雲の階段-最終回のあらすじとネタバレ

長谷川博己が出演する無資格医ドラマ「雲の階段」の最終回(第10話)「衝撃の結末!無資格医の僕が帰る場所」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「雲の階段」第9話のあらすじとネタバレは「雲の階段-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■雲の階段-最終回のあらすじ
無免許医の相川三郎(長谷川博己)は、「みんな騙されてたと言えばいいんです」と言い、田坂亜希子(木村文乃)の手術に執刀し、無事に田坂亜希子(木村文乃)の手術を終えた。田坂亜希子(木村文乃)も胎児も無事だった。

一方、田坂雄一郎(内藤剛志)が執刀した田坂芳江(多岐川裕美)の手術は、一時心肺停止に陥ったが、田坂芳江(多岐川裕美)は無事に蘇生し、手術は成功した。

手術が終わると、警察が駆けつけてきて、相川三郎(長谷川博己)を医師法違反で逮捕した。鈴木明子(稲森いずみ)は、警察に連行される相川三郎(長谷川博己)をただ見送った。

田坂亜希子(木村文乃)が目覚めると、部屋に外科医師・野上雅樹(青柳翔)が居た。

田坂亜希子(木村文乃)が「三郎さん(長谷川博己)は?」と尋ねると、野上雅樹(青柳翔)は「彼は逮捕されました。備品庫にこれがありました」と言い、腕時計を渡した。それは、田坂亜希子(木村文乃)が相川三郎(長谷川博己)にプレゼントした腕時計だった。

一方、田坂雄一郎(内藤剛志)は記者会見で「彼に欺かれていました。彼を医者と信じ切って結婚した娘も、理事長である妻も被害者なのです」と釈明し、田坂総合病院は被害者であることをアピールした。

田坂芳江(多岐川裕美)や田坂亜希子(木村文乃)はテレビで田坂雄一郎(内藤剛志)の記者会見を見て、「嘘つき」と言い、田坂雄一郎(内藤剛志)に嫌悪した。

その後、相川三郎(長谷川博己)の取り調べが始まる。刑事は「新聞記事が出たことによって、貴方の正体が知られることになった。それまでは、完璧に騙していた。では、美琴島では?」と尋ねたが、相川三郎(長谷川博己)は「みんなを騙していた」と嘘を貫いていた。

すると、刑事は「昨日ね、美琴島へ行ってきました。2年前、貴方が美琴島の役所に提出した履歴書のコピーです。貴方は事務員として採用されている」と言い、履歴書のコピーを突きつけた。

そして、刑事は「美琴島の人は嘘をつきませんでしたよ。みんな、偽医者と知って『若先生』と慕っていたそうです。所長の村木さん(大友康平)は大変、責任を感じていましたよ。彼は共犯として起訴されるでしょう」と教えた。。

一方、田坂芳江(多岐川裕美)は記者会見を終えた田坂雄一郎(内藤剛志)に、「私たちと一緒にもう一度、出直しませんか?この病院を売り、どこかの過疎の地方で診療所を開き、地域に密着した診療をしていく。私たちがであった頃の貴方なら、分かってくれると思う」と頼んだ。

田坂雄一郎(内藤剛志)が「ここまで大きくした病院を人手に渡す?気が触れてしまったんじゃないだろうな」と呆れると、田坂芳江(多岐川裕美)は「もう売却の話しは決まっています」と言い、契約書を差し出した。

田坂雄一郎(内藤剛志)が「納得できるか。なんて事をするんだ」と激怒すると、田坂芳江(多岐川裕美)は「では、本日をもって貴方を解雇します。離婚届も用意します」と告げた。

田坂雄一郎(内藤剛志)が「お前は、あの事故で死んでいたかもしれないんだぞ。誰のおかげで生きていられると思ってるんだ」と激怒すると、田坂芳江(多岐川裕美)は「これで分かりました。貴方はもはや医者ですらない」と言い、部屋を出て行った。

田坂亜希子(木村文乃)は「信じてたんだよ。沙希子(優希美青)もママ(多岐川裕美)も私も」と言い、田坂芳江(多岐川裕美)に続いて部屋を出て行った。

部屋に残された田坂雄一郎(内藤剛志)は、狂わんばかりに絶叫して、崩れ落ちた。

ある日、相川三郎(長谷川博己)の裁判(第1回公判)が始まる。検察が起訴状を読み上がると、相川三郎(長谷川博己)は医師法違反の起訴事実を全て認めた。

裁判が終わると、田坂亜希子(木村文乃)は相川三郎(長谷川博己)に接見し、「病院を売却することになりました。地方で小さな病院を始めるんです。もう1度、人生をやり直すんです。だから、犯罪者を夫に持つわけには、いかないんです。この子だけには本物の人生を歩かせます。後で、離婚届を送ります。さよなら。…ありがとう」と告げた。

ある日、裁判(2回公判)が開かれる。村木英次(大友康平)は証言台に立ち、相川三郎(長谷川博己)が偽医者として活動するようになった経緯を証言した。

元々、相川三郎(長谷川博己)は美琴島診療所の事務員だったが、村木英次(大友康平)は相川三郎(長谷川博己)が作ったボトルシップ(瓶の中で組み立てる船)を見て、「外科医としての才能があるかもしれない」と思った。

村木英次(大友康平)は試すつもりで相川三郎(長谷川博己)に医学書を読ませたら、相川三郎(長谷川博己)は医学書を読んで内容を理解してきた。

それから、村木英次(大友康平)は「こいつなら、この島だけの医者になってくれる」と思い、相川三郎(長谷川博己)に医学を教えるようになった。

村木英次(大友康平)は「楽しかったんですよ。こいつに医学をおしえているとき、楽しかったんです。こいつは勉強してくるんです。毎日、毎日、凄く楽しかったんです」と話した。

そして、村木英次(大友康平)は「全て言い訳だと分かってます。こんな俺がこいつの人生を狂わせてしまったんです」と証言して泣いた。

裁判が終わると、母・相川喜美枝(加賀まりこ)は裁判を傍聴していた鈴木明子(稲森いずみ)に声をかけた。

鈴木明子(稲森いずみ)が自己紹介すると、相川喜美枝(加賀まりこ)は「やっぱり。何度か、お電話くださった方ですよね」と言い、自宅へ招いた。

そして、自宅に着くと、相川喜美枝(加賀まりこ)は鈴木明子(稲森いずみ)に、田坂亜希子(木村文乃)が送ってきた手紙を見せた。

田坂亜希子(木村文乃)は手紙に、相川三郎(長谷川博己)と離婚することを書いており、鈴木明子(稲森いずみ)は「ダメよ。そんなの。だって彼女のお腹には、三郎さん(長谷川博己)の赤ちゃんが」と言い、田坂亜希子(木村文乃)に会いに行こうとする。

すると、相川喜美枝(加賀まりこ)は「もういいの。彼女自身が考えて、決めた事なのよ。お腹の子は1人でしっかりと育てますって書いてあるわ」と教えた。

そして、相川喜美枝(加賀まりこ)は「明子さん(稲森いずみ)、長い人生でもう少し自分本位に考えても良い時があるんじゃないかしら。もう十分に耐えてきたでしょ」と諭すと、鈴木明子(稲森いずみ)は号泣した。

雲の階段-最終回のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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