伊勢島ホテルの内部告発隠蔽事件

駿河太郎が出演するTBSの池井戸潤の原作ドラマ「半沢直樹」の第6話「5億から120億!東京で、倍返しなるか本店に異動した半沢は巨大な敵と戦う」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「半沢直樹-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■半沢直樹-第6話のあらすじ後半
その後、半沢直樹(堺雅人)は京橋支店を訪れ、古里則夫(手塚とおる)に「120億円の損失を知っていたんじゃないですか?」と追求すると、古里則夫(手塚とおる)は「上に報告して、貴方の行動を問題にできるんだぞ」と脅した。

半沢直樹(堺雅人)は「やれるものならやってみろ。しかし、アンタの不正が発覚したら、倍返しだ」と宣告した。

半沢直樹(堺雅人)が京橋支店を出ると、外で男が待っていた。男は伊勢島ホテルの社長・湯浅威(駿河太郎)だった。

湯浅威(駿河太郎)は海外出張から帰国したので、直ぐに半沢直樹(堺雅人)に会うために居場所を聞いて駆けつけたのだという。

半沢直樹(堺雅人)が「始めまして」と言い、名刺を出そうとすると、湯浅威(駿河太郎)は「前に1度、お会いしたことがあります。頭取にお願いして貴方を指名したのは私です」と告げた。

半沢直樹(堺雅人)は過去に大東京ホテルの経営再建を手がけたことがある。このとき、他の銀行は経営再建支援に消極的だったが、半沢直樹(堺雅人)だけが積極的に経営再建を支援し、大東京ホテルのために奔走した。

そのとき、湯浅威(駿河太郎)は勉強のため大東京ホテルで働いており、ホテルのために奔走する半沢直樹(堺雅人)に感銘を受けたのだという。

湯浅威(駿河太郎)は経営再建計画を立て、経営上の問題となっていた旧体質を打開しようとしており、半沢直樹(堺雅人)に協力を求めると、半沢直樹(堺雅人)は湯浅威(駿河太郎)に協力を約束した。

その日、半沢直樹(堺雅人)は、融資の申請を断られ続けている近藤直弼(滝藤賢一)を剣道に誘い、剣道で叩きのめし、「大学時代を思い出せ近藤」と活を入れた。

すると、近藤直弼(滝藤賢一)は立ち上がり、半沢直樹(堺雅人)に猛反撃を始め、ついには半沢直樹(堺雅人)から1本を取った。

その日の夜、内部告発をした戸越茂則(小林隆)は、京橋支店の古里則夫(手塚とおる)を居酒屋に呼び出し、「俺は120億円の損失が出ることを教えたはずだ。なんでもみ消した」と文句を言った。

古里則夫(手塚とおる)は「またその話か。もうその話は終わった。俺は上に報告したんだ。隠蔽したのは俺じゃ無い」と呆れた。

すると、仕切りで仕切られた隣の席から半沢直樹(堺雅人)と近藤直弼(滝藤賢一)が立ち上がり、「最近の銀行員には間抜けが居るな。隣に誰がいるのかわらないのに、内部情報をベラベラと喋る馬鹿が。さっきの会話は全て録音した」と告げた。

半沢直樹(堺雅人)が内部告発の隠蔽を追求すると、古里則夫(手塚とおる)は「信じてくれ。俺は貝瀬支店長(川原和久)に報告したんだ。しかし、しばらく様子を見ると言われて」と釈明した。

半沢直樹(堺雅人)は「証拠は?口頭で報告したわけじゃないだろ」と追求すると、古里則夫(手塚とおる)は「あるには、あるが、疎開資料の中だ。金庫室の中にある。今夜の10時に支店長が取りにくる」と答えた。

