半沢直樹の転貸融資(転貸資金)

前川泰之が出演するTBSの転貸融資ドラマ「半沢直樹」の第8話「強敵ライバル登場!負ければ出向の危機」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

このページは「半沢直樹-第8話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■半沢直樹-第8話のあらすじ後編
その日の夜、近藤直弼(滝藤賢一)が帰宅すると、妻が「洋介(子供)が塾に行きたいって。進学塾なんだけど、どう思う?結構、費用がかかるのよ」と相談した。

近藤直弼(滝藤賢一)は少し考えて、「いいじゃないか。勉強をしたいって言ってるんだ。俺も最近、会社に馴染めてきたし」と答えると、妻は「洋介が喜ぶわ」と喜んだ。

一方、田宮社長(前川泰之)は誰かに電話し、「お忙しい所をすみません。例の3000万円の件ですが、ウチに出向に来ている銀行員がうるさくなってきまして。早めに手を打った方がよろしいかと」と報告した。

他方、半沢直樹(堺雅人)が帰宅すると、テーブルの上に書き置きがあった。半沢花(上戸彩)は子供を連れて半沢直樹(堺雅人)の実家へ行ったようだ。

翌日、週刊誌の記者・来生卓治(ダンカン)は半沢直樹(堺雅人)に電話し、頼まれていたナルセンの裏情報を教えた。正攻法では手に入らない情報なので、金融庁もまだ知らない情報だという。

記者・来生卓治(ダンカン)が「お礼は、西大阪スチールの時みたいにネタでください」と頼むと、半沢直樹(堺雅人)は「もう少し待ってください。でかいスクープをお届けできると思いますよ」と答えた。

その日、近藤直弼(滝藤賢一)が半沢直樹(堺雅人)に会い、タミヤ電機が転貸融資でラフィットという会社に3000万円を横長している事を相談した。

渡真利忍(及川光博)がラフィットの信用調査資料を見せると、ファフィットは棚橋貴子が代表を務めるアパレル会社だった。

渡真利忍(及川光博)が「この棚橋貴子が田宮社長(前川泰之)の愛人なんじゃないか?」と言うと、近藤直弼(滝藤賢一)は「会社を私物化するのは絶対に許さない。俺は断固、戦う」と声を荒げた。

さて、金融庁検査の模擬が明日に控えており、渡真利忍(及川光博)が話題を変えて「ナルセンとフォスターの特許侵害で和解は可能性は?」と尋ねる。

すると、半沢直樹(堺雅人)は「それはありえない。大阪の情報によると、ナルセンは反社会的勢力との繋がりがある」と答えた。

渡真利忍(及川光博)が「伊勢島が投資した130億円はパーか」と呆れると、半沢直樹(堺雅人)は「根本的にホテルを再建するしか手は無い」と答えた。

そこで、何かを思いついた渡真利忍(及川光博)が「俺のアイデアを言って良いか?」と尋ねると、半沢直樹(堺雅人)は「実は俺も1つ。たぶん、お前と一緒だと思う」と答えた。

その日、半沢直樹(堺雅人)が伊勢島ホテルを訪れると、羽根専務(倍賞美津子)がホテルを出て行くところだった。

羽根専務(倍賞美津子)は半沢直樹(堺雅人)に、「あら、まだ社長にご用?大和田常務(香川照之)から担当が変ると伺ってるけど。後は新しい担当者にお任せすれば?もうすぐ湯浅社長(駿河太郎)も辞めるし」と告げた。

一方、タミヤ電機に戻った近藤直弼(滝藤賢一)は、田宮社長(前川泰之)に3000万円の転貸融資を追求すると、田宮社長(前川泰之)は「たまたま、借りた時期と貸した時期が重なっただけだ」と釈明した。

そして、田宮社長(前川泰之)は近藤直弼(滝藤賢一)に「君に伝える事がある。近々、君は別の会社に出向することになりそうだ。先ほど銀行から知らせがあった。新天地で元気にやってくれ。おそらく、今度は遠くになると思うがね」と告げた。

翌日、金融庁検査の模擬が始まる。半沢直樹(堺雅人)側が伊勢島ホテルの再建計画について説明すると、検査役を務める福山啓次郎(山田純大)が「連続赤字なのに見通しが甘すぎる」と切り捨てた。

そして、福山啓次郎(山田純大)が「ナルセンのシステムが使えなくなったのに、代替案が示せていない。ナルセンが投資した113億円はどうするつもりだ」と指摘すると、半沢直樹(堺雅人)は「その件については、打開策があります」と答えた。

