3億円事件の犯人・少年Sは生きていた

少年Sの正体が判明するTBSの3億円事件ドラマ「クロコーチ」の第6話「少年Sは、お前だ」のあらすじとネタバレのネタバレです。

このページは「クロコーチ・第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■クロコーチ・第6話のあらすじ後編
赤羽甚五郎(品川徹)の家を出た清家真代(剛力彩芽)が街を歩いていると、黒河内圭太(長瀬智也)から電話がかかってきた。

清家真代(剛力彩芽)が「どうなってるんでしょうか?」と尋ねると、黒河内圭太(長瀬智也)は「なんかヤバイ予感がしたから、病室を移ったんだ。今、同じ病院の9651の病室に居うるから。クロコーチ(9651)ね」と告げた。

黒河内圭太(長瀬智也)の病室の前で警護していた警察官は、高橋秀男(森本レオ)の手先で、黒河内圭太(長瀬智也)を殺そうとしていたが、黒河内圭太(長瀬智也)は密かに病室を変えたため、難を逃れていたのだ。

黒河内圭太(長瀬智也)が「吹雪ホールディングスの正体は分かったの?」と尋ねると、清家真代(剛力彩芽)は「最初から、私を赤羽甚五郎(品川徹)さんの所へ行かせるつもりだったのでしょうか?」と尋ね帰した。

黒河内圭太(長瀬智也)は「せいかーい。頑固なじいさんって聞いてたからさ。金プラス犠牲者の娘が行けばさ、教えてくれると思ってね」と答えると、清家真代(剛力彩芽)は携帯電話を睨んだ。

清家真代(剛力彩芽)が「吹雪ホールディングスの正体は警察でした。桜吹雪会の発端は『3』と言っていたので、3億円事件の事だと思います。もしかしたら、3億円事件は最初から警察が関与していた可能性もあります」と報告した。

黒河内圭太(長瀬智也)は「いいねー。真相に近づいているねー。じゃー、次は歴史を紐解いてみてよ。そうすれば少年Sの正体も分かると思うから」と告げた。

警察へ戻った清家真代(剛力彩芽)が、赤刃組の組員が逮捕されたリストを検索すると、赤刃組の組員は全て公安課に逮捕されていた。赤刃組と公安はセット…。

一方、ヘルパーの町田は赤羽甚五郎(品川徹)に「おじいちゃん、さっきの女性は誰?」と尋ねると、赤羽甚五郎(品川徹)は「何でも無いよ」と答えた。

すると、ヘルパーの町田は「てっきり、余計なことを喋ったのかと思ったよ」と言い、赤羽甚五郎(品川徹)をナイフで刺し殺し、自ら通報した。

清家真代(剛力彩芽)が現場に駆けつけると、ヘルパーの町田は「赤羽甚五郎(品川徹)から日常的に暴力を受けており、カッとなって殺した」と話しているという事だった。

清家真代(剛力彩芽)が「そんなの信じられません」と、刑事は「だろうな。町田も元構成員ですから。町田の所属している福祉会社は赤刃組系の企業です」と話した。

清家真代(剛力彩芽)が驚いていると、牛井孟(小市慢太郎)が「伺いたいことがあります。犯行の少し前まで、こちらに居たそうですね。どういうご関係ですか?」と尋ねた。

清家真代(剛力彩芽)が「それは、黒河内さん(長瀬智也)の行方を捜そうと思い。それで、見つかりました。今は同じ病院の…」と話した。

連絡を受けた警備の警官は9651号室を訪れ、黒河内圭太(長瀬智也)を殺そうとするが、9651号室には黒河内圭太(長瀬智也)は居らず、ベッドに500円札が置いてあった。

その日の夜、清家真代(剛力彩芽)は黒河内圭太(長瀬智也)に呼ばれて、ある病院を訪れると、黒河内圭太(長瀬智也)は「ごめんね。だますつもりは無かったんだけどさ、用心の為に病院ごと変わってたの。前に顔を整形しながら逃げ回ってた女性が居たでしょ。その人がここで整形したの。それを黙っててやる代わりに、緊急避難場所として使わせて貰ってるの」と説明した。

そして、黒河内圭太(長瀬智也)が「歴史の紐は解けたの?」とた尋ねると、清家真代(剛力彩芽)は「はい。解けました」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「じゃー、行こうか。いろんな人を不幸にした人を探しに」と告げると、清家真代(剛力彩芽)は「葉月トモさん(奥田恵梨華)もですよね」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)は「それは今、いんじゃない?それより、3億円事件の犯人が誰だか知りたくない?餌はまいておいたからさ」と告げた。

そのころ、9651号室のベッドに置いてあった500円札を受け取った高橋秀男(森本レオ)は、500円札を見つめ、過去のことを思い出していたが、何かを決意して500円札を握りつぶし、電話をかけた。

その後、高橋秀男(森本レオ)が港の倉庫前で500円札を眺めていると、黒河内圭太(長瀬智也)と清家真代(剛力彩芽)の2人が現れた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「いやー、薬師寺誠(大地康雄)を殺して僕を殺そうとした犯人が分かっちゃいました。桜吹雪会という高橋さん(森本レオ)が居る組織じゃないですか?」と告げた。

そして、黒河内圭太(長瀬智也)が「僕を撃った赤刃組は吹雪ホールディングスの傘下で、吹雪ホールディングスというのは実は警察の中にある桜吹雪会の事だったんだよ」と話すと、清家真代(剛力彩芽)は「さらに、赤刃組の犯罪歴を洗ったところ、なぜか、全て公安が逮捕していたんです」と続けた。

黒河内圭太(長瀬智也)が「これって、赤刃組と公安がつながっているって事じゃないですか?つまり、赤刃組を裏で動かしている組織は公安って事にならないですかね?」と尋ねると、高橋秀男(森本レオ)は「さぁ、私はただの庶務係なもので」と答えた。

黒河内圭太(長瀬智也)は構わず、「あー。沢渡(渡部篤郎)も昔、公安に居ましたよね。ということは、僕を狙ったのも薬師寺さん(大地康雄)を事故に見せかけて殺したのも、桜吹雪会の中に居る公安って事になっちゃうな。3億円事件の真相を隠すために、あなたが薬師寺さん(大地康雄)を殺したんじゃ無いですか?」と尋ねた。

高橋秀男(森本レオ)は「私は何も知りませんよ。そもそも、桜吹雪会と3億円事件に何の関係があるんですか?」と尋ね返した。

黒河内圭太(長瀬智也)は「桜吹雪会の発端は3億円事件じゃないんですか。警察は不祥事を隠したがるじゃないですか。犯人が少年Sだったとして、父親は現職の警察官だった。その隠蔽工作をしたことで、桜吹雪会が生まれたんじゃないですかね。だから、あの有名なモンタージュ写真も偽物だったのでしょう。犯人は盗んだ3億と引き替えに命拾いしたのかな。冥途の道も金次第ってことなんですかね。生きてるんですよね、犯人は。それとも、もしかして、あの白バイ警官って高橋さん(森本レオ)ですか?」と尋ねた。

高橋秀男(森本レオ)は、45年前に少年Sの葬儀が終わり、少年Sが高橋秀男として新たな人生を歩むことになった事を思い出した。

そして、黒河内圭太(長瀬智也)は高橋秀男(森本レオ)に、「あなたなんですよね。45年前に自殺を偽装して、捜査対象から外された通称・少年Sは」と告げたのであった。

クロコーチ・第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ドラマ「クロコーチ」の原作と主題歌は「クロコーチの原作と主題歌」をご覧ください。

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