長谷川博己は無資格医
長谷川博己が出演する日本テレビの無資格医ドラマ「雲の階段」の第8話「俺に島の恩師の命を救う資格があるか!?」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「雲の階段-第8話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■雲の階段-第8話のあらすじ後編
やがて、歓迎会が終わると、相川三郎(長谷川博己)は島に居たときに住んでいたアパートへ向かった。部屋は、相川三郎(長谷川博己)が出て行った時のままで、空いているのだという。
アパートで思い詰めていた相川三郎(長谷川博己)は消息子(手術の道具)を首に突きつけて、自殺しようとすると、高岡洋平(萩原聖人)が入ってきた。
高岡洋平(萩原聖人)は「何をしてるんだ。この島を汚さないでくれ」と言い、相川三郎(長谷川博己)は消息子を取り上げた。
そして、高岡洋平(萩原聖人)は「東京で君に対して色々と仕掛けて田のは、明子(稲森いずみ)じゃない。俺だよ。アイツが他の誰かを好きになっても、笑っているのなら、それで良いって言い聞かせてきた。なのに何でお前なんだよ」と嘆いた。
すると、高岡洋平(萩原聖人)は「お前、辞められないんだろ、偽医者。俺が辞めさせてやるよ。この手が使えなければ、あきらめが付くよな」と言い、消息子(手術の道具)を振り上げた
そこへ、鈴木明子(稲森いずみ)が現れ、相川三郎(長谷川博己)を庇った。高岡洋平(萩原聖人)は鈴木明子(稲森いずみ)の手を刺してしまい、慌てて部屋を飛び出した。
相川三郎(長谷川博己)は鈴木明子(稲森いずみ)を診療所へ連れて行き、手の治療をしていると、村木英次(大友康平)がやってきた。
村木英次(大友康平)は鈴木明子(稲森いずみ)を見て、「明子も帰ってたのか。早く言ってくれよ」と言い、喜んだが、腹を押さえて苦しみだした。相川三郎(長谷川博己)は直ぐに村木英次(大友康平)を診察する。
村木英次(大友康平)が「こういう時はどうするんだ」と尋ねると、相川三郎(長谷川博己)が「緊急でCT検査、それがダメなら開腹オペ」と答えた。村木英次(大友康平)は「ご名答」と苦しみながら喜んだ。
相川三郎(長谷川博己)はドクターヘリを要請しようとしたが、村木英次(大友康平)は「おいおい、せっかく天才外科医にやってもらえるチャンスじゃないか。自信が無いなんて言うんじゃないだろうな。急がないと死んじまうぞ」と相川三郎(長谷川博己)に手術を頼んだ。
相川三郎(長谷川博己)は鈴木明子(稲森いずみ)に助手を頼み、村木英次(大友康平)の手術を始める。
相川三郎(長谷川博己)は手術をしながら思った。全てはここから始まったんだ。俺はここで生まれ、ここで育てられ、ここで命を与えられた。こんな俺でも生きていて良いんだと。
相川三郎(長谷川博己)は無事に手術を終えると、村木英次(大友康平)は「お前をこの道に引き込んじまってすまない。俺はこの手に惚れ込んだんだ。優秀な外科医は手が美しいんだ。三郎、戻ってこないか」と告げた。
その後、相川三郎(長谷川博己)が廊下でうなだれていると、鈴木明子(稲森いずみ)が「帰るんでしょ?東京」と尋ねた。
すると、相川三郎(長谷川博己)は「島に帰ってきて、やっと分かりました。ここに居ると、そのことをつい忘れそうになってしまう。僕は偽医者です。犯罪者なんです。もうそこから逃げる事は出来ないんです。ありがとうございました」と頭を下げた。
鈴木明子(稲森いずみ)は「お疲れ様でした」と言い、立ち去る相川三郎(長谷川博己)を見送った。
翌日、東京へ戻った相川三郎(長谷川博己)は、田坂雄一郎(内藤剛志)に「ご迷惑をおかけて申し訳ありませんでした」と謝罪した。
田坂雄一郎(内藤剛志)が「もう戻ってこないのかと思いました」と告げると、相川三郎(長谷川博己)は「いつかの院長のお言葉は忘れておりません。階段を降りることは許されない。僕にはまだ上らなければならない階段があるんです」と答えたのであった。
ドラマ「雲の階段」第9話のあらすじとネタバレは「雲の階段-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。