Woman(ウーマン)-第7話のあらすじとネタバレ
満島ひかりが出演する日本テレビの母子家庭ドラマ「Woman(ウーマン)」の第7話「生きる為に死んだ大切な人、その真実」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「Woman(ウーマン)」第6話のあらすじとネタバレは「Woman(ウーマン)-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「Woman(ウーマン)」の原作や主題歌については「Woman(ウーマン)の原作と主題歌」をご覧ください。
■Woman(ウーマン)-第7話のあらすじ
青柳小春(満島ひかり)は子供たちを連れて、山梨県にあるペンション「ロッヂ長兵衛」を訪れ、店主から青柳信(小栗旬)の手紙を受け取った。
青柳信(小栗旬)はロッヂ長兵衛で手紙を書いたが、バスに乗り遅れそうになったため、手紙を忘れていったのだという。
青柳小春(満島ひかり)は、店主から青柳信(小栗旬)が書いた手紙を受けとると、1人になって手紙を読んだ。
小春ちゃん(満島ひかり)へ。ごめん。僕はさっき嘘をつきました。仕事へ行くと言って家を出たけど、今は大菩薩峠に居ます。帰って言い訳をする自信がないので、この手紙を家計簿に挟んでおきます。返事は要りません。
ここから見える山は、子供の頃に毎日見た風景です。僕はそこへ帰ってきました。あの人に会うために。
僕がこの村に居たのは、生まれてから15歳になるまで。そのうち、8歳から10歳までの3年間は1人暮らしをしました。
毎月、郵便屋さんが来ます。緑の縁取りがされた封筒が届きます。僕はそこに入っているお金をいくつかに分けて、毎日の食事代にし、おやつ代にし、電気代や給食費にしました。
商店街で買い物をしました。「毎日、お使い、お偉いね」と言われたが、おつかいではなく、それは自分のご飯を作る買い物でした。
朝、目が覚めると、布団をたたみます。洋服のニオイをかいで、臭かったら洗います。週に3度はお風呂を沸かして入ります。髪が伸びれば切りました。汚くしていると、秘密がバレるからです。
僕が1人暮らしをしていることは、絶対の秘密で、僕とあの人との約束でした。僕は冒険王のような気分で、それを実行していました。
ときどき、あの人が帰ってきて、ご褒美をくれます。僕を抱きしめ、「偉かったね。頑張ったね」と言ってキャラメルをくれます。
「もう少しね、もう少しで一緒に暮らせるからね」と言って、また東京へ帰ります。あの人は、そこで僕よりもちょっと大事な人と暮らしています。
冒険が3年目になる頃、緑の封筒が届かなくなってきました。行く手がちょっと険しくなった。ご飯が炊けなくなり、冷蔵庫が動かなくなり、靴に穴が空いても買い直せなくなりました。ちょっと本格的になりすぎて、近所の人が僕を見る度に顔をしかめるようになってきた。
僕は困りました。誰かに見つかったら、私は牢屋に入れられるの。牢屋に入ると、もう会えなくなるの。あの人がそう言ったからです。
そんなとき、助けてくれたのが、郵便屋の宮前さんでした。宮前さんは面白い人で、「俺はまぶたでビールの栓を抜ける」と、よく自慢していましたが、お酒が飲めなくて、プリンが大好きでした。
故郷の長野県を訪れた青柳信(小栗旬)は、母親のアパートを訪れたが、留守だった。空いていた窓の隙間から中を覗くと、部屋の真ん中に吊してあったマフラーと、空き缶に花を挿しているのが見えた。
その後、郵便屋の宮前を訪ねた。宮前は入院していた。青柳信(小栗旬)が結婚を報告すると、宮前は「良かったな。死なないで。生きてて良かったな。生きてオヤジになったんだから」と喜んだ。
病院を出た青柳信(小栗旬)は、初めて出来た家族(満島ひかり)の元へ帰ろうとしたが、途中にあった雑貨屋で花瓶を見つけて購入した。
そして、青柳信(小栗旬)は近所の人に母親が働いている場所を教えて貰い、母親の職場へと向かった。
母親はファーストフード店で働いていた。青柳信(小栗旬)はコーヒーを注文したが、母親は青柳信(小栗旬)だと気づいていないようだ。
青柳信(小栗旬)は落胆して店を出ようとすると、母親がお声をかけ、「家で待ってなさい」と言い、鍵を渡した。
その後、青柳信(小栗旬)が母親のアパートでコーヒーを飲んでいると、母親が帰宅した。
青柳信(小栗旬)が花瓶を差し出すと、母親は「地デジって知ってる?もうすぐ、テレビが映らなくなるのよ。花瓶って事は無いでしょ。せめて、テレビを買ってよ。いくら持ってるの?」と呆れた。
すると、青柳信(小栗旬)は持っていたお金(1万3000円)を全て渡して、「すみません。どんなのか分からないけど、テレビは今度、そんなに先じゃないうちに送ります」と答えた。
青柳信(小栗旬)が話題を変えて「家族が居ます。娘ともう1人がもうすぐ」と報告すると、母親は「生命保険は入ってる?解約すれば、そこそこあるでしょ」と尋ねた。
青柳信(小栗旬)が「入ってないです」と答えると、母親は酒を飲みながら「家族が居るなら入ってるでしょ。女房が言うでしょ。入れって。私だって貴方に、そういうつもりで入れたわけじゃ…」と話した。
青柳信(小栗旬)が「別に嫌じゃ無かったので」と答えると、母親は「私が酔ってた時でしょ。酔ってなかったら、あんなこと言わないわよ。貴方の女房だって、1人で子供を育てれば、私みたいになるのよ」と釈明した。
(注釈:母親は1人暮らしをしている青柳信(小栗旬)に生命保険をかけて自殺させようとしていたようだが、詳しくは分からない)
そして、母親は「川島なお美を知ってる?ワインの人。同い年なの。あの人がテレビに出ているとき、貴方を産んだの。あの人がテレビに出ているとき、私は貴方の漏らしたウンコを片付けてたの。私だって芸能界に誘われてたの。産まなかったら、成れたの。ワインの女優に」と話しながら寝てしまった。
「Woman(ウーマン)-第7話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。