ごちそうさん-第22話のあらすじとネタバレ
原田泰造が出演するNHK連続テレビ小説ドラマ「ごちそうさん」の第4週・第22話「こころをコメて」のあらすじとネタバレです。
ドラマ「ごちそうさん」のあらすじのまとめは「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■ごちそうさん-第22話のあらすじとネタバレ
卯野大五(原田泰造)は卯野め以子(杏)に「おまえ、見合いの話しが来た。丸屋って料理屋があるだろ。あそこの社長が馴染みでさ。社長が食べるのが好きで、舌の鋭い嫁なんて、金を出しても欲しいんだってさ」と告げた。
卯野め以子(杏)が動揺して「私で良いの?」と尋ねると、卯野大五(原田泰造)は「良いみたいだぞ。社長の話だと、向こうは家事なんて当てにしてない。そういうのは女中に任せれば良いんだって。受けちまって良いよな。この話」と答えた。
卯野め以子(杏)が「えっ、ちょっと、待ってよ」と動揺すると、母・卯野イク(財前直見)は「め以子だって考えることがあるんだからさ」と言って助け船を出し、卯野め以子(杏)を連れ出した。
そして、母・卯野イク(財前直見)は卯野め以子(杏)に「返事は急がなくても良いからさ。それから、これ忘れてたよ」と言い、「め以子の料理ノォト(料理ノート)」を渡した。
さて、卯野め以子(杏)は来年、女学校を卒業する予定だった。お見合いの相手も悪い人ではなさそうだし、かなりの好条件だった。どちらかと言えば、理想的な話しだった。
卯野め以子(杏)は台所でぬか床を混ぜながら、お見合いについて考えていると、明日のおむすびの具を考えていないことに気づいた。
卯野め以子(杏)は「どうしよう」と困っていると、ぬか床の奥から古いキュウリが1本出てきた。卯野め以子(杏)はこの古漬けで、明日のおにぎりを作ることにした。
翌朝、みんなが朝食を食べているとき、父・卯野大五(原田泰造)が「昨日の事は考えたか?」と訪ねると、卯野め以子(杏)は「う、うん」と言葉を濁した。
父・卯野大五(原田泰造)が「何を迷ってるんだ。こんな良い縁談は2度とないぞ」と呆れると、卯野め以子(杏)は「分かってるって」と答えた。
西門悠太郎(東出昌大)は、そのとき初めて卯野め以子(杏)に縁談の話しが持ち上がっていることを知り動揺する。卯野イク(財前直見)は、西門悠太郎(東出昌大)の微妙な顔色を見逃さなかった。
その後、駅で電車を待っているき、西門悠太郎(東出昌大)は卯野め以子(杏)に「僕の記憶が正しければ、貴方は自由結婚を目指してるって言うてました」と指摘すると、卯野め以子(杏)は「お見合いも1つの出会いじゃないですか」と答えた。
西門悠太郎(東出昌大)が「良い相手だって大将(原田泰造)は言ってましたけど。そうなんですか?」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「これ以上無いってくらい理想的なんです」と答えた。
卯野め以子(杏)が「西門さん(東出昌大)はどう思います。お見合い、した方が良いですか?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は少し考え込み、「僕が答えるのは変じゃないですか?ただの書生なんですから」と答えた。
卯野め以子(杏)は「そうですよね」と言って笑うと、西門悠太郎(東出昌大)も「どうですよ。赤の他人なんですから」と言って笑った。
その日、西門悠太郎(東出昌大)は教授に「例の話しは考えてくれたかね。日本の中心は東京だ。ここに残った方が面白い仕事ができる。君が感じている使命感をここで果たしてもいいんじゃないかね。亡くなられたご両親も大阪で無ければと思ってる分けではなかろう」と説得した。
しかし、西門悠太郎(東出昌大)は「頭では分かっているんですけど」と答えた。西門悠太郎は、東京に残る未練が無いのだという。
一方、卯野め以子(杏)は女学校でも空元気で、どことなく様子が変だった。
堀之端桜子(前田亜季)と野川民子(宮嶋麻衣)の2人は放課後、お汁粉を食べながら、「め以子(杏)、何かあったのかな」と心配した。
その後、野川民子(宮嶋麻衣)が堀之端桜子(前田亜季)に「枝折りの男性とは連絡とれた」と尋ねていると、堀之端桜子(前田亜季)は「昨日もカフェで待ってたんだけど」と落ち込んだ。
そのとき、お汁粉屋に枝折りの男性が入ってきた。すると、堀之端桜子(前田亜季)は男性に「どうなさってたんですか?」と尋ねたのであった。
その日、西門悠太郎(東出昌大)は帰宅すると、卯野イク(財前直見)に「め以子さん(杏)のお見合いの相手のお家の事なんですけど。家族関係とか」と尋ねた。
卯野イク(財前直見)は「お姑さんが是非にって言う話しでさ。見合い相手の次男坊に行く行くはのれん分けするって話しでさ。いずれは別居になるんじゃないかな。滅多にない良い話しだよ」と教えた。
西門悠太郎(東出昌大)が「そうですか。失礼しました」と答えて立ち去ろうとすると、卯野イク(財前直見)は「悠太郎さん(東出昌大)はどう思う?このお見合い」と尋ねた。
西門悠太郎(東出昌大)は「女の人は嫁ぎ先で人生が決まってしまいますから、不幸にはなって欲しくないじゃないですか」と答えて立ち去った。
西門悠太郎(東出昌大)が母屋に入ると、卯野め以子(杏)は台所で焼きおむすびを作っていた。
卯野め以子(杏)が「お弁当のおかずに向かないかもしれませんが。1つどうですか。熱いうちが美味しいですよ」と言って1つ渡すと、西門悠太郎(東出昌大)は少し考えて「見合いをした方が良いと思います」と告げた。
そして、西門悠太郎(東出昌大)は「何を迷ってるのかは知りませんが、つまらない悩みなんて放りだしてしまった方が良いと思います。本当に良い話しだと思います。家の中も円満そうだし、何よりお姑さんのお眼鏡に適ってます」と話した。
すると、卯野め以子(杏)は「私にだってそのくらいの事は分かってます。私にだってそのくらい。だいだい、悠太郎さん(東出昌大)には関係が無いでしょ。私がお見合いをしようが、どうしようが」と怒る。
西門悠太郎(東出昌大)も「聞いてきたのはそっちでしょ」と怒ると、卯野め以子(杏)は「ああ、そうですね。貴重な意見をありがとうございました」と激怒して自室に戻った。
卯野め以子(杏)は自室に戻ると、怒りにまかせて「料理ノォト(料理ノート)」をゴミ箱に捨てたが、思い直して料理ノォトをゴミ箱から拾い上げた。
そして、卯野め以子(杏)は料理ノォトをパラパラと捲り始めたが、「何やってるんだろう、馬鹿みたい」といって料理ノォトで顔を覆った。
翌朝、卯野め以子(杏)が台所でおにぎりを握っていると、卯野イク(財前直見)がやってきて「今日は何にするんだい」と尋ねた。
すると、卯野め以子(杏)は、おにぎりを握りながら、「お母ちゃん、私、見合いする」と告げたのであった。
「ごちそうさん-第4週・第23話のあらすじとネタバレ」へ続く。