「フリーター、家を買う。」第3話のネタバレ

二宮和也が主演するドラマ「フリーター、家を買う。」の第3話「あんなオヤジでもヒーローだった」のあらすじとネタバレです。このページは「『フリーター、家を買う。』第3話のあらすじ」からの続きです。

武誠治(二宮和也)は姉・永田亜矢子(井川遥)に母親がイジメられていたことを伝え、診察には永田亜矢子も付き添った。武誠治は医師に意地悪を受けているかもしれないと相談した。

永田亜矢子は昔に起きた町会費事件や、近所の訃報が武家にだけ伝わっていなかっいた事件を思い出した。母親は10年前から虐められていた可能性が出て来た。

医師は今の環境にストレスの原因があるのなら、環境を変えてあげた方が良いとアドバイスした。武誠治は「引っ越しですか」と尋ねると、医師は「はい」と答えた。

武誠治は引っ越しを父親に相談するが、父親は「自宅は会社借り上げで家賃は5万円だが、引っ越せば家賃は3倍になるので無理だ、月に10万円以上の無駄金は出せない」と言い、取り合わなかった。

永田亜矢子(井川遥)は「理解しなくて良いからお金を出して」と言うが、父親は「金は無い。家を出た者が口を出すな。どうしても口を出したければお前が金を出せ」と言った。武誠治は「情けない」と呆れて、席を立った。

大悦土木の事務所で、星野あかり(岡本玲)は豊川哲平に聞こえるように、「誰か紹介してください」と千葉真奈美(香里奈)に頼んだ。

星野あかりは、「バイトの人と結婚なんて考えられない」と言うと、千葉真奈美(香里奈)は、豊川哲平にも頑張ったら正社員という道もあるとフォローする。

しかし、星野あかりは「仕事中に事故が起きたら土木の仕事はできなくなる。喜嶋建設でも2年前に転落事故があったじゃないですか」と言う。

2年前の転落事故に反応した千葉真奈美は「貴方に何がわかるの」と言い、立ち去った。後を追った山賀亮介(眞島秀和)は「あの事故のことにいつまでもとらわれるな。五十嵐さんの所にはまだ行っているのか」と言ったが、千葉真奈美は何も答えずに立ち去った。

港で武誠治がコーヒーを飲んでいると、千葉真奈美(香里奈)の存在に気付いた。千葉真奈美はそこから見える橋が好きで、そこは千葉真奈美のお気に入りの場所だった。

千葉真奈美は小学校3年生の時、父に橋を見に連れて行ってもらった。その時、父の言葉を聞いて橋に興味を持つようになり、橋の設計がしたくて土木の道へ進んだことを打ち明けた。武誠治も母親がうつ病だと明かした。

帰宅した武誠治は小学1年生の時に書いた作文を読んだ。作文にはお父さんのような経理主任になりたいと書いてあった。あの頃は、武誠治にとって父親はヒーローだった。

翌朝、武誠治は「かあさん。ここ引っ越さない。直ぐってわけにはいかないけど、引っ越そう」と言いご飯を食べた。

食事後、父親・武誠一(竹中直人)は武誠治を部屋に呼び、「引っ越しなんて絶対にしないぞ」と言った。武誠治は「金はなんとかするから」と言うが、武誠一は「工事のバイトか。そろそろ辞める頃だろう。フリーターのお前に家なんか買えるわけないだろ」と言い捨てた。

武誠治は、「小さくたって古くったて良い。母さんが元気に暮らせる家を俺が買う」と宣言した。

1人になった武誠治は、紙に「目標 家を買う」と大きく書いて部屋の壁に貼り、じっと見つめた。「『フリーター、家を買う』第3話の感想とネタバレ」へつづく。

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