Woman(ウーマン)の最終回のあらすじと結末ネタバレ

満島ひかりが出演する日本テレビの骨髄移植ドラマ「Woman(ウーマン)」の最終回(第11話)「こどもたちのこどもたちへ」あらすじとネタバレの結末ネタバレ編です。

このページは「Woman(ウーマン)の最終回のあらすじとネタバレ」からの続きです。

骨髄適合検査が出た日の夜、青柳小春(満島ひかり)らが夕食時の家族団らんを楽しんだ後、台所で後片付けをしていると、植杉栞(二階堂ふみ)が何も言わずに植杉家の玄関に現れた。

植杉栞(二階堂ふみ)に気づいた植杉紗千(田中裕子)は、玄関へ行き、植杉栞(二階堂ふみ)に「ご飯食べられてる?今日だけはゆっくり寝なさい」と心配した。

青柳小春(満島ひかり)も植杉栞(二階堂ふみ)に気づき、玄関の方へ行き、廊下の角から姿を見せないまま、「上がってもらったらどうですか?」と声をかけたが、植杉紗千(田中裕子)が「ええ、もう帰られるって」と答えた。

すると、青柳小春(満島ひかり)は「私、許せるかどうか分かりません。でも、こんな風に思うんです。子供たちがいつか死ぬかも知れない。私、そのとき、子供たちに彼女を憎んで欲しくないって。信さんを好きな気持ちで、誰かを憎むとか、人を大事に思う気持ちが、それが、憎む気持ちに変る。それが辛いです」と話した。

そして、青柳小春(満島ひかり)は「伝えてください。検査を受けてくれてありがとう。手術の時はよろしくお願いします。私の妹に伝えてください。貴女のおかげで生きられる。貴女も生きてください」と告げて奥へと引き込んだ。

その日の夜、青柳小春(満島ひかり)は、青柳望海(鈴木梨央)を寝かしつけるとき、「なぞなぞの答え、分かったよ。望海のものなのに、お母さんの方がよく使うもの。望海、望海の名前よ」と話した。

青柳望海(鈴木梨央)は「正解、名前はお母さんの方がよく使うでしょ。おやすみ、小春(満島ひかり)」と笑いながら答えた。

青柳小春(満島ひかり)は子供たちを寝かせて居間に戻り、青柳望海(鈴木梨央)の絵日記を片付けていると、植杉紗千(田中裕子)がやって来た。

青柳小春(満島ひかり)は「お茶でも飲みますか」と言い、台所に入ると、食器棚にワインが1本あった。

植杉紗千(田中裕子)は「試供品なの。あの人、そういうのは飲まないから」と教えると、青柳小春(満島ひかり)は「ちょっと飲んじゃおうかな」と言い、2人でワインを飲んだ。

そして、2人はワインを飲みながら、青柳望海(鈴木梨央)の絵日記を見る。すると、青柳小春(満島ひかり)が子供の時の思い出を話した。

植杉紗千(田中裕子)が入院し、家には青柳小春(満島ひかり)1人しか居なかったとき、台風9号が来た。

青柳小春(満島ひかり)がテレビを観ていていたら、急に目の前が真っ暗になった。窓を開けたら、滝のような雨が降っており、木々が倒れていた。

青柳小春(満島ひかり)が部屋で怖がっていると、入院していて居ないはずなのに、電車は動いていないはずなのに、びしょ濡れになった植杉紗千(田中裕子)が帰ってきて、朝まで手を握っていてくれた。
段々と雨で冷えていた体が温かくなってきて、冷たくなっていた手も段々と温かくなってきて、守られている、大事にされている感じがしてきて、さっきまで怖がっていた青柳小春(満島ひかり)は「このまま台風だったら良いのに。このまま真っ暗だったら良いのに」と思うようになっていた。

青柳小春(満島ひかり)は「だから、台風9号は良い思い出なの。私、大きくなった?ずっと見せたかったの。大きくなったところを」と話すと、植杉紗千(田中裕子)は青柳小春(満島ひかり)の手を握った。

青柳小春(満島ひかり)は「子供って、思い出で大きくなれるの。私たちは離ればなれだったけど、続いてたんだと思う。あやとりみたいに。だから、望海(鈴木梨央)と陸(髙橋來)がそう思ってくれてれば良いと思って、望海(鈴木梨央)と陸(髙橋來)の手を握ってる。お母さんが手を握ってくれたように握ってる」と話した。

植杉紗千(田中裕子)は「また会えて良かった。良い1日だった」と答える。

青柳小春(満島ひかり)が「ただいま」と言うと、植杉紗千(田中裕子)は「お帰り」と答えた。

青柳小春(満島ひかり)は「ねえ、お母さんの子供の頃の話をしてよ」と頼むと、植杉紗千(田中裕子)は「どこまで話したっけ?」と尋ねた。

青柳小春(満島ひかり)は「シャモジを持って男の子の家に仕返しをしに行くところ」と答えると、植杉紗千(田中裕子)は青柳小春(満島ひかり)の手を握ったまま、シャモジを持って男のをに仕返しをしに行くエピソードを話し出した。

青柳小春(満島ひかり)は子守歌のように、植杉紗千(田中裕子)の話を聞きながら、深い眠りに就いた。

やがて時が流れ、青柳望海(鈴木梨央)の絵日記には、新たな絵日記が書き込まれていく。

10月9日、曇り。お母さんが入院する前の日、お母さんと私と弟で、観覧車に乗りました。

11月3日、晴れ。病院に行きました。おばあちゃんがお母さんの髪を短く切りました。

11月30日、晴れ。おばあちゃんとシーちゃん植杉栞(二階堂ふみ)と一緒に、病院へ行きました。シーちゃんがお母さんに絵をプレゼントしました。

12月5日、雨のち晴れ。夜、流れ星が見えました。弟と二人で、お母さんの事をお願いしました。

12月30日、怠け者さんとお母さんと弟と一緒に、除夜の鐘を聞きました。

2月3日、雨。怠け者さんとおばあちゃんと一緒に豆まきをしました。

4月10日、晴れ。お母さんが帰ってきました。

ドラマ「Woman(ウーマン)」の原作や主題歌については「Woman(ウーマン)の原作と主題歌」をご覧ください。

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はじめまして
見逃してしまった回があって、あらすじを探していたところ、貴方のブログにたどりつきました。
とても詳しく書かれていて助かりました。ありがとうございます。
Motherも見てたのですが、自然なまるで台本のない会話のような演技で流れるような感じで、すぅーっと入って行く感じの演出だなぁと思いました。
田中裕子さんの演じるお母さんと、小林薫演じる怠け者さんがなんだかいい感じでした。
三浦貴大と谷村美月夫妻は離婚させないでほしかったです。せっかくお互いが分かり合えそうになったのに。
日記で小春のその後が描かれていましたが、Motherのときも感じたのですが、どことなく尻切れとんぼのような物足りなさを感じました。
どう描いたらすっきりした終わりになるか的なものが難しい題材だとは思いますし、想像力を掻き立てるような終わりにしたかったのかも知れませんが、どこか消化不良のような感じが残りました。

  • 投稿者-
  • 通りすがり