安堂ロイド-第5話のあらすじとネタバレ
柴咲コウが将棋で負けるTBSのアンドロイドドラマ「安堂ロイド-A.I. knows LOVE?」の第5話「今夜衝撃の第5話!愛を知ったロイドが涙を流す…。怒濤の展開への序章」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「安堂ロイド-A.I. knows LOVE?」の原作と主題歌は「「安堂ロイド A.I. knows LOVE?」の原作と主題歌」をご覧ください。
ドラマ「安堂ロイド」第4話のあらすじとネタバレは「安堂ロイド・第4話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■安堂ロイド-第5話のあらすじとネタバレ
安堂麻陽(柴咲コウ)は、将棋の勝負で沫嶋黎士(木村拓哉)に1度も勝てなかった雪辱を果たすため、安堂ロイド(木村拓哉)と将棋の勝負をした。
安堂ロイド(木村拓哉)は将棋のルールをダウンロードしたばかりの初心者だったが、安堂麻陽(柴咲コウ)はアッサリと負けてしまい、「時間が無いから今日は負けてあげただけよ。勝つまでやるからね」と逆ギレして、会社へと行った。
安堂麻陽(柴咲コウ)が出勤すると、星新造(桐谷健太)が「報告があります。報告1、左京子(山口紗弥加)の親父さんが助かりました。報告2、クラウドサービスのバグが解消されました。プレリリースのたたき台をお願いします」と告げた。
そして、星新造(桐谷健太)は「報告3、沫嶋黎士さん(木村拓哉)が1度も医者にかかった記録がありません。頭を殴られてから、1度も医者に診せてないんですか?往診でも健康保険は使えますね。健康保険を使用した記録が無いんですよ」と尋ねた。
安堂麻陽(柴咲コウ)が「プライバシーの侵害よ。いい加減にして」と注意すると、星新造(桐谷健太)は「これは何ですか?少し前にネットに出回っていたものです」と言い、殺人スケジュール表を差し出した。
星新造(桐谷健太)は「教えてもらえますよね。おそらく僕は相当、真実にたどり着いています」と迫ると、安堂麻陽(柴咲コウ)は「王手をかけたつもりでも、真相にたどり着くことは出来ないわ。お願いだから、この件にはこれ以上かかわらないで。貴方には死んで欲しくないの。お願い」と答えた。
そのとき、星新造(桐谷健太)の背後では、安堂ロイド(木村拓哉)が星新造(桐谷健太)に拳銃を向けていたが、星新造(桐谷健太)が「すみません。ストーカーですよね」と謝罪すると、安堂ロイド(木村拓哉)は消え、安堂麻陽(柴咲コウ)は安堵する。
一方、驚異的に回復した葦母衣朔(遠藤憲一)が退院の準備をしていると、部下の冨野好雪(日野陽仁)が骨壺を持ってやってきた。
骨壺に驚いた葦母衣朔(遠藤憲一)が「鑑定屋のゴダイか?」と尋ねると、冨野好雪(日野陽仁)は「DNA鑑定の結果、間違いないようです」と答えた。
他方、帝国大学では、沫嶋七瀬(大島優子)が沫嶋黎士(木村拓哉)のパソコンを操作し、半狂乱になっていた。
そこに、安堂ロイド(木村拓哉)が現れ、「何におびえている?」と尋ねると、沫嶋七瀬(大島優子)は「何しに来たの?私を殺そうとすれば、貴方の秘密を世界中にばらまくようにしてあるわ」と答えた。
安堂ロイド(木村拓哉)が「君が組上げたプログラムはすでに破壊してある。君は俺の監視下にある。それを忘れるな」と告げた。
沫嶋七瀬(大島優子)が「何しに来たの?」と尋ねると、安堂ロイド(木村拓哉)は次元物理学の講義を行うのだという。沫嶋七瀬(大島優子)は「貴方が?」と驚く。
その後、講義が始まる。安堂ロイド(木村拓哉)は「授業を始める前に、伝言を伝える。未来は全て決定している。フランスの天才物理学者ピエール・シモン・ラプラは言った。彼の理屈はこうだ。これから起きる現象は、今まで起きた現象に起因する。とすると、宇宙に存在するあらゆる原子の動きを認識することが可能であれば、事象は全て計算できる。すなわち、未来は決定している。しかし、我々は未来の1%も認識することができない。無知なるが故に、空虚な夢を持ち、無駄な努力をする。未来はすでに決定しているのにもかからずだ」と話した。
安堂ロイド(木村拓哉)は「では、ラプラスに反論してみよう。我々の誰かが、1941年12月1日にタイムリープして、『これから戦争を起こすと日本は大変なことになる』と伝える事は可能か?」と尋ねた。
すると、講義を聞いていた沫嶋七瀬(大島優子)は「沫嶋黎士教授(木村拓哉)の理論が正しければ、伝える事は可能です。私たちには質量があるので、過去へは行けない。でも、情報は質量がゼロなので、過去と未来にメッセージを伝える事は可能だ、と沫嶋黎士教授は考えていました」と答えた。
安堂ロイド(木村拓哉)は「その通りだ。情報は質量がゼロ。すなわち、人の思いは時空を超える。光の速度は一定だ。しかし、光も重力の影響を受けて曲がることが確認されている。光の道には理論上、最短の距離が存在する。その道を進むことができる素粒子が存在すれば、その素粒子を使って、時空を超えてデータを交換することが可能になる。2013年現在、情報を伝えるテクノロジーを持ち合わせていない。だが、いずれ、そのテクノロジーは、ここに居るだれかが、生み出すだろう」と話した。
