ごちそうさん-第32話のあらすじとネタバレ

キムラ緑子が杏を虐めるNHK連続テレビ小説ドラマ「ごちそうさん」の第6週・第32話「こんぶねーしょん」のあらすじとネタバレです。

ドラマ「ごちそうさん」のあらすじ目次は「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ごちそうさん-第32話のあらすじとネタバレ
西門家での初めての朝食。卯野め以子(杏)が自分のご飯をついでいると、長女・西門和枝(キムラ緑子)が「なんで、あんさんが一緒に食べはるの?あんさんは女中でしょ?」と呆れた。

卯野め以子(杏)は混乱しながら「え?嫁ですけど」と答えると、長女・西門和枝(キムラ緑子)は「西門家では、1年間は籍入れへん。お披露目は、せえへんいう仕来りがおます。せやから、可哀想やけど当分は女中扱いしかできゃしまへんねわ」と告げた。

卯野め以子(杏)が驚くと、女・西門和枝(キムラ緑子)は「長い歴史の中で色んなことがおましたんや。家風に馴染まなんだり、やや子が生まれなんだり。夫婦のソリがあわんかったり。せやから一年間は様子見よういう事になりましたんや」と理由を教えた。

そして、長女・西門和枝(キムラ緑子)が「せやから、わて、女中を帰しましたんや。同じ女中やいうても、嫁と思て来てる人が、女中に指図されんのはいくら何でも可哀想や思てねえ」と話すと、卯野め以子(杏)は「お気遣い、ありがとうございます」とお礼を言いながら、首を傾げた。

さて、卯野め以子(杏)は東京ら持ってきた味噌で味噌汁を作ったため、「なんや変わった味やわ」「辛い」「東京ではこれが世界一でっか?」と不評で、みんなは卯野め以子(杏)の作った朝食を食べなかった。

その後、卯野め以子(杏)は1人で首を傾げながら、朝食を食べていると、ぬか床から、死んだ卯野トラ(吉行和子)が助けを求める声がした。

卯野め以子(杏)はぬか床が気になり、壺を開けてみると、ぬか床に水が溜まっていた。

卯野め以子(杏)は慌てて西門和枝(キムラ緑子)の部屋を訪れ、「ぬか床が変なんですけど。とっても辛くなってるんです。もしかして、大量のお塩を入れました?」と尋ねた。

長女・西門和枝(キムラ緑子)は、鏡の前で櫛を入れながら、「おなごし(女中)に任せましたさかい、おなごし(女中)が間違えたんかもしれませんな」と答えた。

卯野め以子(杏)が「女中さんがそんな間違いをするでしょうか?」と意見すると、長女・西門和枝(キムラ緑子)は「私もそないに思いますが、するんやねー」と答えた。

その後、卯野め以子(杏)が継母・西門静(宮崎美子)に相談すると、西門静(宮崎美子)は「女中がそんな間違いするはずないでしょ」と教えた。

卯野め以子(杏)が「そうですよね。お姉さん(キムラ緑子)が間違えたんですよね。お料理は得意じゃ無いって言ってたし」と納得すると、継母・西門静(宮崎美子)は「あのな、和枝ちゃん(キムラ緑子)は、ごっつい料理が上手いで」と教えた。

卯野め以子(杏)が「じゃー、わざとって事ですか?」と驚くと、継母・西門静(宮崎美子)は「鈍い子やな。アンタが気に入らんからに決まってるやんか。あの人(キムラ緑子)はな、悠太郎さん(東出昌大)の縁談を自分が仕切るつもりやったんや。持参金をたんまりと積んだ良い所の娘さんをな。それをいきなり、恋女房を連れて帰ってきた。もう、居るだけで虫が好かんわけよ」と教え、浴衣の洗濯を頼んで立ち去った。

一方、大阪市役所建築課に出勤した西門悠太郎(東出昌大)は、学校の図面を引かせたら右に出る者は居ないという優秀な技手・木本武宏(徳井優)の下に付き、学校を担当することになった。

