テイク・ファイブ-最終回のあらすじとネタバレ
唐沢寿明が出演するTBSのルクレツィア・ドラマ「TAKE FIVE(テイク・ファイブ)-俺たちは愛を盗めるか」の最終回(第10話)「愛する人の命を救え裏切者は誰」のあらすじと結末ネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「TAKE FIVE」の原作と主題歌は「Take Five(テイク・ファイブ)の原作と主題歌」をご覧ください。
■テイク・ファイブ-最終回のあらすじ
レオナルド・ダ・ビンチの本物の絵画「ルクレツィアの肖像」を持っていたホームレスの古堀杏子(倍賞美津子)が逮捕さたが、窃盗団「TAKE FIVE」の帆村正義(唐沢寿明)は警察署から古堀杏子(倍賞美津子)を盗み出すことに成功した。
しかし、窃盗団「TAKE FIVE」のメンバーである刑事・岩月櫂(稲垣吾郎)の裏切りにより、帆村正義(唐沢寿明)は警察に逮捕されてしまった。
そのようななか、窃盗団「TAKE FIVE」の逮捕に執念を燃やしていた刑事・笹原瑠衣(松雪泰子)が、父親の形見の腕時計を残して行方不明になってしまう。
やがて、帆村正義(唐沢寿明)は取り調べを受けたが、刑事の隙を突いて警察署から逃げることに成功し、アジトのジャズバーで窃盗団「TAKE FIVE」と合流する。
そして、帆村正義(唐沢寿明)は南真一(六角精児)ら「警察にある『ルクレツィアの肖像』は偽物だ。誰かが絵をすり替えたんだ。ある人物にとって、知られたくない真実が隠されてるんだ」と話した。
本物の絵画「ルクレツィアの肖像」なら150億円以上の価値がある。そのような高額な美術品を温度や湿度の管理できない警察署に置いておくはずが無い。
古堀杏子(倍賞美津子)が持っていたのは本物の絵画「ルクレツィアの肖像」なので、警察で何者かが本物と偽物とをすり替えたのだという。
帆村正義(唐沢寿明)は、南真一(六角精児)に「本物の絵を追ってくれ」と命じ、新美晴登(松坂桃李)に「Nシステムにハッキングしてくれ。笹原瑠衣(松雪泰子)が居なくなった。犯人は車を使っているはずだ」と命じた。
やがて、新美晴登(松坂桃李)は警察のNシステム(自動車ナンバー読み取りシステム)にハッキングし、1台の車が子が古賀美術館に入った事を突き止める。
その日の夜、帆村正義(唐沢寿明)は「これが最後の盗みだ。笹原瑠衣(松雪泰子)を盗み出す」と言い、新美晴登(松坂桃李)と共に古賀美術館へ侵入した。
一方、刑事・増田公造(でんでん)は不審車両の通報を受け、古賀美術館へと向かった。
そのころ、古賀美術館へ侵入した新美晴登(松坂桃李)は、監視カメラをハッキングし、低酸素室の中に笹原瑠衣(松雪泰子)を発見する。黒幕は低酸素室の中で事故に見せかけて笹原瑠衣(松雪泰子)を殺すつもりだ。
そのとき、パトカーのサイレンが聞こえてくる。新美晴登(松坂桃李)は帆村正義(唐沢寿明)に「俺が囮になる。お前は笹原瑠衣(松雪泰子)を助け出せ」と言い、プランD(ダッシュ)で逃走し、古賀美術館から警察を引き離した。
しかし、古賀美術館に駆けつけた刑事・増田公造(でんでん)は「この中に笹原瑠衣(松雪泰子)がいるかもしれない」と言い、部下・矢野昇太郎(千葉雄大)を連れて古賀美術館の中へと向かった。
一方、帆村正義(唐沢寿明)は笹原瑠衣(松雪泰子)に人工呼吸をすると、笹原瑠衣(松雪泰子)が目を覚ました。