既に9時を回っていたが、半沢直樹(堺雅人)は「協力しないとさっきの会話を銀行中に流すぞ」と脅して古里則夫(手塚とおる)に協力させ、急いで京橋支店へと向かった。

京橋支店へ到着したものの、古里則夫(手塚とおる)は「暗証番号を知らない」とと言うと、近藤直弼(滝藤賢一)は「アンタに融資を断られたおかげで、俺は何度もここに足を運んだ。そして、現実逃避するためにいろいろな数字を覚えた」と言い、暗証番号を押して金庫を開けた。

半沢直樹(堺雅人)は金庫室に入ると、急いで疎開資料の中から、内部告発の隠蔽の証拠となる報告書を探したが、直ぐには見つからない。

とうとう、10時になり、支店長の貝瀬郁夫(川原和久)が疎開資料を取りに来た。

古里則夫(手塚とおる)が「どうするんだ。そこまで来てるぞ」と尋ねると、半沢直樹(堺雅人)は古里則夫(手塚とおる)に「金庫を閉めろ」と命じた。

古里則夫(手塚とおる)が外に出て金庫を閉めたところに、支店長の貝瀬郁夫(川原和久)がやって来た。

支店長・貝瀬郁夫(川原和久)が「何でここにいるんだ」と尋ねると、古里則夫(手塚とおる)は「疎開資料の運び出しをお手伝いしようと思いまして」と釈明した。

支店長・貝瀬郁夫(川原和久)が金庫を開け、古里則夫(手塚とおる)が段ボールに入った疎開資料を運びだそうすると、金庫内に隠れていた半沢直樹(堺雅人)が「何とかしろ。扉を閉められたら明日まで出られない」と命じた。

すると、古里則夫(手塚とおる)は金庫を出ようとしたところで、つまずいて資料をぶちまけ、支店長・貝瀬郁夫(川原和久)に「申し訳ありません。そちらの資料を先に運んでおいてください」と頼んだ。
支店長・貝瀬郁夫(川原和久)が「はやくしろよ」と呆れ、先に車へ戻ると、半沢直樹(堺雅人)らは金庫室から抜け出した。

古里則夫(手塚とおる)は「だから無理だと言っただろ」と呆れると、半沢直樹(堺雅人)は「やってやれないことはない」と言い、疎開資料から抜き取った証拠の報告書を見せた。

報告書には古里則夫(手塚とおる)と支店長貝瀬郁夫(川原和久)の判子が押してあった。

さらに、半沢直樹(堺雅人)は古里則夫(手塚とおる)に「タミヤ電気への稟議を書き渋っているそうだ。確かに中期経営計画書は社長のビジョンが見えないところがある。しかし、それを差し引いても近藤(滝藤賢一)が作った稟議書はしっかりしたものだった。明日中に融資の稟議を書け」と命じた。

近藤直弼(滝藤賢一)は半沢直樹(堺雅人)に「やっぱり、お前は凄い。お前と居ると昔の自分に戻れるような気がする」と礼を述べると、半沢直樹(堺雅人)は「お前だって変ってない。タミヤ電気のために戦ってるじゃないか。肩書きや居場所が違っても、お前はお前だ」と答えた。

翌日、半沢直樹(堺雅人)は、内部告発者の戸越茂則(小林隆)にお礼を言った。戸越茂則(小林隆)は「礼を言われるほどじゃない。俺も古里(手塚とおる)をギャフンと言わしたかったんだ」と答えた。

そして、戸越茂則(小林隆)は「それに伊勢島ホテルに戻れる事になった。アンタが湯浅社長(駿河太郎)に頼んでくれたんだろ。湯浅社長から直々に電話があったよ」と礼を言うと、半沢直樹(堺雅人)は「事実を報告したまでです」と答えた。

戸越茂則(小林隆)が「ところで、例の報告書には誰のサインがあった?」と尋ねると、半沢直樹(堺雅人)は「貝瀬支店長(川原和久)です」と教えた。

すると、戸越茂則(小林隆)は「こういうことを言っちゃ、アンタの努力を無駄にしちまうかもしれないが、歴代支店長と伊勢島ホテルとの関係は黒い闇だ。貝瀬支店長(川原和久)はその闇の一部に過ぎない、トカゲの尻尾だ。むしろもっと上の…。そいつが闇の中心だ。そしつの証拠をさがせ」と助言した。

