半沢直樹-第7話のあらすじとネタバレ
片岡愛之助が出演するTBSのドラマ「半沢直樹」の第7話「半沢が土下座する!絶体絶命の大ピンチ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「半沢直樹」第7話のあらすじとネタバレは「半沢直樹-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「半沢直樹」の原作と主題歌は「半沢直樹の原作と主題歌」をご覧ください。
■半沢直樹-第7話のあらすじ
ある日、金融庁に復帰した黒崎駿一(片岡愛之助)が東京中央銀行の本店を訪れ、金融庁検査が始まった。時を同じくして、全国にある東京中央銀行の主要支店にも金融庁検査が一斉に入った。
黒崎駿一(片岡愛之助)が「伊勢島ホテルの120億円の損失について聞かせてちょうだい」と追求したが、半沢直樹(堺雅人)は「120億円は株式運用の失敗による特別損失です。まずは、本業のホテル経営から御説明します」と答え、伊勢島ホテルの状況を説明した。
伊勢島ホテルは20年ぶりに赤字に転落したため、海外の旅行代理店と提携し、国内大手のIT関連企業「ナルセン・エンジニアリング」にインターネット予約システムの開発を依頼していた。
黒崎駿一(片岡愛之助)が「120億円の損失はどう補填するつもり?」と追求すると、半沢直樹(堺雅人)は「社員寮や保有株を手放すことにより、当面の資金を捻出します」と答えた。
黒崎駿一(片岡愛之助)が「それじゃ50億円ってところかしら。全然足りてないじゃないの」と怒ると、半沢直樹(堺雅人)は「伊勢島ホテルが黒字化すれば、不足分は数年で補填できます」と答えた。
黒崎駿一(片岡愛之助)は「たら、れば、の話は聞いてないの。白水銀行は融資を止めたっていうじゃない。でも、貴方たちはそれを見抜けなかった。なぜかしら?無能だからじゃでしょ。そんなアンタたちに『黒字化します』なんて言われても、信用できるはずないじゃない」と罵倒した。
そして、黒崎駿一(片岡愛之助)は「次回の聞き取り調査までに120億円の損失を補填案が示せなければ、伊勢島ホテルは実質破綻先に分類します。そなれば、御行には、概算で1520億860万円の引当金を積んでもらいます」と宣告した。
金融庁検査の1日目が終わると、半沢直樹(堺雅人)は部下に、「見つけるしかない」と言い、伊勢島ホテルの資産状況を調べ直し、処分できる余剰資産を探すように命じた。
その後、渡真利忍(及川光博)は半沢直樹(堺雅人)と昼飯を食べながら、「白水銀行には見抜けて、ウチには見抜けなかった。痛いところを突かれたな」と感心すると、半沢直樹(堺雅人)は「内部告発がありましたが、ウチの行員が握りつぶしました、なんて言えないからな」と答えた。
渡真利忍(及川光博)が「古里(手塚とおる)が書いた資料はちゃんと隠してあるのか?」と尋ねると、半沢直樹(堺雅人)は「疎開資料としてウチにある」と答えた。
渡真利忍(及川光博)は「処分した方が安全じゃないか?」と提案すると、半沢直樹(堺雅人)は「いや、アレは京橋支店と伊勢島ホテルが事実を隠蔽した重要な証拠だ。この責任を取ってもらうまで処分はできない」と答えた。
渡真利忍(及川光博)は「それにしても、貝瀬支店長(川原和久)はどうして内部告発を握りつぶしたんだ?」と疑問を投げると、半沢直樹(堺雅人)は「それを今から確かめに行く」と答えて立ち上がった。
その後、半沢直樹(堺雅人)と渡真利忍(及川光博)は貝瀬支店長(川原和久)の元を訪れ、「貴方が200億円の融資を止めていれば、傷は浅くてすんだ」と言い、半沢直樹(堺雅人)らが金庫から盗み出した資料のコピーを突きつけた。
そして、半沢直樹(堺雅人)は「貴方(川原和久)は伊勢島で120億円の損失が出ている事を知っていた。にもかかわらず、その内部告発をもみ消し、200億円の融資を実行できるようにした」と追求した。
貝瀬支店長(川原和久)が「私はただ…」と釈明すると、半沢直樹(堺雅人)は「ただ?ただ、貴方は上からの指示に従っただけ。誰の指示です?この資料が取締役会に提出されれば、貴方は終わりですよ」と追求した。
貝瀬支店長(川原和久)は「私がその人の名前を言ったところで、証拠は何も無い。君たちにも勝ち目は無い。これ以上、この件に触れない方が君たちのためだ」と忠告した。
半沢直樹(堺雅人)が「大和常務(香川照之)ですか?」と尋ねると、貝瀬支店長(川原和久)は「そうだ。…と言ったら、その資料を処分してくれるのか?」と尋ね返した。
半沢直樹(堺雅人)が「そういうわけにはいきません。それなりの責任は取って頂きます」と答えると、貝瀬支店長(川原和久)は「なら、何も話すことは無い」と答えた。
渡真利忍(及川光博)が「この資料を本部に報告しますよ?」と脅すと、貝瀬支店長(川原和久)は「そんな事をすれば、金融庁に知られて、この銀行は大変なことになるぞ。銀行のことを思うなら、大人しくしておくことだ」と答えた。
