ハローワーク職員の北山雅彦の名言

ドラマ「フリーター、家を買う。」の第2話「どうせオレは恥ずかしい息子だよ」の感想と視聴率です。第2話のあらすじは「第2話のあらすじ」です。

原作小説のあらすじとネタバレは「フリーター、家を買う」をご覧下さい。

ドラマ「フリーター、家を買う。」第2話の視聴率は16.8%でした。第1話が17.6%だったので、好調をキープしています。

第2話で、姉の永田亜矢子(井川遥)も嫁ぎ先で姑からいびられ、病院スタッフから嫌われ、娘が通う学校の父兄からも嫌みな扱いを受けています。親子揃って虐められた体質のようです。

原作小説では、亜矢子は心の強い性格で、ドラマの永田亜矢子は性格が正反対になっています。原作にあった亜矢子と父・武誠一との喧嘩がみたかったので残念です。

永田亜矢子が虐められるエピソードは原作にはないので、結末がどうなるのか楽しみです。

一方、武誠一(竹中直人)の演技は細かくて面白いです。武誠治(二宮和也)の部屋に入った武誠一が、一瞬臭がる表情を見て笑らってしまいました。

また、第2話で武誠一に愛人疑惑が浮上しました。ATMから出た武誠一の隣に、若い女性の姿がありました。原作小説では、武誠一が何にお金を使っていたのか分からず、疑問に残った部分でしたが、ドラマではしっかりと描いてきました。

お金の使い道は援助交際や愛人でも良いと思いますが、竹中直人なので女装というオチでも面白いと思います。武誠治の就職先を探していたというオチは辞めて欲しいです。

武誠治が父親の武誠一に就職の相談をするエピソードは、原作小説では親子関係が良くなっていく切っ掛けになる話なのですが、ドラマでは父親の武誠一は「俺の顔に泥を塗る気か」と罵倒していたのでショックでした。

ハローワーク職員の北山雅彦(アンジャッシュ児嶋一哉)は、良い味を出しています。台詞がイチイチ心に突き刺さります。第2話では、月給20万円以上は欲しいという武誠治に対して、「20万円払う価値があるかどうかを決めるのは会社ですよ。貴方に20万円を払うだけの価値があるのですか」と苦言を呈しました。

スピンオフ企画で、ハローワーク職員の北山雅彦が主演する就職相談番組を作っても面白いと思います。

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