ごちそうさん-第36話のあらすじとネタバレ

東出昌大が酔っ払うNHK連続テレビ小説ドラマ「ごちそうさん」の第6週・第36話「こんぶねーしょん」のあらすじとネタバレです。

ドラマ「ごちそうさん」のあらすじとネタバレは「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ごちそうさん-第36話のあらすじとネタバレ
西門家の味を探るため、卯野め以子(杏)は西門静(宮崎美子)に「お静さん(宮崎美子)は、お姉さん(キムラ緑子)のおついを知ってますよね?私が来る前は毎日、お姉さん(キムラ緑子)がおついを作ってたんですよね」と尋ねると、西門静(宮崎美子)は「違う。おなごし(女中)よ」と答えた。

卯野め以子(杏)が「けど、一緒に台所に立っていた事もありますよね?」と尋ねると、西門静(宮崎美子)は「昔な、一緒に団子を作った事があってな。団子を丸めて、2人できなこの上を転がしてたんや」と話し出した。

卯野め以子(杏)は料理の話になったので、西門家の味のヒントを探ろうと、真剣に聞いていたが、西門静(宮崎美子)は「そしたら、『団子を転がすのがお上手でんな。うちの父を転がすのなんか、簡単でしたやろ』って。ウチはせがまれて、せがまれて、この家に入ったんやで」と言い、とんでもない方向へ話が進んでいった。

卯野め以子(杏)は西門家の味を諦めて西門静(宮崎美子)の愚痴を聞いていると、西門静(宮崎美子)が突然、「けど、和枝ちゃ(キムラ緑子)んは、昆布しか使ってなかった気がするわ。鰹節とか煮干しとか、使ってなかった気がするわ」と思い出した。

西門家の味のヒントを得た卯野め以子(杏)は、掃除をしながら「昆布だけで、とっても美味しいおいつ?」と考えていると、2階から降りてきた西門和枝(キムラ緑子)が、どこかへ出かけようとしていた。

卯野め以子(杏)が西門和枝(キムラ緑子)を見ていると、西門和枝(キムラ緑子)は卯野め以子(杏)の視線に気づき、「何や?」と尋ねた。

卯野め以子(杏)が「毎日、毎日、どこへ行くのかと思って」と尋ねると、西門和枝(キムラ緑子)は「逢い引きや」と答えた。

卯野め以子(杏)は大きな声で「えっ、逢い引き?」と驚くと、西門和枝(キムラ緑子)は卯野め以子(杏)を睨み付けた。

その日、卯野め以子(杏)が昆布屋へ行き、相談すると、店主・定吉は「ものごっついええ昆布を使ってたんちゃうかな。これなんか、料亭に卸してる奴やけど」と高級昆布を持ってきた。

卯野め以子(杏)が「いくらするんですか?」と尋ねると、定吉は「これで、1円50銭や」と答えた。

卯野め以子(杏)は「そんな高いの使えませんよ」と驚くと、定吉は「でも、結構な旧家なんやろ」と尋ねた。卯野め以子(杏)は「でも、あんまりお金は無いみたいだし」と困惑した。

一方、市役所では、業者が図面を見て、「こんなん大変やぞ。早めに発注しとかんと、納期に間に合わんで。この階段見てみい」と困惑していた。大村宋介(徳井優)も驚いて図面を確認すると、設計者の名前は大村宋介(徳井優)になっていることに驚く。

その日の夜、大村宋介(徳井優)は西門悠太郎(東出昌大)を居酒屋に誘い、「合わせ梁の図面、あれはどういうつもりや?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「あきませんでしたか」と尋ね返した。

大村宋介(徳井優)が「えらい恥をかいたわ。ワシの名前を勝手に使うて」と呆れると、西門悠太郎(東出昌大)は「大村さん(徳井優)の図面を参考に、僕なりにやってみたんですけど。木造、やっぱり向いてないんでしょうか」と落ち込んだ。

大村宋介(徳井優)が「あのな。ワシと一緒にやったかて、得にならんで。公共建築で木造は、これから確実に下火になるしやな」と告げると、西門悠太郎(東出昌大)は「僕の夢は、安全な街を造ることなんです。もちろん、コンクリートで造れるにこしたことはないですけど、現実にはお金も人も足りないわけで。その中で、少しでも夢に近づこうと思うんやったら、僕は木造と正面から向かい合うべきなんです。木造でも、安全に対して取れる措置を追求していくべきなんです」と答えた。

