逆指紋

稲垣吾郎が出演するTBSの指紋認証ドラマ「TAKE FIVE(テイクファイブ)-俺たちは愛を盗めるか」の第2話「愛の値段-5人目は誰?逮捕」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「TAKE FIVE-第2話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■TAKE FIVE-第2話のあらすじ後編
岩月櫂(稲垣吾郎)が帰ると、火岡均(入江甚儀)が「コピーがあるんだったら、言ってくださいよ」と安堵した。

すると、帆村正義(唐沢寿明)は「無い。あのデータは、Hトラストとは全く関係の無い。あの男は、一度決めた自分のルールを破らない。1週間待つと言ったら待つ。それよりも指紋だ」と話した。

金庫の指紋認証は相良光代(田中美奈子)の指紋では開かなかった。それなら、大切な人の指紋か。しかし、相良光代(田中美奈子)は、DV(家庭内暴力)により夫と離婚しており、子供も居ない。では、恋人の指紋か…。

一方、喫茶店へ入った岩月櫂(稲垣吾郎)は、帆村正義(唐沢寿明)から受け取ったUSBメモリをパソコンで展開すると、USBメモリに入っていたのは相良ビジネススクールの帳簿だった。

岩月櫂(稲垣吾郎)は騙されたことに激怒したが、何でもきちんとしておかなければ気が済まない性格の岩月櫂(稲垣吾郎)は、仕方なく帳簿を整理した。

一方、帆村正義(唐沢寿明)は、問題の指紋を、相良ビジネススクールの経理・清水真(西村和彦)に絞り込んだ。

経理を務める清水真(西村和彦)は、相良光代(田中美奈子)の右腕でもあり、恋人でもあった。

帆村正義(唐沢寿明)は相良ビジネススクールの卒業生になりすまして、清水真(西村和彦)に接近し、清水真(西村和彦)の指紋を入手すると、再び相良光代(田中美奈子)の自宅へ侵入する。

しかし、新美晴登(松坂桃李)が金庫の暗証番号を解除したところで、相良光代(田中美奈子)が「やっぱりそれが目的だったのね」と言い、部屋に入ってきた。

相良光代(田中美奈子)は個人警備員として雇った新美晴登(松坂桃李)のことを初めから信用しておらず、行動を監視していたのだという。

そのころ、経理・清水真(西村和彦)は、南真一(六角精児)が運転するタクシーに乗り込んでいた。

タクシーを走らせる南真一(六角精児)が「すみません。ラジオをつけて良いですか?」と言い、ラジオをつけると、帆村正義(唐沢寿明)と相良光代(田中美奈子)の会話が聞こえてきた。

相良光代(田中美奈子)が「何をやっても無駄よ。金庫は開けられない。それに開けても…」と告げると、帆村正義(唐沢寿明)が「もう金は別の場所に移した。恋人に内緒で」と後を続けた。

相良光代(田中美奈子)が「恋人?」と聞き返すと、帆村正義(唐沢寿明)は「清水さん(西村和彦)ですよ。彼は貴女の恋人でしょ」と尋ねた。

相良光代(田中美奈子)が「清水(西村和彦)は恋人なんかじゃないわ。ただの経理よ。金目的で近づいてきた。愛なんて信じられる分けないでしょ」と吐き捨てた。

帆村正義(唐沢寿明)が「…だ、そうですよ。清水さん(西村和彦)」と呼びかけると、タクシーを降りて部屋の前で話を聞いていた清水真(西村和彦)がドアを開けて入ってきた。

相良光代(田中美奈子)は清水真(西村和彦)に、「嘘よ。言わされたの。信じてるに決まってるじゃない」と言い、すがりついた。

すると、帆村正義(唐沢寿明)は「だったら、証明してみろ。この金庫は貴女の指紋では開かなかった。清水さん(西村和彦)の指紋で開けば、愛の証明になる」と告げた。

呆然とする清水真(西村和彦)は金庫の前に進み、金庫を開けようとしたが、清水真(西村和彦)の指紋では金庫は開かなかった。

清水真(西村和彦)が「自分の指紋に登録し直したのか」とショックを受けると、相良光代(田中美奈子)は「違うわよ。私の指紋でも開かないもの」と言い、指を指紋認証に押し当てる。

すると、帆村正義(唐沢寿明)は「貴女のもう1つの指紋を使います。逆指紋です」と言い、説明した。

相良光代(田中美奈子)は執着心が強いため、お金がからむと指に力が入る。指紋認証の時も指を力一杯押しつけるはずだ。

指を強く押しつけると、指紋が溝と縁が反転したような指紋にる。この白黒が反転した指紋を逆指紋(ぎゃくしもん)と言う。

帆村正義(唐沢寿明)は、相良光代(田中美奈子)が契約書のサインに使ったペンから相良光代(田中美奈子)の逆指紋を入手しており、逆指紋を使って指紋認証を行うと、金庫が開いた。

帆村正義(唐沢寿明)が「結局、彼女が最も信頼して愛していたのは、彼女自身だった」と告げると、清水真(西村和彦)は「警察へ行きます。彼女に言われて行った不正の全てを自白してきます」と言い、部屋を立ち去った。

窃盗団「TAKE FIVE」は、逆指紋を使って金庫を開けることに成功したが、金庫にお金は入っていなかった。

帆村正義(唐沢寿明)が岩月櫂(稲垣吾郎)に電話し、「隠し財産のありかは見つけましたか?」と尋ねると、岩月櫂(稲垣吾郎)は「どうして僕が金を探すと思ったんです」と尋ね返した。

帆村正義(唐沢寿明)は「アンタは何でも、きちんとしておなければ気が済まない性格だ」と答えると、岩月櫂(稲垣吾郎)は隠し財産は2億8500万円だったことを教えた。

帆村正義(唐沢寿明)が相良ビジネススクールの待合室で岩月櫂(稲垣吾郎)と落ち合うと、岩月櫂(稲垣吾郎)は「この部屋には不自然なものがある。価値が無くて、差し押さえられない物」と言い、ブラウン管テレビを開けると、中から大金が出てきた。

火岡均(入江甚儀)は大金を見て「スゲー」と喜ぶと、帆村正義(唐沢寿明)は「この金は全額、被害者に返す」と告げた。

南真一(六角精児)が「返すったって、入学前や卒業前の人も居る。みんな条件が違うぞ」と呆れると、帆村正義(唐沢寿明)は「もちろん、きちんと計算して返す」と答えた。

南真一(六角精児)が「そんな面倒な事をする奴がいるか」と呆れると、岩月櫂(稲垣吾郎)がスッと手を上げ、「何でもきちんとしておかなければ気が済まない質なので」と告げた。

後日、南真一(六角精児)の家にも振り込んだ入学金が戻り、学習塾「相良ビジネススクール」の計画倒産の被害者は無事に救済された。

その日の夜、岩月櫂(稲垣吾郎)は帆村正義(唐沢寿明)に「約束の期限です。データを頂きましょうか」と要求すると、帆村正義(唐沢寿明)は「俺たちはデータを持ってない。でも、手に入れる手助けは出来る。俺たちを逮捕するか、あるいは別の道を選ぶか…」と告げ、バーのマッチを渡した。

ある日の夜、岩月櫂(稲垣吾郎)は悩んだ末、窃盗団「TAKE FIVE」のアジトとなるバーを訪れたのであった。

ドラマ「TAKE FIVE」の第2話の感想は「TAKE FIVE(テイク・ファイブ)-第2話の感想」をご覧ください。

ドラマ「TAKE FIVE」の原作と主題歌は「Take Five(テイク・ファイブ)の原作と主題歌」をご覧ください。

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