長谷川博己が木村文乃の子宮外妊娠の手術に成功
木村文乃が出演する日本テレビの無資格医師ドラマ「雲の階段」の第1話「渡辺淳一究極傑作-無資格医背徳のメスを愛し抜く2人の女」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「雲の階段-あらすじとネタバレ」からの続きです。
■雲の階段-あらすじ後編
その日、診療所に子供が運び込まれる。相川三郎(長谷川博己)が子供を診察すると、子供はアッペ(盲腸)だった。
村木英次(大友康平)は相川三郎(長谷川博己)に手術を命じる。相川三郎(長谷川博己)が執刀するのは、これが初めてだった。
村木英次(大友康平)は垂水節子(キムラ緑子)に機械出しを命じるが、無資医師に反対する垂水節子(キムラ緑子)は機械出しを拒否してしまう。
そこで、鈴木明子(稲森いずみ)が代わりに機械出しを買って出た。鈴木明子(稲森いずみ)の協力により、相川三郎(長谷川博己)は初めての執刀を成功させたが、手術後も手の震えが止まらなかった。
震えが止まらない手。無資格医師としての苦悩。その日の夜、相川三郎(長谷川博己)は鈴木明子(稲森いずみ)を抱いた。
翌日、村木英次(大友康平)は、脳卒中で倒れた同僚の医師が死んだため、診療所の事は相川三郎(長谷川博己)に任せて、九州へと向かう。
その日の夜、診療所に急患が運ばれてきた。急患は東京から来た観光客の田坂亜希子(木村文乃)だった。友達によると、急に腹を押さえて苦しみだしたのだという。
天候が悪いため、ドクターヘリも呼べず、村木英次(大友康平)にも電話がつながらない。相川三郎(長谷川博己)が1人で判断しなければならなかった。
鈴木明子(稲森いずみ)は患者の状況を見て、「もしかして、子宮外妊娠、先生、命に関わります」と指摘すると、相川三郎(長谷川博己)は院長室へ飛び込み、医学書で子宮外妊娠について調べた。
そのとき、診療所へ電話がかかってきた。電話の主は、田坂亜希子(木村文乃)の父親・田坂雄一郎(内藤剛志)だった。
田坂雄一郎(内藤剛志)は東京で医師をしていると言い、相川三郎(長谷川博己)に「娘のことをよろしく頼みます」と託した。
相川三郎(長谷川博己)が電話を切ると、所長の村木英次(大友康平)から電話がかかってきた。
状況を聞いた村木英次(大友康平)は、相川三郎(長谷川博己)に「血の塊に包まれた胎児があるから、それを取り出せ。そして結節しろ。出血箇所が分からなければ、とにかく縫え。お前がやらなければ、その子は死ぬぞ」と檄を飛ばした。
意を決して相川三郎(長谷川博己)は手術を始める。開腹したとたん、血があふれ出てきた。相川三郎(長谷川博己)は腹の中に手を突っ込み、必死に血の塊をかき出す。
ただ、出血部分が分からない。出血は止まらず、田坂亜希子(木村文乃)の血圧はドンドン下がっていく。
看護師長の垂水節子(キムラ緑子)は、「もう止めましょう。無ってください。どこでも良いから縫って血を止めてください」と悲鳴を上げた。
手術を終えた相川三郎(長谷川博己)は「終わった。殺した。僕は彼女のお腹を引っかき回したあげく、ただ縫うしか無かった」と言い、絶望していた。
鈴木明子(稲森いずみ)は「かき出した血の塊の中に、胎児が居ました」と言い、判断が間違っていなかったことを教えた。
その後、島民の輸血の協力もあり、田坂亜希子(木村文乃)の血圧も安定し、一命を取り留めた。相川三郎(長谷川博己)も安堵して崩れ落ちる。
そこへ、東京の田坂雄一郎(内藤剛志)から電話がかかってきた。術後の経過が知りたいのだという。相川三郎(長谷川博己)は「安定に向かっています」と説明した。
すると、田坂亜希子(木村文乃)のフィアンセで外科医の野上雅樹(青柳翔)が相川三郎(長谷川博己)に手術の経緯を尋ねた。
相川三郎(長谷川博己)は「ショック状態に陥ったので、輸血をしながら、緊急開腹するべきだと判断しました」と答えた。
野上雅樹(青柳翔)が「それで胎児はあったんですか」と質問すると、相川三郎(長谷川博己)はありましたと答えた。それを聞いた田坂雄一郎(内藤剛志)は「的確な判断だ」と納得した。
やがて、田坂亜希子(木村文乃)の意識が戻る。相川三郎(長谷川博己)が「もう大丈夫ですから」と告げると、田坂亜希子(木村文乃)は「別に良かったのに、私なんか助けてくれなくても。でも、ありがとう」と答えたのであった。
ドラマ「雲の階段」第2話のあらすじとネタバレは「雲の階段-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。