鴨、京都へ行く-最終回の結末のネタバレ

松下奈緒が出演するフジテレビの旅館ドラマ「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記」の最終回(第11話)「上羽やの宝物」のあらすじとネタバレの結末ネタバレ編です。

このページは「鴨、京都へ行く-最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■鴨、京都へ行く-最終回の結末ネタバレ
その後、葛川克也(宇梶剛士)も帰る。葛川克也(宇梶剛士)は帰り際に宿泊代として大金を渡すため、間山紗江(堀内敬子)は通常の宿泊代だけ受け取り、残りのお金は返した。

その報告を受けた上羽鴨(松下奈緒)が驚くと、上羽薫(市毛良枝)は「それほど、上羽やの事を大事に思ってくれてはるということでしょう」と話した。

その日、梅垣屋のレセプションパーティーで、富豪層プランや老舗旅館「上羽や」が「梅垣屋別館」になる事が正式に発表され、上羽鴨(松下奈緒)が挨拶に立った。

しかし、上羽鴨(松下奈緒)は「お客様に優劣を付ける権利なんて旅館側に無いと思います。ですから、今回の話しには協力できません。お客様1人1人を大切にする。それが代々、女将が受け継いできた上羽やなんです」と言い、協力を拒否した。

衣川周平(椎名桔平)が拍手をすると、会場全体から拍手がわき起こった。

パーティーが終わると、梅垣鈴風(若村麻由美)は上羽鴨(松下奈緒)に「思い上がるのもいい加減にしい。たった3ヶ月、女将をやったくらいで女将気取りをせんといて。私が欲しいのは上羽やと一流のおもてなしが出来る従業員だけ。貴女は出て行ってくれたらええ」と告げた。

梅垣鈴風(若村麻由美)は既に従業員と条件の交渉を進めており、従業員はそのままで、旅館「上羽や」を「梅垣屋別館」として富豪層プランを始めるのだという。

その後、上羽鴨(松下奈緒)が旅館「上羽や」に戻ると、峰岸鼓太郎(笹野高史)が従業員を集めて庭を掘っていた。

上羽鴨(松下奈緒)が「何してるんですか?」と驚くと、峰岸鼓太郎(笹野高史)は「上羽やには長州藩の軍資金が埋められてるんです」と言い、説明した。

1864年に京都で「蛤御門の変」が起きたとき、幕府軍に負けた長州藩の兵を旅館「上羽や」で匿ったことがあった。そのとき、長州藩の兵が軍資金を旅館「上羽や」に埋め、「長州兵に何かあった時は、使っても良い」と言い残したのだという。

塩見鞠子(かたせ梨乃)が「そんな話し、初めて聞きましたけど」と驚くと、峰岸鼓太郎(笹野高史)は「すんまへん。番頭を仰せつかった者だけが代々、語り継いでいく、重要な秘密だったんです」と話した。

すると、従業員一同は「女将の居る『上羽や』で働きたいんです」「女将と一緒に働きたいんです」と言い、長州藩の軍資金を掘り当てるため、一所懸命に穴を掘った。

一方、梅垣鈴風(若村麻由美)は「上羽や」の従業員と雇用契約を結ぶため、旅館「梅垣屋」で「上羽や」の従業員が来るのを待っていたが、「上羽や」の従業員は誰も来なかった。

その後、衣川周平(椎名桔平)は上羽鴨(松下奈緒)を呼び出し、「アンタはとんでもないアホや。財務省に居たら安泰やったのに、軽い気持ちで女将になって、仲居たちに扱き使われて、ようやく女将らしくなってきたのに、それを失おうとしてんだから」と呆れた。

上羽鴨(松下奈緒)が「皮肉は結構ですから、本題に入ってください」と告げると、衣川周平(椎名桔平)は履歴書を差し出し、「もう1度、雇ってくれませんか?ワイズコンサルタントをクビになりました」と頼んだ。

一方、ワイズコンサルタントの高瀬裕次郎(伊武雅刀)は旅館「梅垣屋」を訪れ、梅垣鈴風(若村麻由美)に衣川周平(椎名桔平)をクビにしたことを告げ、新プランを提案した。

新プランは、先日、廃業した京都・嵐山の老舗旅館「水戸屋」を買い取り、「梅垣屋別館」として再スタートさせるという計画だった。

このプランは、衣川周平(椎名桔平)がクビと引き替えに提出したもので、旅館「上羽や」の債権はワイズコンサルタントが買い取るのだという。

一方、履歴書を差し出した衣川周平(椎名桔平)は、上羽鴨(松下奈緒)に「この上羽やにはまだまだ価値のある財産が眠っています。ここに関わる人達・業者・お客様たちのことです。私が上羽やの人間になった暁には、10年でワイズへの借金をチャラにしてみせます」と告げた。

上羽鴨(松下奈緒)は瞳を潤ませながら、衣川周平(椎名桔平)の採用を決定した。

そのころ、峰岸鼓太郎(笹野高史)と遠野春子(松坂慶子)の2人は、上羽やの庭を堀り、長州藩の埋蔵金を探していた。

峰岸鼓太郎(笹野高史)が「堪忍な。とんだ新婚旅行になってしもうて」と謝ると、遠野春子(松坂慶子)は「これが初めての共同作業やね。やっと夫婦になれた気がするわ」と言い、地面にスコップ入れると、カチンと音がした。

峰岸鼓太郎(笹野高史)が慌てて、土を払いのけると、地面から千両箱が現れた。

その後、梅垣鈴風(若村麻由美)は衣川周平(椎名桔平)を呼び出し、「見損ないました。冷静な司令塔だった衣川先輩とは思えへんわ」と呆れた。

すると、衣川周平(椎名桔平)は「私はいつでも冷静です。感情に流されてたのは、リンリン(若村麻由美)の方と違うやろか。リンリンは嫉妬してたんとちゃうか?上羽やとあの女将に」と指摘した。

梅垣鈴風(若村麻由美)は「言うたやろ。京女の拳は当たったら痛いえ」と言い、衣川周平(椎名桔平)を殴ろうとしたが、寸止めした。

そして、梅垣鈴風(若村麻由美)は「振られたのは2回目やな。衣川先輩」と笑いながら、立ち去った。

その後、衣川周平(椎名桔平)は老舗旅館「上羽や」の支配人として復帰し、老舗旅館「上羽や」は再スタートを切る。

上羽屋のフロントと横に千両箱3個が積み上げられていた。加茂京介(大東駿介)が上羽鴨(松下奈緒)に「この箱何?」と尋ねるが、上羽鴨(松下奈緒)は笑っただけだった。

そのようななか、老舗旅館「上羽や」にダルビッシュが泊まりに来たのだった。

ドラマ「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記」の原作と主題歌は、「鴨、京都へ行く。老舗旅館の女将日記-原作と主題歌」をご覧ください。

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