堺雅人が香川照之に土下座
及川光博が出演するTBSの池井戸潤の原作ドラマ「半沢直樹」の第7話「半沢が土下座する!絶体絶命の大ピンチ」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「半沢直樹-第7話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■半沢直樹-第7話のあらすじ後編
その後、渡真利忍(及川光博)が「良く見つからなかったな」と驚くと、半沢直樹(堺雅人)が「今回ばかりは、駄目だと思ったよ」と言って話した。
疎開資料で額に傷が出来て怒った半沢花(上戸彩)は、「見つからなかったら、どこでもいいでしょ」と言い、勝手に半沢花(上戸彩)の実家に疎開資料を送っていたのだ。
渡真利忍(及川光博)が「とうぶん、花ちゃん(上戸彩)に頭が上がらないな」と笑うと、半沢直樹(堺雅人)は「早速、服を買えと、ねだられたよ」と照れた。
そこへ、伊勢島ホテルの社長・湯浅威(駿河太郎)から電話が入る。湯浅威(駿河太郎)は会長の説得を試みたが、会長は美術品の売却を拒否したのだという。
社長・湯浅威(駿河太郎)は半沢直樹(堺雅人)に「ギリギリまで説得してみます」と謝罪し、電話を切ると、伊勢島ホテルの社長室に羽根専務(倍賞美津子)が入ってきた。
社長・湯浅威(駿河太郎)が羽根専務(倍賞美津子)に「父に何を吹き込んだんです。話は全て貴女から聞いていると言っていました」と尋ねた。
羽根専務(倍賞美津子)は「私はただ、社長(駿河太郎)が銀行に欺されていると言っただけです。銀行は金融庁検査を乗り切るために、美術品を売却しようとしていると」と答えた。
社長・湯浅威(駿河太郎)が「ウチが実質破綻先に分類されれば、東京中央銀行から融資がストップする。そうなれば、ウチは生き残れない。それで良いと思ってるのですか?」と尋ねる。
すると、羽根専務(倍賞美津子)は「良いはずないじゃないですか。このホテルのことを誰よりも思っているのは、社長でも半沢でもない。この私です。伊勢島ホテルは私が守ります」と答えた。
一方、金融庁に戻った黒崎駿一(片岡愛之助)は、疎開資料が半沢花(上戸彩)の実家にあることを突き止め、部下を派遣するが、一足先に半沢直樹(堺雅人)に持ち去られていた。
他方、半沢直樹(堺雅人)のおかげで、タミヤ電機に自分の居場所を見つけた近藤直弼(滝藤賢一)は、バリバリと仕事をするようになっており、古い帳簿を調べている時に裏帳簿を発見してしまう。
近藤直弼(滝藤賢一)が社長・田宮基紀(前川泰之)と経理課長・野田英幸(利重剛)に赤字の裏帳簿を突きつけると、社長・田宮基紀(前川泰之)は「銀行にばらすのか?そんなことをすれば、取引打ち切りになるぞ」と反論した。
近藤直弼(滝藤賢一)は「全部、正直に話さない限り、真の再建はありえない。本当に会社を再建する気があるのなら、私は全力で銀行を説得します。この会社の経理部長として」と告げた。
その日、半沢直樹(堺雅人)は伊勢島ホテルの資産を調査したが、どう探しても50億円分の余剰資産しか見つからず、伊勢島ホテルの社長・湯浅威(駿河太郎)の元を訪れた。
そして、半沢直樹(堺雅人)は湯浅威(駿河太郎)に「絵画を売ることを許して頂けないのなら、会長の権力を奪うしかない」と会長の更迭を求めた。
しかし、湯浅威(駿河太郎)は「取締役会で半数の同意を得なければならない。羽根専務(倍賞美津子)を支持する者が同意するとは思えない」と答える。
半沢直樹(堺雅人)は「人事権を使って脅してでも、同意させるんです。悪しき風習を断ち切るつもりなら、貴方自身が会長から伊勢島ホテルを取り上げるんです。伊勢島ホテルを救う可能性が1%でもあるのあら、私は鬼にでも悪魔にでもなる」と説得した。
翌日、金融庁検査の2日目が始まる。黒崎駿一(片岡愛之助)が「120億円の補填はどうなった?絵画を売ろうとしてたみたいだけど、会長は説得できたの?」と尋ねると、半沢直樹(堺雅人)は「説得できませんでした」と答えた。
黒崎駿一(片岡愛之助)は「じゃー、実質破綻先に分類決定ね」とニヤニヤすると、半沢直樹(堺雅人)は「説得できませんでしたので、会長を更迭し、美術品を売却することにいたしました」と告げた。
