ごちそうさん-第1週・第6話のあらすじとネタバレ
亀井賢二が出演するNHK連続テレビ小説ドラマ「ごちそうさん」の第1週・第6話「いちご一会」のあらすじとネタバレです。
ドラマ「ごちそうさん」のあらすじ目次は「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■ごちそうさん-第6話のあらすじ
卯野め以子(豊嶋花)は通行人の男性に手を引かれて山道を進んだが、人里から離れて行くばかりであった。
そこで、卯野め以子(豊嶋花)は和尚(亀井賢二)から「人さらいが出ているから大人の人と行きなさい」と注意されていたことを思い出し、男性の手に噛みついた。
男性が痛がって手を放すと、卯野め以子(豊嶋花)は逃げ出したが、卯野め以子(豊嶋花)が逃げていく先には、男性の仲間が待ち構えており、卯野め以子(豊嶋花)は捕まってしまった。
しかし、男性らは人さらいではなかった。死んだ赤峰さんは、イチゴの栽培方法の研究をしており、男性は赤峰さんの助手だった。
卯野め以子(豊嶋花)がおばあちゃんにイチゴを食べさせたい理由を話すと、男性は「食べさせてあげたいけど、もう時期を過ぎているんだ。でも、探してみよう。まだ残っているかも知れない」と言って、畑で一緒にイチゴを探してくれた。
すると、運良く、イチゴが3個だけ見つかり、卯野め以子(豊嶋花)は見つかったイチゴを貰い、帰路に就いた。ただ、帰り道で、卯野め以子(豊嶋花)はイチゴを1つだけ食べてしまった。
一方、西洋料理店「開明軒」では、「め以子(豊嶋花)が、おやつを食べに帰ってこないのは変だ」ということになり、母・卯野イク(財前直見)が卯野め以子(豊嶋花)を探しに出た。
卯野め以子(豊嶋花)は、お寺で遊んでいた同級生・泉源太(屋島昴太)に卯野め以子(豊嶋花)の事を尋ねると、泉源太(屋島昴太)は「あいつ、帰ってないの?」と驚いた。
心配した泉源太(屋島昴太)も卯野め以子(豊嶋花)を探し回ったが、卯野め以子(豊嶋花)は見つからず。そのうち、雨が降り出したが、泉源太(屋島昴太)は卯野め以子(豊嶋花)を探し続けた。
一方、卯野め以子(豊嶋花)はイチゴを貰って帰っていたが、1人だったので、帰り道に迷い、不安になっていた。
そこへ、雨が降り出した。卯野め以子(豊嶋花)は急いで帰っていると、転んでしまい、イチゴを入れた紙袋を放してしまった。
卯野め以子(豊嶋花)は慌ててイチゴを入れた紙袋を探していると、道の側を流れている川に紙袋が浮いていた。
卯野め以子(豊嶋花)は安心して川に入り、紙袋を拾い上げたが、紙袋は水に濡れて破け、イチゴは無くなっていた。
卯野め以子(豊嶋花)は川底を探そうとしたとき、足の裏に変な感触があった。卯野め以子(豊嶋花)は足裏を触ると、潰れたイチゴが付いており、泣き叫ぶ。
そこへ、卯野め以子(豊嶋花)を探していた卯野イク(財前直見)と泉源太(屋島昴太)がやって来た。
卯野イク(財前直見)は「早く上がりなさい」と注意するが、卯野め以子(豊嶋花)は「イチゴを落としちゃったの。おばあちゃんがイチゴを食べたがってたから」と言い、川底に落ちたイチゴを探そうとする。
卯野イク(財前直見)は「アンタが病気になったら、おばあちゃんが悲しむだろ。馬鹿たれが」と言い、川から卯野め以子(豊嶋花)を引っ張り上げ、抱きしめた。
その後、帰宅した卯野め以子(豊嶋花)が落ち込んでいると、卯野トラ(吉行和子)が「イチゴを探しに行ってくれたんだね。ありがとう」と言い、抱きしめてくれた。
卯野め以子(豊嶋花)は「でも、落としちゃった。おばあちゃんはいつも、美味しいぬか漬けを作ってくれるのに、私はジャムもあげなかったし、イチゴも…」と泣いた。
すると、卯野トラ(吉行和子)は「昔は食事を用意するのが、今よりも大変で、お客さんに食事を出すために、馬を馳せて走り回って野菜や魚を集めさせたの。そこまでしてくれた事への感謝を『ご馳走様(ごちそうさま)』って言葉に込めたの。だから、『ご馳走様』は『馳せ走らせる』って書くんだよ」と教えた。
卯野トラ(吉行和子)は「だからね、ごちそうさま」とお礼を言うと、卯野め以子(豊嶋花)は「ご馳走、出来てないよ」と答えた。
祖母・卯野トラ(吉行和子)は「こんなに走り回ってくれたんだもん。十分、ごちそうさまだよ。おばあちゃんはね、十分、お腹いっぱいだよ」と諭したが、卯野め以子(豊嶋花)は「途中で1個食べちゃったの。食べなければ、持って帰れたのに」と泣いた。
そこへ、ずぶ濡れになった泉源太(屋島昴太)がやって来た。泉源太(屋島昴太)は「ほらよ」と言い、卯野め以子(豊嶋花)にイチゴを1個、渡して帰って行った。
泉源太(屋島昴太)は卯野め以子(豊嶋花)が帰った後、雨の中、川でイチゴを探していたのだ。
ありがとう、源ちゃん。卯野め以子(豊嶋花)は、受け取ったイチゴを綺麗に洗い、祖母・卯野トラ(吉行和子)にあげた。
イチゴを食べた祖母・卯野トラ(吉行和子)は「ごちそうさま、め以子(豊嶋花)」と礼を述べると、卯野め以子(豊嶋花)は卯野トラ(吉行和子)に抱きついた。
その後、赤ナスご飯とオムレツは、「オムレットライス」という名前になり、西洋料理店「開明軒」のオムレットライスとして、たいそう評判になった。
やがて、祖母・卯野トラ(吉行和子)は浮き世からお暇を頂き、ぬか床にすみかを変え、台所の隅から、人知れず卯野家を見守った。
大正11年、卯野め以子(豊嶋花)は、すっかりと大きくななった。卯野め以子(豊嶋花)は、立ち振る舞いは変らぬまま、大きく大きくなってしまったのであった。
「ごちそうさん-第2週・第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。