ごちそうさん-第26話のあらすじとネタバレ
松寺千恵美が出演するNHK連続テレビ小説ドラマ「ごちそうさん」の第5週・第26話「フォンとうの気持ち」のあらすじとネタバレです。
ドラマ「ごちそうさん」のあらすじ目次は「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■ごちそうさん-第26話のあらすじとネタバレ
やけ食いをして帰宅した卯野め以子(杏)は、食べ過ぎで苦しくなり、部屋でダウンしていた。
一方、開明軒では、女中のクマ(松寺千恵美)が卯野イク(財前直見)に「お嬢さんがやけ食いをして帰ってきたんです。なんとか、ならないもんですかね。私はお二人で居る様子が好きだったんですよ」と話すと、卯野イク(財前直見)は「私も、脈が無いとは思えなかったんだけどね」とため息をついた。
すると、奥の席で賄いを食べていた室井幸斎(山中崇)は、卯野イク(財前直見)に西門悠太郎(東出昌大)が部屋に来ている事を教えようとする。
しかし、厨房から卯野大五(原田泰造)が出てきて、「信用できないんだ。あんなインテリ連中は。気があるように見せかけて、人の気をもてあそぶんだ」と激怒したため、室井幸斎(山中崇)は言い出せなくなってしまった。
卯野大五(原田泰造)が室井幸斎(山中崇)に「この辺をウロウロしていたら、教えろよ。タダじゃ置かないから。お前は俺の味方だよな」と尋ねると、室井幸斎(山中崇)は賄いをタダで食べさせてもらっているため、「もちろんですよ」と答えた。
一方、食べ過ぎて部屋で寝込んでいた卯野め以子(杏)は、突然、お弁当のアイデアを思いつき、「め以子ノォト(ノート)」にアイデアを書き込んだが、「馬鹿みたい」と自分に呆れた。
翌日、卯野め以子(杏)は女学校で堀之端桜子(前田亜季)と野川民子(宮嶋麻衣)にお弁当を披露する。今日は餅米を使った団子弁当で、2人にも好評だった。
野川民子(宮嶋麻衣)が「お弁当作りは止めないんだ」と安心すると、卯野め以子(杏)は「これまで止めたら馬鹿みたいじゃない。せっかく見つけた楽しみなのに」と答えた。
その日、卯野め以子(杏)が帰宅すると、女中のクマ(松寺千恵美)が西門悠太郎(東出昌大)の部屋を片付けていた。
一方、母・卯野イク(財前直見)は、卯野め以子(杏)が溺れたときに借りた学生服を西門悠太郎(東出昌大)に返すため、東京帝都大学を訪れていた。
すると、近藤学(石田卓也)が母・卯野イク(財前直見)に気づいて声をかけた。
母・卯野イク(財前直見)は「西門さん(東出昌大)は?」と尋ねると、近藤学(石田卓也)は「今日は休みなんです。風邪を引いたみたいで」と教えた。
母・卯野イク(財前直見)が「うちの子が借りた学生服をお返ししに来たんですけど」と告げると、近藤学(石田卓也)が「ああ、あの時の振り袖の」と答えた。
母・卯野イク(財前直見)が「見てたんですか?」と驚くと、近藤学(石田卓也)は「遠くからなんで、よくは見えなかったんですけど」と答えた。
母・卯野イク(財前直見)は「実は、うちの子が求婚して断られたんです。お互いに脈があると思ってたんだけどね」と落ち込むと、近藤学(石田卓也)は「もしかしたら、お嬢さんの為じゃないですかね」と答えた。
その後、帰宅した母・卯野イク(財前直見)は、卯野め以子(杏)に「悠太郎さん(東出昌大)の家族は複雑でね。お父さんは亡くなってるし、悠太郎さんは長男で家族の面倒を見なくちゃ行けないんだってさ。そんなややこしい所に、アンタを連れて帰れないと思ったんじゃないかってさ。悠太郎さんは、め以子の事を大事に思ってくれたんじゃないかい」と話した。
翌日、卯野め以子(杏)は宮本先生(奥貫薫)に相談するため、割烹室を訪れるたとき、女学生が悲鳴を上げて騒ぎ出した。どうやら、不審人物が女学校に侵入したのだ。
そして、その不審者の正体は、卯野め以子(杏)を探しに来た文士の室井幸斎(山中崇)だった。卯野め以子(杏)は室井幸斎(山中崇)を割烹室に入れ、話を聞いた。
室井幸斎(山中崇)は「悠さん(東出昌大)が熱を出したの知ってる?どうも、こじらせたみたいでね。1度、見舞いに来てくれないかな。溺れため以子ちゃん(杏)を助けてこうなったんだから」と頼んだ。
しかし、卯野め以子(杏)は「なんで私が。とにかく、私は、もう関係ありませんから」と答えて割烹室を出ようとする。
すると、宮本先生(奥貫薫)は「風邪なんかじゃ死にませんよ。肺炎にでもならない限りは」と大声で叫ぶ。それを聞いた卯野め以子(杏)は激しく動揺してしまう。
帰宅した卯野め以子(杏)が台所でぬか床をかき混ぜていると、ぬか床の卯野トラ(吉行和子)が「風邪くらいじゃ死にはしないよ。2~3日、食べなくても平気だよ。でも、室井さん(山中崇)の事だから、医者になんか診せてないだろうし、ろくな物を食べさせてないだろうね」と囁いた。
すると、動揺する卯野め以子(杏)は「うぅぅぅ、もう、死んでしまえ」と言い、台所を飛び出した。
その後、卯野め以子(杏)は室井幸斎(山中崇)の自宅を訪れた。卯野め以子(杏)は「診察の足しにしてください」と言い、室井幸斎(山中崇)にお金とお米を渡した。
すると、室井幸斎(山中崇)は、お金だけを受け取り、「ありがとう。僕は医者を呼んでくるから、め以子ちゃん(杏)はお粥でも作っててよ」と頼み、走り去った。
卯野め以子(杏)が部屋に入ると、西門悠太郎(東出昌大)が眠っていた。卯野め以子(杏)は西門悠太郎(東出昌大)の側へと行き、西門悠太郎(東出昌大)の頬を触ると、熱かった。
西門悠太郎(東出昌大)の額に載っていた濡れ手拭いがずれていたので、卯野め以子(杏)は手拭いを直してやると、台所へ行き、米をとぎ始めた。
一方、西門悠太郎(東出昌大)は熱に浮かされる中で、米をとぐシャキシャキという音や、卵を混ぜるピチャピチャという音や、ネギを切るトントンという音を聞き、笑顔になっていた。
ふと、西門悠太郎(東出昌大)は目を覚ますと、お粥を持った卯野め以子(杏)が台所から出てきた。
西門悠太郎(東出昌大)が「どうして居るのですか?」と驚くと、卯野め以子(杏)は「風邪を引いたのは、私が河に落ちたせいですから」と答えた。
そして、卯野め以子(杏)は西門悠太郎(東出昌大)の側に座ると、お粥を床に置き、濡れ手拭いを交換してやろうとするが、西門悠太郎(東出昌大)は「自分で出来ますから」と言って拒否した。
卯野め以子(杏)は「じゃー、お粥をここに置いておきますから」と言って部屋を出ようとすると、西門悠太郎(東出昌大)は卯野め以子(杏)を呼び止め、「夢を見ていたんです」と告げたのであった。
「ごちそうさん-第5週・第27話のあらすじとネタバレ」へ続く。