大村宋介(徳井優)が「ほんで、あの合わせ梁か。ほな、せいぜい頑張ってくれや。ワシかて、造ったもんに壊れて欲しいないからな」と言い、西門悠太郎(東出昌大)に仕事を任せた。

そこへ、注文していた酒が出てくる。酒の中に昆布が入っており、西門悠太郎(東出昌大)は「何ですか、これは?」と尋ねると、大村宋介(徳井優)は「魔法の水や。飲んでみい」と勧めた。

その日の夜、卯野め以子(杏)が台所で西門家の味を追求していると、ベロベロになった西門悠太郎(東出昌大)が、千鳥足で1升瓶を抱えて帰ってきた。

卯野め以子(杏)が「何を持って帰ってきたのですか?」と尋ねると、西門悠太郎(東出昌大)は「魔法の水や。安酒のくせに、昆布でな、上級酒に負けん味になるんや。飲んで。め以子(杏)の為に買ってきたんや」と言い、お椀に酒を注ぎ、ちぎった昆布を放り込むと、その場に倒れて寝てしまった。

卯野め以子(杏)は西門悠太郎(東出昌大)を布団まで運ぼうとしたが、ピクリともしないために諦め、「安酒とか上等酒とか言われても、私はよく分からないのよね」と困惑しながら、西門悠太郎(東出昌大)が作った昆布入りの酒を1口飲んでみると、驚いた。

何かに気づいた卯野め以子(杏)は、昆布入りの酒を鍋に入れ、薪をくべて温めた。鍋が温まると、卯野め以子(杏)は1口味見をして「これ、近づいている」と驚いた。

翌日から、卯野め以子(杏)は昆布を炙ったり、干したり、千切りにしたりして試行錯誤し、西門家の味の追求に没頭した。

そして、ある日の夕食、卯野め以子(杏)の作ったおついを飲んだ西門静(宮崎美子)が「これ、一緒やで。どうやったん?」と驚いた。

卯野め以子(杏)は「昆布にお酒をさっと塗って、それを小さな小さな火で炙って、それで出汁を取ったんです」と満面の笑みで答えた。ついに、卯野め以子(杏)は自分の力で西門家の味にたどり着いたのだ。

西門悠太郎(東出昌大)も、おついを飲んで納得し、「西門の味やな」と満足した。

西門希子(高畑充希)もおついを飲んで、「ち…ちい姉ちゃん。ごちそうさんでした」とつぶやいた。

(注釈:ちい姉ちゃんは、卯野め以子(杏)のこと。大きい姉さんが居るので、小さい姉さんで「ちい姉ちゃん」という意味らしい)

卯野め以子(杏)は西門希子(高畑充希)がおついを全部飲み干してくれたので幸福に包まれたが、西門和枝(キムラ緑子)は西門希子(高畑充希)を冷ややかな目で見ていた。

夕食後、西門和枝(キムラ緑子)は西門希子(高畑充希)を部屋に呼び出し、「あんさんは認めはったという事ですか?ワテが認めてないあの人を、勝手に姉と認めはったということですか。分かりました。ほな、ワテはあんさんを妹と認めまへんから」と宣告すると、西門和枝(キムラ緑子)は「ウチが間違ってました」と謝った。

西門和枝(キムラ緑子)は「間違うてたって、これからどないしはんの?」と圧力をかけると、西門希子(高畑充希)は「出来るだけ、口をききまへん」と答えた。

翌日、西門悠太郎(東出昌大)や西門希子(高畑充希)が出かけた後、西門和枝(キムラ緑子)も出かけていった。

その後、卯野め以子(杏)が庭で洗濯をしていると、西門静(宮崎美子)が「これも洗といて」と洗濯物を持ってきた。

西門和枝(キムラ緑子)の逢い引きが気になっていた卯野め以子(杏)は、西門静(宮崎美子)に「和枝さん(キムラ緑子)の恋人ってどんな方なんですか?」と尋ねた。

西門静(宮崎美子)が「え?」と不思議がると、卯野め以子(杏)は「だって、毎日、逢い引きなさってるんでしょ?」と確認する。

すると、西門静(宮崎美子)は満面の笑みで「あんた、何?その話」と興味をしめした。卯野め以子(杏)は、西門静(宮崎美子)の満面の笑みを見て、言ってはいけない事を言ってしまったのではないか、と後悔したのであった。

ごちそうさん-第7週・第37話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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