笹原瑠衣(松雪泰子)は「貴方は前にも、こうして私を。やっぱり、貴方だったんですね。どうして、私を助けてくれるんですか?貴方の父親が私の父親を殺したから、罪滅ぼしですか?」と尋ねた。
帆村正義(唐沢寿明)は「前はそうだった。でも、今は違う。真実が色んな事を教えてくれた」と答えた。そのとき、刑事・増田公造(でんでん)と部下・矢野昇太郎(千葉雄大)が現れた。
刑事・増田公造(でんでん)は笹原瑠衣(松雪泰子)に「その男(唐沢寿明)から離れろ。その男は取調中に脱走した。お前を拉致したのも、その男の仲間だ」と告げる。
そこへ、刑事・岩月櫂(稲垣吾郎)が現れる。岩月櫂(稲垣吾郎)は「彼の話を聞いてみてはどうでしょうか」と提案した。
笹原瑠衣(松雪泰子)も「聞かせてください。私は自分が信じたいものを信じる」と言い、帆村正義(唐沢寿明)に真実を明かすように頼んだ。
すると、帆村正義(唐沢寿明)は「最後の晩餐。私のオヤジが死に際に残した言葉です。キリストが弟子たちを集め、『この中に裏切り者が居る』と告げた絵です」と言い、話し始めた。
帆村正義(唐沢寿明)の父親は窃盗団「TAKE FIVE」の中に裏切り者が居る事を知っていた。それが、TAKE FIVEのメンバー後藤光秀(峰竜太)だった。
後藤光秀(峰竜太)は金目当てで「ルクレツィアの肖像」を盗もうとしており、帆村正義(唐沢寿明)の父親はそれを事前に察知した。
しかし、後藤光秀(峰竜太)は慎重な男だ。単独では動かない。おそらく、後藤光秀(峰竜太)を手引きした人間がいる。警官ですよ。その地域を担当していた。
笹原瑠衣(松雪泰子)が「それじゃ、私の父が」と動揺すると、帆村正義(唐沢寿明)は「いいえ。貴方のお父さんは最後まで立派な方でした」と答えて、話を続けた。
あの夜、後藤光秀(峰竜太)は仲間の手引きでセキュリティーを突破し、肖像画家「ルクレツィアの肖像」を盗もうとしたところ、帆村正義(唐沢寿明)の父親が「愛のない盗みをするな」と言い、盗みを止めさそうとした。
そこへ、笹原瑠衣(松雪泰子)の父親が現れ、後藤光秀(峰竜太)らを逮捕しようとした。しかし、笹原瑠衣(松雪泰子)の父親は、黒幕に背後からナイフで刺されてしまった。
そして、黒幕と後藤光秀(峰竜太)の2人は壁に掛かっていた絵画「ルクレツィアの肖像」を盗んで逃走した。
帆村正義(唐沢寿明)の父親は、刺された笹原瑠衣(松雪泰子)の父親に駆け寄り、助けようとしているところに、古堀杏子(倍賞美津子)が現れた。
すると、帆村正義(唐沢寿明)の父親は、「君が持っている絵が本物。犯人が盗んだのは、君が書いた贋作なんだろ?良いから逃げろ。君のことは言わない。警察は信用するな。裏切り者は警察に居る」と言い、古堀杏子(倍賞美津子)を逃がした。
その後、帆村正義(唐沢寿明)の父親は逮捕された。あえて捕まったのだろう。警察内部に居る犯人を探るために。
しかし、帆村正義(唐沢寿明)の父親は拘留中に殺された。黒幕が自分の正体を突き止められる前に、帆村正義(唐沢寿明)の父親を殺したのだ。
刑事は単独で行動することは無い。必ず相棒と捜査する。笹原瑠衣(松雪泰子)の腕時計は、父親が警視総監賞を貰ったときのもの。そのとき、父親の相棒も同じ腕時計を貰った。
つまり、相棒は笹原瑠衣(松雪泰子)の腕時計と同じ腕時計を持っている人物。相棒が、笹原瑠衣(松雪泰子)の父親を殺した裏切り者であり、相棒こそが、増田公造(でんでん)だ。
「TAKE FIVE(テイク・ファイブ)-最終回のあらすじとネタバレの後編」へ続く。