半沢直樹(堺雅人)は「たしかに、金融庁検査が終わるまで、この資料は伏せておいた方が良いでしょう。でも、その後は容赦じないぞ」と告げると、貝瀬支店長(川原和久)は「君が無事に金融庁検査を乗り切れれば良いがね」と答えた。
その後、半沢直樹(堺雅人)の部下が伊勢島ホテルの120億円の損失を穴埋めできる資産を発見し、半沢直樹(堺雅人)に報告したが、その資産は「伊勢島ホテルの聖域」と呼ばれており、損失補填には仕えないのだという。
半沢直樹(堺雅人)は伊勢島ホテルの社長・湯浅威(駿河太郎)を尋ね、「金融庁から、120億円の損失を全額補填するように言われています。伊勢島ホテルには聖域があると。先代が購入した絵画コレクションと美術館建設のために購入した土地。本当ですか?」と尋ねた。
社長・湯浅威(駿河太郎)は「本当です。でも、父はそれを売ることを許さないでしょう。伊勢島美術館の建設は父の最後、いや最初からの夢だった。出来る事なら、私も叶えてあげたい」と答えた。
半沢直樹(堺雅人)は「経営危機だから出来る選択もある。その聖域に踏み込まなければ、先代からの呪縛は解けないんじゃないですか?」と説得すると、社長・湯浅威(駿河太郎)は「分かりました。父を説得してみます」と答えた。
一方、貝瀬支店長(川原和久)は大和田常務(香川照之)に電話し、「半沢(堺雅人)が来ましたが、シラを切り通しました」と報告した。
大和田常務(香川照之)は「何の話だね。何をしたかは知らないが、君が勝手にしたことだろ?」と命じると、大和田常務(香川照之)は「はい。全て私の責任でしたことです。常務には関係ございません」と答えた。
そのとき、大和田常務(香川照之)は伊勢島ホテルの専務・羽根夏子(倍賞美津子)と会食しており、大和田常務(香川照之)は電話を切ると、専務・羽根夏子(倍賞美津子)に「良い部下を持ったもったものです。それに比べて困ったものです、半沢君(堺雅人)は」と笑った。
専務・羽根夏子(倍賞美津子)が「いつものように銀行から離れてもらえば?」と助言するが、大和田常務(香川照之)は「スポーツでも、『先に動いた方が負け』というじゃないですか。ここはジックリと半沢君(堺雅人)の出方を楽しみましょう」と答えた。
その日、半沢直樹(堺雅人)は帰宅すると、半沢花(上戸彩)に「私と金融庁検査とどっちが大事なのよ」と怒られた。
半沢直樹(堺雅人)は疎開資料を自宅寝室のクローゼットの棚に隠していたのだが、疎開資料が落ちてきて半沢花(上戸彩)の額に当たり、半沢花(上戸彩)は傷が出来たのだという。
半沢直樹(堺雅人)は「この疎開資料が金融庁に見つかったら、俺は懲戒解雇だ。そうなれば、君たちを養えなくなる。ちょっとの間だけ我慢してくれ」と頼んが、半沢花(上戸彩)は怒ったままだった。
翌日、半沢直樹(堺雅人)が出勤すると、金融庁の黒崎駿一(片岡愛之助)が来ていた。
半沢直樹(堺雅人)が「金融庁検査は明日ですが」と驚くと、黒崎駿一(片岡愛之助)は「別件よ。貴方のご自宅に伊勢島ホテルの疎開資料があると、内部告発があったの。既に部下を自宅に待機させているわ。貴方の奥さんが自宅に居ることも調査済みよ。さあ、奥さんに電話してちょうだい」と命じた。
半沢直樹(堺雅人)は拒否できず、半沢花(上戸彩)に電話し、「なんとかしてくれ」と頼んだが、疎開資料を隠す時間は無かった。
直ぐに金融庁の調査員が半沢直樹(堺雅人)の自宅に乗り込み、寝室のクローゼットまで家捜ししたが、伊勢島ホテルの疎開資料は見つからなかった。
半沢花(上戸彩)は、家の中を滅茶苦茶にして引き上げていく金融庁の調査員に「これだけ、家の中をかき回したあげく、何の挨拶もないまま帰るつもり?」と呼び止めた。
金融庁職員が「これはご主人の了解をえた金融庁検査です」と答えると、半沢花(上戸彩)は「個人のプライバシーにまで踏み込んでおいて何なの。主人は銀行員だから何も言えないかも知れないけど、私は一般人なので言わせてもらう。貴方たちの常識は霞ヶ関では通用しても、世の中では通用しないの。その非常識な役人が世の中を駄目にしてるのよ。銀行員の妻を舐めるなよ」とブチ切れた。
インターネット中継でその様子を見ていた黒崎駿一(片岡愛之助)は、「ずいぶんと素敵な奥様をお持ちのようね」と言い、怒りを噛み殺し、電話回線を引き抜いた。
半沢直樹(堺雅人)は「自慢の妻です。どなたが内部告発したのかは知りませんが、言っておいてください。私の家には何も無かったと。本当に内部告発があったのなら、の話ですが」と告げる。
すると、黒崎駿一(片岡愛之助)は「明日までに120億円の損失補填案を提示できなければ、伊勢島ホテルを実質破綻先に分類しますからね」と負け惜しみを言い、退散した。
「半沢直樹-第7話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。
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