半沢直樹-第8話のあらすじとネタバレ
香川照之が出演するTBSの池井戸潤の原作ドラマ「半沢直樹」の第8話「強敵ライバル登場!負ければ出向の危機」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「半沢直樹」第7話のあらすじとネタバレは「半沢直樹-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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■半沢直樹-第8話のあらすじ
大和田常務(香川照之)が伊勢島ホテルの社長・湯浅威(駿河太郎)の退任を提案すると、半沢直樹(堺雅人)は「もう少し時間をください。お願いし足します」と大和田常務(香川照之)に土下座した。
すると、半沢直樹(堺雅人)を見下した大和田常務(香川照之)と羽根専務(倍賞美津子)の2人は、意気揚々と引き上げていった。
立ち上がった半沢直樹(堺雅人)は湯浅社長(駿河太郎)に、「これで担当を続けられるのなら、安いものです。今はナルセンのことをどうにかしなければなりません。ナルセンは本当に特許侵害をしてるんでしょうか?」と尋ねた。
湯浅社長(駿河太郎)は「分かりません。ナルセンの社長に何度も電話を入れているのですが、捕まらなくて。もしかすると、羽根専務(倍賞美津子)はこうなることを予想していたのかもしれない。元々、ナルセンを紹介したのは羽根専務(倍賞美津子)なんで」と答えた。
そして、湯浅社長(駿河太郎)が「私の事を信用してくれてありがとうございます」と頭を下げると、半沢直樹(堺雅人)は「私は銀行員として当然のことをしたまでです。ここが正念場ですよ」と答えた。
ある日、金融庁の聞取検査3日目が開かれる。金融庁のオカマ検査官・黒崎駿一(片岡愛之助)は「再建計画は良く出来たけど残念ね。ナルセンが駄目になってお気の毒様。伊勢島ホテルがナルセンにいくら投資してるか知ってる?113億飛んで450万円よ。ナルセンが破綻すると、投資が全てパーよ。どうするの?」と追求した。
半沢直樹(堺雅人)は「破綻すると決まったわけではありません。ナルセンの破綻をこの目で見るまでは結論は出せません」と答えると、黒崎駿一(片岡愛之助)は「時間稼ぎね」と呆れた。
すると、半沢直樹(堺雅人)の上司・内藤部長(吉田鋼太郎)が「決して時間稼ぎではありません。銀行としても、正確な事実確認が必要です。どうか、しばらく猶予を頂けないでしょうか」と頭を下げた。
黒崎駿一(片岡愛之助)は「いいわ。そこまで言うのなら、ナルセンがハッキリするまで待ってあげる。どうせ、そう先のことじゃないわ」と猶予を与えた。
金融庁の聞取検査の終了後、大和常務(香川照之)ら上層部が半沢直樹(堺雅人)の更迭を決定した。
内藤部長(吉田鋼太郎)が反対すると、大和田常務(香川照之)が「どうでしょう。半沢部長(堺雅人)が伊勢島ホテルの担当に相応しいかどうか、審査をしてみましょう。次ぎの金融庁検査を想定して模擬検査を行うんです。その結果次第で、彼(堺雅人)の処分を決めたらよろしい」と提案した。
一方、半沢直樹(堺雅人)は渡真利忍(及川光博)に、大和田常務(香川照之)が羽根専務(倍賞美津子)に通じていたことを教えると、渡真利忍(及川光博)が「大和田常務の目的が分からない」と首をかしげた。
半沢直樹(堺雅人)は「1つだけある」と言い、説明した。伊勢島ホテルの経営不振によって東京中央銀行が1500億円の引当金を積めば、頭取(北大路欣也)の首が飛ぶ。
そこで、大和田常務(香川照之)が救世主のように現れて金融庁検査を乗り切れば、行内の支持は一気に大和田常務(香川照之)に傾く。
半沢直樹(堺雅人)は渡真利忍(及川光博)に「これは、大和田常務(香川照之)と羽根専務(倍賞美津子)が企んだ下克上だ」と告げた。
さて、会議を終えた内藤部長(吉田鋼太郎)は半沢直樹(堺雅人)を呼び出し、「金融庁検査の模擬検査を行う。それを乗り切らなければ、お前は伊勢島の担当から外される。すまん。あの場では常務の提案を受け入れるしかなかった」と告げて謝罪した。
