「DOCTORS2-最強の名医」のあらすじとネタバレ

沢村一樹が出演するテレビ朝日の医療ドラマ「DOCTORS2(ドクターズ2)-最強の名医」の第1話「極秘オペは2億円?最強決戦が今夜始まる」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「DOCTORS2(ドクターズ2)-最強の名医」の原作と主題歌は『「DOCTORS2(ドクターズ2)-最小の名医」の原作と主題歌』をご覧ください。

■「DOCTORS2-最強の名医」のあらすじ
ある日、堂上総合病院の院長・堂上たまき(野際陽子)は、堂上総合病院に産婦人科を導入するため、東京四つ葉銀行に2億円の融資を申し込んだ。

堂上総合病院は2年前、相良浩介(沢村一樹)と森山卓(高嶋政伸)の執刀により、生体肝移植手術を成功させ、全国的に知名度を上げていた。

さらに、森山卓(高嶋政伸)はアメリカにあるテキサス医科大学で腹腔鏡手術の技術を学び、日本有数の腹腔鏡手術の医師となっており、手術には見学者が絶えない状態だった。

ある日、森山卓(高嶋政伸)は入院患者・榊原直子(山口美也子)の腹腔鏡手術を成功させ、見学者から拍手喝采を受けたが、満たされなかった。車を買い換えても、タワーマンションへ引っ越しても、満たされないのだという。

そのようななか、森山卓(高嶋政伸)は院長・堂上たまき(野際陽子)に呼び出される。

院長・堂上たまき(野際陽子)は2億円の融資を申し込んだ事を伝え、「医院長になってください。卓ちゃん(高嶋政伸)が経営に関わるのを嫌ってるのは知ってるけど、今は経営が安定飛行に入ってるの。貴方が院長になってくれれば、私は引退できるの。お願いします」と頼んだ。

すると、森山卓(高嶋政伸)は「これだよ、俺に足りなかったのは。同期の他の奴らは、教授になってるが、所詮は勤務医だ。俺が欲しかったのは堂上総合病院の院長という肩書きだったんだよ」と言い、院長を引き受けた。

その後、森山卓(高嶋政伸)は廊下で相良浩介(沢村一樹)と会うと、「近々、俺の院長就任が発表される。こからは俺が病院を仕切る。こんなに早く、その日が来るとは思って無かっただろ。ウヒヒヒヒ」と告げた立ち去る。

相良浩介(沢村一樹)は「確かに、少し早すぎますね」とつぶやいて、森山卓(高嶋政伸)の背中を見送った。

その日、森山卓(高嶋政伸)が腹腔鏡手術を行った榊原直子(山口美也子)を回診すると、娘・榊原美由紀(京野ことみ)が「時々、意識ももうろうとするんです」と心配した。

森山卓(高嶋政伸)は「手術をしたばかりですからね。自律神経が高ぶっているんですよ。体がビックリしているんでしょ」と説明したが、娘・榊原美由紀(京野ことみ)はその説明に納得できなかった。

その日、院長の堂上たまき(野際陽子)は、外科医・相良浩介(沢村一樹)、内科医・皆川和枝(伊藤蘭)、看護婦長・田村戸紀子(宮地雅子)の3人を院長室へ呼んだ。

そして、堂上たまき(野際陽子)は、3人に2億円の融資が受けられそうな事を明かし、森山卓(高嶋政伸)を院長に就任させること伝え、「3人に納得して頂けないと、世代交代が進まないのよ」と頼んだ。

看護婦長・田村戸紀子(宮地雅子)が「森山先生(高嶋政伸)が院長になるのなら、辞める看護婦が出てくると思います。私自身だって」と答えると、内科医・皆川和枝(伊藤蘭)も「私も」と後を続けた。

堂上たまき(野際陽子)が「森山先生(高嶋政伸)が院長の器でないことは分かってます。でも、立場が人を作るというじゃない。私が言い聞かせますから、みんなで森山先生を支えてあげてください」と懇願した。

すると、外科医・相良浩介(沢村一樹)が「僕は辞めませんから、心配なさらずに。僕はこの病院に、もっともっと良くなって欲しいんです。皆川先生(伊藤蘭)もそうでしょ。みんなで森山先生(高嶋政伸)を支えていきましょうよ」と促した。

内科医・皆川和枝(伊藤蘭)と看護婦長・田村戸紀子(宮地雅子)の2人は、相良浩介(沢村一樹)に促され、不本意ながら森山卓(高嶋政伸)に協力することを約束した。

その後、相良浩介(沢村一樹)は、エスアイ製薬会社のMR(医薬情報担当者)・渋谷翔子(滝沢沙織)に、「銀行が病院に融資するとき、何を審査するか調べて欲しい」と頼んだ。