一方、近藤直弼(滝藤賢一)はタミヤ電気の経理部に戻り、東京中央銀行から融資を受けられた事を報告すると、「元銀行のくせに遅いんだよ」と嫌みを言われた。

そして、近藤直弼(滝藤賢一)は野田経理課長(利重剛)に「今後の計画書を作りたいので、前期までの決算書を出してください」と頼むと、野田経理課長(利重剛)は「そういうのは我々がやる。元銀行さんは銀行からお金を引き出す事だけを考えてれば良いんだよ」と吐き捨てた。

近藤直弼(滝藤賢一)は大きなストレスを感じたが、半沢直樹(堺雅人)の言葉を思い出し、「野田!決算書を持ってこいと言ってるんだ。言っておく、今の私はタミヤ電気の経理部長だ。二度と元銀行さんなんて呼ぶんじゃない」と声を荒げると、野田経理課長(利重剛)は不本意ながら「はい」と答えた。

そのころ、半沢直樹(堺雅人)は、大和常務(香川照之)と岸川取締役(森田順平)に呼び出されていた。

大和常務(香川照之)が「京橋支店で何かの不正を調べていると聞いたが、事実かな?詳しく話してくれ」と尋ねると、半沢直樹(堺雅人)は貝瀬支店長(川原和久)と古里課長(手塚とおる)が内部告白を握りつぶし、伊勢島ホテルに200億円の融資を実行した事を報告した。

岸川取締役(森田順平)が「証拠はあるのか?」と問うと、半沢直樹(堺雅人)は「ありますが、お見せすることはできません。最重要疎開資料として保管しております。貝瀬支店長(川原和久)に指示をした人間がいるので、安易な報告は出来ません」と答えた。

大和常務(香川照之)が「貝瀬支店長(川原和久)に指示を出せるとなると、前支店長の岸川取締役(森田順平)、その前の支店長の私。このままでは、私たちが容疑者になってしまう」と笑った。

すると、半沢直樹(堺雅人)は「どこかの誰かが、伊勢島ホテルの内部告発をもみ消した。そのせいで伊勢島ホテルが大きなダメージを受けた。私は担当として、土下座をしてでも伊勢島ホテルを再建してみせます。相手が誰であれ、全力で戦うつもりです」と告げた。

大和常務(香川照之)は「土下座?そんなものは情に訴えるだけのくだらないパフォーマンスだよ、何の意味も無い。私の足にすがる奴は大勢居たが、無能な奴らばかりだった」と吐き捨てる。

半沢直樹(堺雅人)は「貴方には分からないでしょうね、土下座する人間の必死さも、悔しさも。もし、私が伊勢島ホテルを救えなければ、貴方に対する非礼を土下座してお詫びします。しかし、隠蔽を指図した人物が貴方なら、土下座して詫びてください」と睨み付けた。

大和常務(香川照之)は睨み返して「いいだろう。そんなことが出来るのなら、やってみたまえ」と答えた。

そうして、ついに、金融庁検査の日がやって来た。金融庁検査で東京中央銀行に来た検査官は大阪国税局から金融庁に復帰したオカマの黒崎駿一(片岡愛之助)であった。

ドラマ「半沢直樹」第7話のあらすじとネタバレは「半沢直樹-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「半沢直樹」の原作と主題歌は「半沢直樹の原作と主題歌」をご覧ください。

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コメント欄

さっそく拝見しました!最高です!放映と第7話のアップが待ち遠しいです。ドクターズも拝見しております。素晴らし文章力でとてもわかりやすいです!また楽しみにしています。

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■梅さんへ
ありがとうございます。第6話も面白かったので、第7話も楽しみですね。

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  • 管理人