そして、内藤部長(吉田鋼太郎)は「向こうは検査官役に融資部の福山部長(山田純大)が出る。事実上の一騎打ちだ」と教えた。
模擬検査で検査官を務める融資部の福山啓次郎(山田純大)は、大和田常務(香川照之)が用意した刺客で、データ分析や情報分析を得意としており、半沢直樹(堺雅人)の失脚後に伊勢島ホテルを担当することになっていた。
半沢直樹(堺雅人)が負ければ、大和田常務(香川照之)が頭取となり、羽根専務(倍賞美津子)が伊勢島ホテルの社長となる。そして、内藤部長(吉田鋼太郎)は半沢直樹(堺雅人)は片道切符の島流しが待っていた。
一方、半沢花(上戸彩)は岸川部長(森田順平)の自宅で行われている奥様会に出席したが、半沢花(上戸彩)は奥様連中から仲間はずれにされていた。
その夜、半沢花(上戸彩)は半沢直樹(堺雅人)に愚痴り、「金融庁検査は福山さんに丸投げしたら?今なら夏休みの旅行に間に合うかも」と話すと、半沢直樹(堺雅人)は「出来るわけないだろ」と呆れた。
半沢花(上戸彩)は「ずっと気になってたんだけど、直樹(堺雅人)は東京に来てから、時々、怖い顔するわね。お父さんの事とか関係があるの?どうしてネジを持ち歩いてるの?」と尋ねた。
しかし、半沢直樹(堺雅人)は「心配するようなことは何も無いよ。風呂に入ってくる」と言い、部屋を出た。
翌日、近藤直弼(滝藤賢一)がタミヤ電機に出社すると、机の下に資料が落ちていた。この資料はファイルに挟んで引き出しに入れていた。引き出しには鍵をかけてたのに、どうして…。
不審に思った近藤直弼(滝藤賢一)は、直ぐに引き出しを開けて、ファイルの帳簿を調べると、1ページだけ白紙に差し替えられていた。
その日、近藤直弼(滝藤賢一)は半沢直樹(堺雅人)・渡真利忍(及川光博)と会い、「タミヤ電機は俺の知らないところで何かやってる。1ページだけファイルの帳簿が差し替えられていた。そのページが何なのか、調べる方法は無いか」と相談した。
半沢直樹(堺雅人)は「ある。税理士だ」と教えると、近藤直弼(滝藤賢一)は「その手があったか」と喜んで帰って行った。
その後、タミヤ電機に戻った近藤直弼(滝藤賢一)は、経理課長の野田英幸(利重剛)に「ラフィット」と告げると、野田英幸(利重剛)は「私はそんな会社は知りませんよ」とシラを切る。
近藤直弼(滝藤賢一)が「俺は会社だなんて一言も言ってない」と言い、帳簿ファイルから抜き取られたページを差し出すと、野田英幸(利重剛)は「どうしてこれを」と驚き、激しく動揺した。
近藤直弼(滝藤賢一)は「税理士に頼んでコピーしてきた。最初は嫌がってたが、粉飾にかかわっていたことを銀行に言うと言ったら、直ぐに見せてくれたよ」と教えた。
近藤直弼(滝藤賢一)は「どうして、経営難のウチが3000万円もラフィットに貸してるんだ。その資金はどこから出てる」と言い、帳簿を付き合わせる。
すると、タミヤ電機がラフィットに3000万円を貸したのと同じ時期に、タミヤ電機は東京中央銀行から3000万円の融資を受けていたことが判明する。
近藤直弼(滝藤賢一)は「転貸資金か。銀行から借りた金をそのままラフィットに横流ししたのか。転貸資金は明らかにルール違反だぞ。そうまでして金を貸したラフィットってどういう会社だ」と驚く。
(注釈:転貸資金(転貸融資)とは、銀行から融資されたお金を無断で又貸しする事である。)
野田英幸(利重剛)は「私は何も知りません。社長に聞いてください」と動揺すると、近藤直弼(滝藤賢一)は「田宮社長(前川泰之)も承知しているということか」と驚いた。
さて、近藤直弼(滝藤賢一)は東京中央銀行からタミヤ電機に出向していたが、タミヤ電機に骨を埋めるつもりで、タミヤ電機の社宅に移り住んでいた。
「半沢直樹-第8話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。
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