ごちそうさん-第23話のあらすじとネタバレ
宮嶋麻衣が出演するNHK連続テレビ小説ドラマ「ごちそうさん」の第4週・第23話「こころをコメて」のあらすじとネタバレです。
ドラマ「ごちそうさん」のあらすじのまとめは「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■ごちそうさん-第23話のあらすじとネタバレ
卯野め以子(杏)は台所でおにぎりを握りながら、卯野イク(財前直見)に「私、お見合いをする」と告げた。
卯野イク(財前直見)は「良いのかい?」と驚くと、卯野め以子(杏)は「良い話しだし。待ってても、これ以上の話しは無いだろうし。お父ちゃん(原田泰造)も喜んでくれるでしょ」と答えた。
西門悠太郎(東出昌大)が朝の配達を手伝っていると、弟・卯野照生(井之脇海)が「新井社長(南条好輝)は父ちゃんの恩人なんだよ。父ちゃん(原田泰造)の味に惚れ込んで、店を出すときに金を出してくれてさ。この金で俺の台所を作れって。父ちゃんとしては、社長の頼みに答えたいってのも、あるんじゃないかな」と教えてくれた。
西門悠太郎(東出昌大)が配達から帰ると、卯野大五(原田泰造)は「ちょっと、社長のところへ報告に行ってくる。あいつも、やっと、その気になってくれてよ」と喜んでいた。
その日、弁当を受け取った西門悠太郎(東出昌大)が「今日は作ってもらえないと思ってました」とお礼を言うと、卯野め以子(杏)は「これは自分でやると決めたことです。親切じゃないんです」と答えた。
西門悠太郎(東出昌大)が「よくネタ切れになりませんね」と関心すると、卯野め以子(杏)は「あと少しですから。縁談が断られたら、別ですけど」と答えた。
西門悠太郎(東出昌大)が「縁談はどこでするんですか?」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「さあ。でも、丸屋のご飯を食べてみたいですね。お家の方。もちろん、お店でも食べてみたいですよ」と答えた。
その日、卯野め以子(杏)は、女学校で堀之端桜子(前田亜季)と野川民子(宮嶋麻衣)に、「お見合いが決まったの」と報告した。
野川民子(宮嶋麻衣)が「西門さん(東出昌大)はどうするのよ」と驚くと、卯野め以子(杏)は「どうするも何も。そもそも何もないし。お見合いの人は、すごく条件が良いの」と話した。
すると、堀之端桜子(前田亜季)は卯野め以子(杏)を調理実習室へと連れ出した。
そして、堀之端桜子(前田亜季)は卯野め以子(杏)に「め以子(杏)は辛くなったり、面倒になったらすぐに放り出すじゃない。私は自分の気持ちから逃げたりしない。どうして逃げるの?適わない相手が居るから?恥をかくのが嫌だから?貴女のそういうところが大嫌い。ちゃんと戦いなさいよ。負け戦でも戦いなさいよ」と告げると、調理実習室を飛び出した。
すると、野川民子(宮嶋麻衣)は卯野め以子(杏)に「桜子ちゃん(前田亜季)は逃げられたのよ。お兄様のお友達に。桜子のお父さんから圧力をかけられたんだって。桜子は『お父さんを説得する。何もかも捨てるから』って食い下がったんだけど、『俺の将来をつぶす気か』って言われて。だから、め以子ちゃん(杏)にイライラしちゃったんじゃないかな」と話した。
卯野め以子(杏)は「しんどいのよ。相手の顔色とか、言葉とかに振り回されて。振り回されてる自分も嫌になって。好きになるって、しんどい」と嘆いた。
すると、野川民子(宮嶋麻衣)は「素敵だったよ。納豆を食べさせようとがんばったり、おむすびを一生懸命に作ったり。食べたいって気持ちが、食べさせたいになって。綺麗になって、優しくなって。人を好きになるって、凄いなって。私もいつかこんな風になってみたいって。一生のうちで、自分を変えるほどの恋いなんてどれ程あるのかな。もうちょっと応援したかったな」と話した。
卯野め以子(杏)が悩みながら帰宅すると、文士の室井幸斎(山中崇)が開明軒から出てくるところだった。
卯野め以子(杏)が「結婚て何でしょうね」と尋ねると、室井幸斎(山中崇)は「僕に聞きますか?嫁の来手もない僕に」と笑って答えた。
そこへ、卯野大五(原田泰造)が帰宅し、卯野め以子(杏)に「明日になったぞ。見合い」と上機嫌で告げた。
その日、西門悠太郎(東出昌大)は帰宅すると、卯野め以子(杏)に「ボート部の助太刀を頼まれたんです。明日、ボート部の試合にいかなければならないので、もし、お願いできれば、おむすびを」と頼んだ。
そこへ、女中のクマ(松寺千恵美)が来て、卯野め以子(杏)に「お嬢さん、明日の振り袖の事なんですけど」と告げた。
卯野め以子(杏)はクマ(松寺千恵美)に「すぐにいくから待ってて」と答えると、西門悠太郎(東出昌大)に「急にそういう事になってしまって」と教えた。
西門悠太郎(東出昌大)は「そうですか。どこでやるんですか?」と尋ねると、卯野め以子(杏)は「向こうのお家で」と答えた。
西門悠太郎(東出昌大)は「願ったり、適ったりやないですか。向こうさんと気が合っている証拠ですよ」と祝福すると、卯野め以子(杏)は「そうかもしれませんけど、そういうことだけで、幸せになれるんでしょうか」と尋ねた。
西門悠太郎(東出昌大)は少し考え込むと、「今日も美味しかったです。最初の1日を除いて、不味い日は1日もなかったです。貴女のおかげで、僕はとても昼が幸せでした。だから、大丈夫だと思います。貴女は何もできない子供じゃない。貴女は幸せを作り出せる女性です。だから、幸せになれると思います」と告げた。
そして、西門悠太郎(東出昌大)は「ごちそうさんでした」といい、卯野め以子(杏)に弁当箱を差し出すと、立ち去ったのであった、。
「ごちそうさん-第4週・第24話のあらすじとネタバレ」へ続く。