背の大きい西門悠太郎(東出昌大)が「よろしくお願いします」と挨拶すると、背の小さい木本武宏(徳井優)は「ちっとも、お願いされている気がせんけどな」と言い、学校の設計図を渡した。

すると、西門悠太郎(東出昌大)は、受け取った学校の設計図を見て、「木造建築?」と言い困惑したのであった。

そのころ、西門家では、卯野め以子(杏)が台所にある調味料を味見して、「何か違うなぁ」と首を傾げていた。

そこへ、出入り業者の橋田屋が注文していたイリコとシイタケを届けに来た。前の女中が注文していたようだ。

卯野め以子(杏)が「色々とそろえたい物があるんですが。普通のやつ」と注文しようとすると、橋田屋は「普通の物を入れてますがな」と怒った。

卯野め以子(杏)が「あんな薄いのじゃなくて、もっと普通の」と注文すると、橋田屋は「今度の女中はうるさいなー。ほな、自分で市場へ行ったらどうですか?」と呆れた。すると、卯野め以子(杏)は「市場?」と喜び、市場へと向かった。

その後、卯野め以子(杏)が市場へ行くと、見たこと無い野菜や魚が並んでおり、卯野め以子(杏)にとって市場は、まるで遊園地だった。

卯野め以子(杏)が市場であんパンを買って食べたが、あんパンも味が薄かった。そのとき、卯野め以子(杏)は、牛肉の半額セールに遭遇し、「洋食なら」と閃いた。

その日の夜、卯野め以子(杏)は、白菜のサラダとメンチカツを作り、夕食に出す。

西門静(宮崎美子)はメンチカツを食べて「美味しい。懐かしいわ。明星亭を思い出す。昔はよく言ってたのよ」と喜んだので、卯野め以子(杏)は「じゃー、明日はスープにしますね」と喜んだ。

西門希子(高畑充希)は箸が進んでいなかったので、卯野め以子(杏)が「お肉は苦手?」と尋ねると、西門静(宮崎美子)が「猫舌やねん。この子」と教えた。

卯野め以子(杏)が「じゃー、切ってあげるね。その方が食べやすいと思うから」と言い、箸でメンチカツを半分に切ってあげた。すると、西門希子(高畑充希)の顔から笑みがこぼれた。

西門和枝(キムラ緑子)もメンチカツに手を付けていなかったため、卯野め以子(杏)が「お姉さんのもお切りしましょうか?」と尋ねる。

すると、西門和枝(キムラ緑子)は、お膳をひっくり返し、「ここは西門の家です。あんさんがどう思ってるのか知りませんけど、その家には、その家の家風いうもんがあります。嫁に入るという事は、家風に染まるいうことです。台所を継ぐいうんは、味を継ぐいうことです。それをいきなり縁もゆかりもない料理作って腕自慢でっか。ふてぶてしいにも程がありますわ」と激怒した。

卯野め以子(杏)は床に散乱した料理を見て、西門和枝(キムラ緑子)に「おっしゃる事はわかりますけど、これはないんじゃないですか?食べ物をこんなに粗末にして」と意見した。

すると、西門和枝(キムラ緑子)は「なるほどなぁ。ほな、あんさん、食べはったら?おや、口だけでっか?」と告げた。

卯野め以子(杏)は動揺したが、メンチカツを拾い上げて口に放り込むと、「美味しいです。うん。良いお肉です」と言って食べた。

卯野め以子(杏)は床に散らばったサラダも食べ終えると、今まで1度も聞いたことが無いテンションで「ごちそうさま」と言い、西門和枝(キムラ緑子)を睨んで「食べましたけど」と告げた。

すると、西門和枝(キムラ緑子)は床に飛び散ったドレッシングを見て、「まだ、そこに残ってますけど、舐めはった方がええんとちゃう?ほな、お掃除ごくろうさん」と言い、2階へと消えたのであった。

ごちそうさん-第6週・第33話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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