検査側の岸川取締役(森田順平)が「打開策ってなんだね。言ってみたまえ」と尋ねたが、半沢直樹(堺雅人)は「打開策は申し上げられません。今は秘密です」と拒否した。

すると、福山啓次郎(山田純大)が「そんな子供欺しで金融庁検査をクリアできると思っているのか?そもそも、伊勢島ホテルの改善には抜本的な改革が必要だ。企業は人だ。無能なトップが居座っている以上、何を改善しても同じだ。湯浅社長(駿河太郎)が社長に就任して以降、業績は悪化している。社長を交代して、同族経営から脱却する必要がある」と指摘し、羽根専務(倍賞美津子)を社長に推薦した。

半沢直樹(堺雅人)が「貴方は羽根専務(倍賞美津子)にお会いしたことがありますか?」と尋ねると、福山啓次郎(山田純大)は動揺しながら、「お会いしたことは無いが、岸川部長(森田順平)から伺っている」と答えた。

すると、半沢直樹(堺雅人)は「さっき、自分で言っただろ。企業は人だって。他人に聞いた情報だけで、会ったことも無い人間を社長に推すのは自己矛盾じゃないか?そもそも、伊勢島ホテルで120億円の損失を出したのは羽根専務(倍賞美津子)なんですよ」と指摘した。

福山啓次郎(山田純大)は「それは湯浅社長(駿河太郎)の指示でしたことだ」と反論すると、半沢直樹(堺雅人)は「いいや、あれは羽根専務(倍賞美津子)が独断で出した損失だ。銀行の上層部なら知っている情報だが、伝えなかったんですか?」と答えた。

福山啓次郎(山田純大)が岸川部長(森田順平)に「ご存じだったんですか?」と尋ねると、福山啓次郎(山田純大)は「知らんよ。半沢次長(堺雅人)の戯言だよ」とシラを切った。

半沢直樹(堺雅人)は「そんなことは湯浅社長(駿河太郎)から話を聞けば、直ぐに分かったはずだ。貴方(山田純大)が見ているのは、数字やデータばかりだ。そんな人間に伊勢島ホテルを任せられない」と告げた。

混乱した福山啓次郎(山田純大)は必死にタブレットを操作していると、半沢直樹(堺雅人)は「こっちを見ろ。アンタが好きなデータに付け加えておけ。銀行内部に羽根専務(倍賞美津子)の出した損失を隠蔽し、200億円の融資を実行した人物が居る」と告げた。

驚いた内藤部長(吉田鋼太郎)が「それは根拠があっての話か?」と尋ねると、半沢直樹(堺雅人)は「もちろんです。伊勢島ホテルに内部告発者が居ました。しかし、告発は京橋支店によってモミ消されました。それは、今後、明らかにしていくつもりです」答えた。

そして、半沢直樹(堺雅人)は「行内の誰よりも、伊勢島ホテルの再建を本気で考え、金融庁検査を乗り切ろうとしているのは、我々です。これ以上、足を引っ張るのであれば、徹底的に戦います。やられたらやり返す。倍返しだ」と言い、大和田常務(香川照之)を睨み付けた。

模擬が終わると、渡真利忍(及川光博)が半沢直樹(堺雅人)に「福山(山田純大)が羽根専務(倍賞美津子)に会ってないって事を知ってたのか?」と尋ねた。

半沢直樹(堺雅人)は「ああ見えても、羽根専務(倍賞美津子)は一流のホテルマンだ。1度、会った人物は忘れない。その羽根専務が後任の担当者の名前を知らなかったのでピンと来たんだ」と答えた。

そのころ、金沢に居る半沢直樹(堺雅人)の母は、遊びに来た半沢花(上戸彩)に「直樹(堺雅人)も直樹だよ。自分の父親を殺した銀行に入るだなんて。しかも、その時の担当者が偉くなって、あの子と同じ本部にいるだなんて」と愚痴った。

驚いた半沢花(上戸彩)が「誰です?その男って」と尋ねると、半沢直樹(堺雅人)の母親は「大和田(香川照之)って男だよ。その事を聞くためにここに来たんだろ」と答えた。

一方、近藤直弼(滝藤賢一)は、タミヤ電機が転貸融資で3000万円を貸した会社「ラフィット」の女社長・棚橋貴子を尾行し、女社長・棚橋貴子の自宅を突き止めた。

そして、自宅の表札を見て驚いた近藤直弼(滝藤賢一)は、直ぐに半沢直樹(堺雅人)に電話をかけ、「今、ラフィットの女社長・棚橋貴子の自宅を突き止めたんだが、表札が…」と報告した。

報告を受けた半沢直樹(堺雅人)は、「大和田?ラフィットの不正にも大和田(香川照之)が絡んでいるのか」と驚いたのであった。

ドラマ「半沢直樹」第9話のあらすじとネタバレは「半沢直樹-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

ドラマ「半沢直樹」の原作と主題歌は「半沢直樹の原作と主題歌」をご覧ください。

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