翌日、渋谷翔子(滝沢沙織)は相良浩介(沢村一樹)に、「東京四つ葉銀行の審査内容が分かりました。待合室で座ってるポロシャツの男性は、東京四つ葉銀行の融資係です。見舞客の振りをして、数字では分からないことをチェックしてるんです」と教えた。

すると、相良浩介(沢村一樹)は「じゃー、融資を受けるためには、あの人に好印象を持ってもらわなければならないわけだ」と言い、もう1つ渋谷翔子(滝沢沙織)に頼み事をした。

一方、榊原美由紀(京野ことみ)は、森山卓(高嶋政伸)は「5日で退院できる」と言っていたのに、母・榊原直子(山口美也子)がいっこうに良くならないため、主治医の森山卓(高嶋政伸)に不信感を抱くようになっていた。

他方、相良浩介(沢村一樹)は、「人工肛門を付けるなんて嫌」と泣く女性患者に、「ずっと付ける訳ではありません。必ず元通りにします。僕が保証します」と言い、女性患者を安心させた。

その様子を見た榊原美由紀(京野ことみ)は「森山先生(高嶋政伸)が母の事を心配しているようには思えないんです」と言い、相良浩介(沢村一樹)に母親・榊原直子(山口美也子)の主治医になってくれるように頼んだ。

すると、相良浩介(沢村一樹)は主治医を引き受けた。

付き添っていた看護婦・宮部佐知(比嘉愛未)が「主治医を変るなんて、森山先生(高嶋政伸)が許すわけありません」と忠告すると、相良浩介(沢村一樹)は「だろうね。でも、僕たちの仕事は何だ。患者さんを助けることだろ」と答えた。

一方、渋谷翔子(滝沢沙織)が、ロビーに居る東京四つ葉銀行の覆面審査員の隣に座ると、覆面審査員は渋谷翔子(滝沢沙織)が持っている資料を見て、「製薬会社の方ですか?」と声をかけた。

渋谷翔子(滝沢沙織)がエスアイ製薬会社のMRだと明かすと、覆面調査員は「父の体調が悪くて、検査を受けさせたいんですけど、この病院の評判はどうでしょうか。貴女が手術をするようなことになったら、この病院で手術を受けますか?」と尋ねた。

渋谷翔子(滝沢沙織)は鋭い質問に動揺しながらも、「ええ、この病院へ来ますね。手術は相良先生(沢村一樹)にお願いします。専門は消化器ですが、なんでも診られます。患者さんにも非常に優しいですよ」と答えた。

そのころ、医局に戻った相良浩介(沢村一樹)は、森山卓(高嶋政伸)に「榊原直子さん(山口美也子)の主治医になります」と主治医変更を伝えていた。

森山卓(高嶋政伸)が「私の患者だぞ」と怒ると、相良浩介(沢村一樹)は「患者さんにも医者を選ぶ権利があるでしょ。堂上総合病院に来て、診察室に入ったら、森山先生(高嶋政伸)が居た。これって、変じゃありませんか。榊原さん(山口美也子)は森山先生を指名したわけじゃ無いんです。だから、我々には責任がある」と指摘した。

森山卓(高嶋政伸)が「何が言いたいんだ」と詰め寄ると、相良浩介(沢村一樹)は「腹腔鏡手術を選んだのは間違いだったんではないですか?僕は腫瘍が取り切れていないと思います」と答えた。

森山卓(高嶋政伸)が「僕のオペにミスがあったというのなら、それなりの覚悟がおありなんでしょうね」と脅すと、相良浩介(沢村一樹)は「手術が成功していれば、5日で退院できているはずです」と答えた。

森山卓(高嶋政伸)が「それは術後の不定愁訴だ」と吐き捨てると、相良浩介(沢村一樹)は「娘さんは、そう思わないから、僕にセカンドオピニオンを求めて来たんです」と告げた。

すると、取り巻きの医師が「セカンドオピニオンなら他の病院へ行け。同じ病院のドクターに鞍替えするなんて非常識だ」と吐き捨てた。

味方が多いと判断した森山卓(高嶋政伸)は、「よし。俺の意見が正しいか、相良先生(沢村一樹)の意見が正しいのか、多数決を取ろう」と言い出した。

こうして、多数決を取るが、相良浩介(沢村一樹)の味方は皆川和枝(伊藤蘭)しかおらず、多数決によって、主治医の変更は認められなかった。

森山卓(高嶋政伸)は「あの患者の主治医は俺だ」と告げると、相良浩介(沢村一樹)は「分かりました」と言い、立ち去った。

DOCTORS2(ドクターズ2)-最強の名医」のあらすじとネタバレ後編』へ続く。

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