新垣結衣が航空自衛隊のPV捏造疑惑を擁護

新垣結衣が出演するTBSの航空自衛隊ドラマ「空飛ぶ広報室」の第9話「つのる想い・あふれる涙」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「空飛ぶ広報室-第9話のあらすとネタバレ」からの続きです。

■空飛ぶ広報室-第9話のあらす後編
その日、報道局の男性は「ガツガツだよな。前にも問題を起して、飛ばされただろ。終わった問題を掘り起こして、自衛隊の連中なんかの肩を持って。あの女はマスコミの自覚があるのかね」と呆れた。

それを聞いた稲葉リカ(新垣結衣)は「自衛隊の連中なんかってどういう意味ですか?アソコで働いているのは普通の人たちです。誇りを持って働いている人達です」と反論した。

報道局の男性は「だから?だから何?いい人だから認めろって言うの?俺は自衛隊なんてなとも思ってない。お前は何なの?自分の思い通りに世の中が動かなければ、我慢ならないわけ?肯定する人も居る。否定する人も居る。お前はどの立場で物を言ってるわけ?」と叱った。

稲葉リカ(新垣結衣)は「私は自分が取材をした女子隊員の話がヤラセだと思われることが…」と反論すると、男性は「本当にそれだけか」と問うた。

それを聞いていた藤枝敏生(桐山漣)は「ちょっと借ります」と言い、稲葉リカ(新垣結衣)を連れ出し、「噂になってんだ。お前が空幕広報室の男に入れあげてるって。だから自衛隊を庇うんだって。今度、移動になったら、2度と番組制作に戻れないぞ」と忠告した。

稲葉リカ(新垣結衣)は「それでも良い。PVは嘘じゃないし、あの発言は行き過ぎてた。本当の事を伝えられないのなら、この仕事をしてる意味が無い」と反論する。

追いかけてきた香塚ともみ(三倉茉奈)は、「いい加減にしなさいよ。実際に今朝、外される所だったんだから。この状況で情報局長が黙ってるはず無いでしょ。それを阿久津さん(生瀬勝久)が押さえた。阿久津さん(生瀬勝久)にまで泥をかぶせる気?」と稲葉リカ(新垣結衣)を諭した。

そこへ、ADが「大変です」と言い、やって来た。噂の相手・空井大祐(綾野剛)が来ているのだという。稲葉リカ(新垣結衣)は1階へ降りると、受付に居た空井大祐(綾野剛)をテレビ局の外へと連れだした。

空井大祐(綾野剛)は「ウチも帝都テレビに抗議なんてしたくなかったんですけど。稲葉さん(新垣結衣)は、あの発言はどう思います。ずっと聞きたかったんです」と尋ねた。

稲葉リカ(新垣結衣)は空井大祐(綾野剛)と顔を合わさないまま、「いちゲストの発言です。どんな意見であろうと、ゲストの発言を封じれば言論統制になります」と答えた。

空井大祐(綾野剛)は「それは帝都テレビの見解ですよね。稲葉さん(新垣結衣)はどう思ったんですか?ウチをずっと取材してくれている稲葉さんなら…」と問う。

すると、稲葉リカ(新垣結衣)は「私は担当を外れました。密着取材も白紙です。だからもう関係無いんです。本来ならご挨拶に伺うところだったんですが。今までありがとうございました。新しい担当については、阿久津(生瀬勝久)が連絡します」と言い、頭を下げた。

稲葉リカ(新垣結衣)が立ち去ろうとすると、空井大祐(綾野剛)は稲葉リカ(新垣結衣)の手を掴み、「何でも先に行こうとしないでください。説明してください」と迫った。

しかし、稲葉リカ(新垣結衣)は「間違えたんです。…間違えました。…間違いでした。…間違いだったんです」と答えて立ち去った。空井大祐(綾野剛)は「…間違い」と言い、呆然と立ち尽くした。

その後、空井大祐(綾野剛)は広報室へ戻ると、鷺坂正司(柴田恭兵)に「稲葉さん(新垣結衣)が担当を外れました。密着取材も中止だそうです」と報告した。

その日、阿久津守(生瀬勝久)に「ゴンドーフ」を名乗る人物からアポイントがあり、阿久津守(生瀬勝久)が会議室へ向かうと、鷺坂正司(柴田恭兵)が待っていた。

阿久津守(生瀬勝久)は「貴方でしたか。ゴンドーフ(ごん豆腐)…どこの豆腐かと思いましたよ。ポールニューマンですね」と呆れる。

すると、鷺坂正司(柴田恭兵)は「映画『スティング』、伝説の詐欺師です。帝都テレビさんで自衛隊を名乗ってアポを取るのはヤボかと思いまして」と答え、名刺交換をした。

(注釈:ゴンドーフはポールニューマンが映画「スティング」で演じた伝説の詐欺師の役名。)

阿久津守(生瀬勝久)が「テレビ番組の件は、情報局としては何も申し上げる事はございません」と告げると、鷺坂正司(柴田恭兵)は「分かってます。その件で稲葉さん(新垣結衣)がマズイ立場に立たされているのではありませんか?」と尋ねた。

鷺坂正司(柴田恭兵)は「私たちが近づきすぎたせいで、困った立場になったのだとしたら」と反省すると、阿久津守(生瀬勝久)は「それは稲葉(新垣結衣)自身の問題です。むしろ上司としてはお礼を申し上げます。稲葉(新垣結衣)は良い物を作るようになりました」と答えた。

鷺坂正司(柴田恭兵)は「だとしたら、それは空井(綾野剛)の力です」と答えた。

その日の夜、阿久津守(生瀬勝久)は稲葉リカ(新垣結衣)に「お前が作ったVTRが予定通り、放送されることになった。どれだけの人が観てくれるかは分からないが、火消しに役立つだろう。俺たちの出来る事は、番組を作って流すだけだ」と告げた。

その後、稲葉リカ(新垣結衣)は誰も居ない放送局で、飛行機が着いたボールペンを眺めながら、空井大祐(綾野剛)との事を思い出し、涙を流した。

一方、カメラマンの坂手はじめ(渋川清彦)は、空井大祐(綾野剛)の元を訪れ、「いつかまた自慢の飛行機を撮らせてくれや」と言い、DVDを渡した。

広報室に戻った空井大祐(綾野剛)がDVDを観ると、稲葉リカ(新垣結衣)が報道局の男性を相手に「アソコで働いている人は、普通の人です」と自衛隊を擁護している様子が映っていた。

カメラマンの坂手はじめ(渋川清彦)は、偶然、稲葉リカ(新垣結衣)が報道局の男性と言い合いをしている所に通りかかり、その様子を盗撮していたのだった。

DVDを観た空井大祐(綾野剛)は広報室を飛び出した。交通事故で足を痛めている空井大祐(綾野剛)は痛みをこらえて必死に走り、帝都テレビの前まで来たが、足の痛みに耐えかねて崩れ落ちたのだった。

ドラマ「空飛ぶ広報室」第10話のあらすじとネタバレは「空飛ぶ広報室-第10話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「空飛ぶ広報室」の原作と主題歌は「空飛ぶ広報室-原作と主題歌」をご覧ください。

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