鴨、京都へ行く。第3話のあらすじとネタバレ
椎名桔平が出演するフジテレビの旅館ドラマ「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記」の第3話「人力車が運ぶ、亡き母の想い」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「鴨、京都へ行く。」第2話のあらすじとネタバレは「鴨、京都へ行く-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「鴨、京都へ行く。」の原作と主題歌は、「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記-原作と主題歌」をご覧ください。
■鴨、京都へ行く。第3話のあらすじ
衣川周平(椎名桔平)は上司の高瀬裕次郎(伊武雅刀)に「あのお嬢さん、ぬか漬けを食べると、サラサラっとサインを始めたんです。判子を押して、今にも契約が成立かって時に、急に手が止まったんです。やっぱり、売るのは止めたって」と報告した。
高瀬裕次郎(伊武雅刀)が「大丈夫なのか」と心配すると、衣川周平(椎名桔平)は「ご安心ください。あの旅館には仲居1人居ません。従業員が居なければ、旅館は再開できません。あと一押しです」と自信をみなぎらせた。
一方、上羽鴨(松下奈緒)は幼なじみの加茂京介(大東駿介)に旅館の留守番を頼み、東京へ帰っていた。
上羽鴨(松下奈緒)は加茂京介(大東駿介)に、客は全て断るように命じていたのだが、花の手入れで旅館へやって来た峰岸鼓太郎(笹野高史)が勝手に客の予約を受けてしまった。
知らせを受けた上羽鴨(松下奈緒)が慌てて京都へ戻ってきて、峰岸鼓太郎(笹野高史)に「どうして予約を取ったんですか」と怒ると、峰岸鼓太郎(笹野高史)は「お部屋は使ってないと傷んでしまうもんで」と答えた。
そして、峰岸鼓太郎(笹野高史)は「大場様が2名様で、親子さんでお泊まりです。もう一組は安永様で、お一人でお泊まりです。園水で頼む、と言ってました」と告げる。
上羽鴨(松下奈緒)が「園水?そんなお部屋ありましたっけ?」と首をかしげると、峰岸鼓太郎(笹野高史)は「言うたら分かる、と言うてはりました」と告げた。
上羽鴨(松下奈緒)には園水の意味は分からなかったが、予約を受けたてまえ、老舗旅館「上羽や」を営業することにした。
上羽鴨(松下奈緒)は、ぬか床をかき混ぜに来た板長・寺石秀(高杉亘)と、旅館売却の契約に来た衣川周平(椎名桔平)を捕まえて、人員を確保したが、仲居が居なかった。
すると、峰岸鼓太郎(笹野高史)が「一から仲居を探すくらいやったら、あの子らに声をかけてあげたらどうですか」とアドバイスした。
上羽鴨(松下奈緒)は、クビになった仲居らが集まっている喫茶店へ行き、「再就職にご苦労なさってるようですね。みなさん、もう1度、『上羽や』で働いてみませんか?」と勧誘した。
しかし、間山紗江(堀内敬子)が「その前に頭を下げるべきじゃないですか」と怒ると、上羽鴨(松下奈緒)は「それでは結構です」と勧誘を中止して帰った。
ただ、上羽鴨(松下奈緒)が板前・石原圭介(佐野岳)に「板長からの伝言です。この前の先斗町での一件をばらされたくなかったら」と告げると石原圭介(佐野岳)は「戻ります」と言い、老舗旅館「上羽や」へ戻った。
その後、仲居を探していた上羽鴨(松下奈緒)は塩見鞠子(かたせ梨乃)と遇ったため、戻ってくるように頼んだが、塩見鞠子(かたせ梨乃)は「今の『上羽や』に戻るつもりはありません」断った。
上羽鴨(松下奈緒)が「じゃー、ひとつだけ教えてください。園水って何ですか?ご予約のお客様の注文なんです」と尋ねると、塩見鞠子(かたせ梨乃)は「ご予約のお名前は?」と尋ねた。
上羽鴨(松下奈緒)が「安永様です」と教えると、塩見鞠子(かたせ梨乃)は老舗旅館「上羽や」へ戻り、掛け軸を出した。これが園水で、安永は掛け軸を楽しみにしてるのだという。
ただ、塩見鞠子(かたせ梨乃)が仲居として接客するのは、安永真知子(江波杏子)だけで、もう1組の客は接客しないと言う。
すると、上羽鴨(松下奈緒)は「じゃー私がやります。これでも、ファーストフードで3ヶ月バイトしてたんです」と言い出した。しかし、上羽鴨(松下奈緒)には、仲居の着物の着方すらわかなかった。
困っていた上羽鴨(松下奈緒)は、金魚に餌をやりに来た元仲居・柴田優梨愛(岡本あずさ)を見つけると、「不法侵入よ」と脅して着付けを教えてもらった。
やがて、予約していた2組の客が老舗旅館「上羽や」へやってくる。塩見鞠子(かたせ梨乃)が安永真知子(江波杏子)を接客し、上羽鴨(松下奈緒)は大場夏美(いしのようこ)親子を接客した。
間山紗江(堀内敬子)ら仲居は、上羽鴨(松下奈緒)が仲居をしているという事を知り、心配になって老舗旅館「上羽や」に集まると、案の定、上羽鴨(松下奈緒)の接客は目も当てられないものだった。
そこで、間山紗江(堀内敬子)は、ゆるキャラ「ウエーバー君」の中に入り、上羽鴨(松下奈緒)の接客をフォローした。
そのようななか、大場夏美(いしのようこ)が上羽鴨(松下奈緒)に「今日は女将さんは居ないんですか?」と尋ねた。
上羽鴨(松下奈緒)が「母は先月、なくなりました」と答えると、大場夏美(いしのようこ)は「女将さんには以前に泊まった時に大変お世話になりまして」と残念がった。
その後、大場弓香(美山加恋)は上羽鴨(松下奈緒)に「面白くない旅館。古いのに高いんでしょ。私、京都の友達と食べるから、夕飯は要らないわ。そのぶん、安くしといて」と言い、旅館を出て行った。
上羽鴨(松下奈緒)は大場夏美(いしのようこ)に「弓香ちゃん(美山加恋)は京都のお友達と食べるそうです」と報告すると、大場夏美(いしのようこ)は「それは嘘よ。京都に友達なんて居ないから。この旅館に泊まって、ゆっくり話したかったんだけどな」と落ち込んだ。
上羽鴨(松下奈緒)は厨房へ行き、大場夏美(いしのようこ)の食事を運ぼうとすると、つまずいて料理が崩れた。
板長の寺石秀(高杉亘)は、「お前、それを持って行くつもりやないやろな」と呆れると、上羽鴨(松下奈緒)は「落としてませんから」と答える。
寺石秀(高杉亘)は「作り直しや。アンタは何もするな。料理が台無しになる。お前ら出てこい」と怒り、隠れていた間山紗江(堀内敬子)を呼び、料理を運ぶように命じた。
塩見鞠子(かたせ梨乃)は上羽鴨(松下奈緒)に、「貴女は私たちの仕事をどれだ馬鹿にするつもりですか。崩れたままのお料理をお出しするなんて、秀さん(高杉亘)がどれだけの手間をかけたか、分かってない証拠です」と苦言を呈した。
その後、間山紗江(堀内敬子)が大場夏美(いしのようこ)に食事を運ぶが、大場夏美(いしのようこ)は夕食をキャンセルし、慌てて出て行ってしまった。
「鴨、京都へ行く-第3話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。