湯浅社長(駿河太郎)は半沢直樹(堺雅人)の言葉に従い、会長を更迭した。湯浅社長(駿河太郎)が会長に更迭を宣告すると、会長は笑った。まるで、更迭を望んでいたかのように。
湯浅社長(駿河太郎)はそのとき、会長である父親と初めて腹を割って話をすることができ、半沢直樹(堺雅人)に感謝した。
一方、羽根専務(倍賞美津子)は大和田常務(香川照之)に電話し、「まさか、あのお坊ちゃんが、会長を更迭するとは思いませんでした。想定外です。このままだと、私たちの計画も」と動揺する。
大和田常務(香川照之)は「たとえ、半沢(堺雅人)が120億円が用意したとしても、想定内です」と答えると、羽根専務(倍賞美津子)は「そうでしたわね。ちょうど、時限爆弾が爆発する頃ですわね」と笑った。
さて、絵画と土地を売却すると116億円になり、社員寮の売却などを合わせると、120億円の損失補填することが出来る。半沢直樹(堺雅人)は黒崎駿一(片岡愛之助)に「いかがでしょうか?」と問うた。
黒崎駿一(片岡愛之助)は意外にもアッサリと120億円の損失補填案を承認し、「それじゃ、伊勢島ホテルの経営再建の精査に移るわ。その前に、伊勢島ホテルが開発している予約システムが開発できなければどうなるかしら?」と尋ねた。
半沢直樹(堺雅人)の部下が「経営再建は不可能になります」と答えると、黒崎駿一(片岡愛之助)は「そうね。良く出来ました。伊勢島ホテルがシステム開発を依頼していたナルセン・エンジニアリングは破綻するわよ」と教えた。
そのとき、テレビから、ナルセン・エンジニアリングが特許侵害で提訴されたというニュースが流れた。ニュースを見た半沢直樹(堺雅人)は呆然とする。
その後、大和田常務(香川照之)は半沢直樹(堺雅人)を連れ、伊勢島ホテルを訪れ、湯浅社長(駿河太郎)と羽根専務(倍賞美津子)と会談した。
大和田常務(香川照之)は「正直、今のままでは苦しい。ナルセンがあのようになってしまった以上、金融庁検査は乗り切れない。率直に申し上げる。経営体質の変更をお願いしたい」と告げた。
大和田常務(香川照之)は、既に金融庁の黒崎駿一(片岡愛之助)に打診し、伊勢島ホテルが同族経営から脱却するのであれば、実質破綻先の判断を1年間猶予するとい内諾を得ているのだという。
湯浅社長(駿河太郎)が「待ってください」と驚くと、大和田常務(香川照之)は「心配には及びません。後任には、ホテルのことを誰よりも考えている羽根専務(倍賞美津子)に就いてもらう」と告げた。
半沢直樹(堺雅人)は「待ってください。伊勢島ホテルの担当として、湯浅社長(駿河太郎)の退陣には反対です」と反対すると、大和田常務(香川照之)は「だったら、君は伊勢島ホテルを救う提案を持っているのかね」と尋ねた。
半沢直樹(堺雅人)は「銀行員として湯浅社長(駿河太郎)こそ、伊勢島ホテルに必要な人だと考えています」と告げると、大和田常務(香川照之)は「だったら、土下座でもしてみるか?前に言ったよね、土下座してでも伊勢島ホテルを建て直すと」と答えた。
すると、半沢直樹(堺雅人)は、首つり自殺した父・半沢慎之助(笑福亭鶴瓶)を思い出しながら、大和田常務(香川照之)に土下座し、「もう少しだけ時間をください。お願い致します」と頭を下げたのであった。
ドラマ「半沢直樹」の引当金と真犯人の予想は「半沢直樹の引当金と真犯人の予想」をご覧ください。
ドラマ「半沢直樹」の第8話のあらすじとネタバレは「半沢直樹-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「半沢直樹」の原作と主題歌は「半沢直樹の原作と主題歌」をご覧ください。
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コメント欄
いつも拝見しております。う~ん・・倍返し!10倍返し!!いつもの半沢じゃなかった感じで受け止めてしまいましたが、花ちゃんのブチ切れ場面!!あっぱれでしたね。スカッとしました。以前ネタバレ予想で半沢の同僚(ミッチー)が内部通告しているのでは・・とありましたが。今回の内部告発の件、実家に国税が行った件、なんだか、あ~なるほどといった感じでした。また楽しみが増えました!次回もアップ楽しみにしています。
■梅さんへ
ドラマ「半沢直樹」は1話完結ではないので、毎回「倍返し」が見られない点は残念ですね。第7話の感じからすると、渡真利忍(及川光博)は要注意人物になりそうです。