴨(松下奈緒)が落ち込んで老舗旅館「上羽や」に戻ると、従業員が賄いを食べており、板前の石原圭介(佐野岳)が上羽鴨(松下奈緒)に「2万円のタケノコなんてめったに食べられませんよ」と言い、賄を勧めた。

上羽鴨(松下奈緒)が「2万円のタケノコってどういうこと?」と驚くと、石原圭介(佐野岳)は「お嬢さんが買ったタケノコは使わなかったんです」と教えた。

仲代大臣(松平健)に出したタケノコは、間山紗江(堀内敬子)が塩見鞠子(かたせ梨乃)から預かったタケノコだった。板長の寺石秀(高杉亘)は「かみ弥は厳選した物を置いてる。産地が同じでも、味は違うんや」と教えた。

その日の夜、上羽鴨(松下奈緒)が1人で風呂を洗っていると、衣川周平(椎名桔平)が「諦めた方が良い。洗い屋の技術には及びません」と忠告した。

しかし、上羽鴨(松下奈緒)は「私にも意地がある。旅館の仕事はどうでも良い。でも、大臣が帰るまではやるんです。この風呂もピカピカにしてみせます」と言って風呂を洗い、風呂場で一夜を過ごした。

朝になると、洗い屋「桐村屋」の大将がやってきた。大将は「風呂のためや。貴女のような人に洗われたら、浴槽が傷む。風呂がかわいそうだ」と言い、風呂を洗い出した。

そのころ、寺石秀(高杉亘)は塩見鞠子(かたせ梨乃)に「お嬢さんは未熟だが、負けん気だけは一流や。あの子は出来る事を必死にやってる。褒められた事では無いが、楯突いてくる奴は嫌いじゃない。小さくまとまった奴より、ずっと良い」と話した。

しかし、塩見鞠子(かたせ梨乃)は「秀さん(高杉亘)は甘いわ。遅すぎたんや。女将が作った『上羽や』はもう終わったんや」と答えた。

やがて、風呂が洗い終わり、上羽鴨(松下奈緒)は朝食を食べている仲代公吉(松平健)に「お風呂の用意が出来ました」と報告した。仲代公吉(松平健)は喜んで1番風呂に入る。

その日、東京へ帰る仲代公吉(松平健)は、上羽鴨(松下奈緒)に「帰る前に、いつも女将と一勝負していた。私が一戦、負け越したまま、君のお母さんは逝ってしまわれた。弔いに一戦…と言うわけにはいかないな。最近の子は花札など知らないだろ」と寂しがった。

すると、上羽鴨(松下奈緒)は「おつきあいします」と言い、仲代公吉(松平健)と花札で勝負した。

一方、塩見鞠子(かたせ梨乃)は梅垣鈴風(若村麻由美)の元を訪れ、「ほんまに、洗い屋さんにウチに来るように言うて頂いて、ありがとうございました」と頭を下げた。

花札を終えた仲代公吉(松平健)が、満足して老舗旅館「上羽や」を後にすると、上羽鴨(松下奈緒)は約束通り、衣川周平(椎名桔平)に老舗旅館「上羽や」を売却する書類に署名した。

そこへ、寺石秀(高杉亘)が「朝食です」と言い、おにぎりとキュウリの漬け物を持ってきた。

印鑑を押せば、老舗旅館「上羽や」を売却する手続きを終えるが、上羽鴨(松下奈緒)はキュウリの漬け物を食べると、「やっぱり、『上羽や』は売りません」と言い、涙を流したのであった。

ドラマ「鴨、京都へ行く。」第2話の感想は「京都のぶぶ漬け(お茶漬け)、高松の熱燗」をご覧ください。

ドラマ「鴨、京都へ行く」第3話のあらすじとネタバレは「鴨、京都へ行く。第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記」の原作と主題歌は、「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記-原作と主題歌」をご覧ください。

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