そして、安堂ロイド(木村拓哉)は「ピエール・シモン・ラプラは偉大な物理学者であり、哲学者であり、天才であったが、生命という存在を軽く見過ぎていた。全知全能など必要ない。人の思いは未来を変えることができる。過去の過ちさえ、変える事が出来る。生命とは正しい未来へと導く力のことだ。伝言は以上だ」と締め来ると、会場は拍手に包まれた。
安堂ロイド(木村拓哉)の講義に沫嶋黎士(木村拓哉)の面影を感じた沫嶋七瀬(大島優子)は教室を出ると「兄さんからの伝言をありがとう」と礼を言うと、安堂ロイド(木村拓哉)は「俺のの意志では無い。クライアントの命令だ」と答えた。
沫嶋七瀬(大島優子)が「兄さんでしょ」と尋ねると、安堂ロイド(木村拓哉)は「クライアントは誰だか分からない。君は常に俺の監視下にある。君が道を誤ろうとすれば、容赦なく、君を殺す」と答えた。
安堂ロイド(木村拓哉)はシステムに不調を来しており、よろめく。沫嶋七瀬(大島優子)が「それも芝居?」と尋ねると、安堂ロイド(木村拓哉)は「俺に嘘をつく機能は無い」と言い、立ち去った。
安堂ロイド(木村拓哉)が居なくなると、背後から「ひよってるんじゃねーよ。ババア」という声がした。沫嶋七瀬(大島優子)が振り向くと、謎の女(桐谷美玲)が居た。
沫嶋七瀬(大島優子)が「いつから居たの?」と驚くと、謎の女(桐谷美玲)は「ずっと居たよ。大丈夫、あいつは敵で私は味方。しかも、あいつのスペックじゃ、私の存在は捕らえれない」と話した。
沫嶋七瀬(大島優子)が「アンドロイド?」と驚くと、謎の女(桐谷美玲)は「そんな軽い言葉で片付けないで欲しいな。私はあんた達より、知能も感性も全てにおいて何千倍もある。あんた達、人間が望んだ全知全能よ。私は貴女の未来を知っている。私の言うことを聞いた方が良いわよ」と告げた。
一方、システムに不具合を起こして動けなくなった安堂ロイド(木村拓哉)は、サプリ(本田翼)を呼びつけ、修理を命じた。
しかし、サプリ(本田翼)は「修復のしようが無い。アンタに芽生えた感情が戦闘プログラムと競合して論理的エラーを起こしてる」と教えた。
それでも、安堂ロイド(木村拓哉)が「修復しろ」と命じると、サプリ(本田翼)は「初期化するしか無いわね。全ての記憶が消えてしまうけど。それでもいいよね」と尋ねた。
安堂ロイド(木村拓哉)は安堂麻陽(柴咲コウ)の事を思い出し、答えに詰まると、サプリ(本田翼)は「嫌なの?決めてから呼んでよ。私は忙しいんだから」と言い、立ち去った。
その日、安堂麻陽(柴咲コウ)が仕事をしていると、サプリ(本田翼)が安堂麻陽(柴咲コウ)の取材にやってきた。小松左京子(山口紗弥加)は取材依頼を受けていたのだが、伝えるのを忘れていたのだという。
一方、星新造(桐谷健太)は退院した葦母衣朔(遠藤憲一)の元を訪れ、「貴方の事を調べましたよ。僕はこうみえても、世界で10本の指に入るハッカー…では無いですけどね」と協力を申し出た。
そして、星新造(桐谷健太)は鑑定屋のゴダイが死ぬ前に調べていたデータを差し出し、「簡単に言うと、コンピューターは何の変哲も無い声だとはじき出した。しかし、彼のPCは未知のウイルスに感染していました。声を調べようとすると、データを改ざんするウイルスに感染する仕掛けになっていたんです。つまり、角城(平岡祐太)と沫嶋(木村拓哉)は人間じゃない。それが、ゴダイさんが出した答えです」と告げた。
葦母衣朔(遠藤憲一)は星新造(桐谷健太)に殺人スケジュール表を見せ、「これを知ってるか?」と尋ねると、星新造(桐谷健太)は「最近、知りました」と答えた。
すると、葦母衣朔(遠藤憲一)は「俺が機密費でお偉いさんの所に潜り込ませたネタ元が、1ヶ月前に俺の時に持ち込んできた資料には、沫嶋黎士(木村拓哉)の名前しか無かった。そして、送信元は100年後、2113年の誰かだってことだ。その後、沫嶋黎士(木村拓哉)は、パソコンのセキュリティーをわざと外したらしい。彼の研究目当ての同業者がアクセスして、彼の研究成果を知った奴らが、殺人リストに追加され、殺された。安堂麻陽(柴咲コウ)を除いてな」と教えた。
そして、葦母衣朔(遠藤憲一)は「捜査で2113と書かれた薬莢を手に入れた。敵っていうか何というか、そいつらは、沫嶋黎士(木村拓哉)に『追い詰めているぞ』とアピールして欲しかったんじゃないかな。だから、婚約者の安堂麻陽(柴咲コウ)の名前も殺人リストに入れた」と話した。
星新造(桐谷健太)が「安堂麻陽(柴咲コウ)と一緒に居る沫嶋黎士(木村拓哉)にそっくりな奴は、殺し屋達の仲間?」と尋ねると、葦母衣朔(遠藤憲一)は「いや、そいつは殺し屋の敵で、安堂麻陽(柴咲コウ)を守ってる。ここからはやっかいなんだが、殺し屋の方が警察らしい。未来の警察たちが、2013年の人間を何人も殺している」と話した。
葦母衣朔(遠藤憲一)は「この事を掴んだからには、俺たちは2113年の警察に命を狙われるかもしれない」と告げたとき、部下の冨野好雪(日野陽仁)がいきなり発砲してきた。
「安堂ロイド-第5話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。