安堂ロイドのクライアントが消滅

安堂ロイドのクライアントが消滅するTBSのアンドロイドドラマ「安堂ロイド-A.I. knows LOVE?」の第6話「優しい嘘・悲しい真実」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「安堂ロイド・第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■安堂ロイド・第6話のあらすじとネタバレ後編
翌朝、安堂麻陽(柴咲コウ)は目覚めると、部屋中を探し回ったが、安堂ロイド(木村拓哉)は居なかった。

その日、安堂麻陽(柴咲コウ)が出勤すると、星新造(桐谷健太)は「まだ一緒に住んでるんですか?そいつは人間じゃない。アンドロイドです。…知ってたんですね。信じられない。正気ですか」と告げた。安堂麻陽(柴咲コウ)が「もちろん」と答えると。

星新造(桐谷健太)は「いつは、沫嶋黎士(木村拓哉)に成り代わって何かをしようと企んでる。黎士さん(木村拓哉)を殺したのも、そいつの仲間かもしれない」と告げると、安堂麻陽(柴咲コウ)は「違う。違うよ、星くん(桐谷健太)」と答えた。

星新造(桐谷健太)が「目を覚ましてください。麻陽(柴咲コウ)さんは利用されてるんですよ。信用させて、黎士さん(木村拓哉)の研究から、何か盗もうとしてるんですよ。じゃないと、なんで麻陽(柴咲コウ)さんを守るんですか」と訴えると、安堂麻陽(柴咲コウ)は「私には守る価値が無いというの?」と答えた。

星新造(桐谷健太)は「そういう意味じゃなくて。僕にとっては、麻陽さんは全てです。でも、やつらにとってみたら、人間の価値なんか分かるはずがない」と告げると、安堂麻陽(柴咲コウ)は「そんなことはない。彼は絶対に私を守ってくれる。私はそれを信じる」と答えた。

星新造(桐谷健太)が「信じる理由なんてないですよ」と告げると、安堂麻陽(柴咲コウ)が「星くんは私のことが好きなの?理由は?」と尋ねた。

星新造(桐谷健太)は「それは、全部ですよ」と答えると、安堂麻陽(柴咲コウ)は「人が人を好きになるのに明確な理由なんて無い。それと同じだよ。人が人を信用するのに理由なんて無い。私は彼を信じてる。彼は私を裏切らない」と告げた。

星新造(桐谷健太)は「彼、彼って、そいつは物ですよ。このパソコンと同じです。何かコマンドを打ち込んだら、その通りに動くんです。もし、誰かが『安堂麻陽を殺せ』ってコマンドを打ち込んだら、そいつは、なんのためらいもなく麻陽さんを殺しますよ」と説得するが、安堂麻陽(柴咲コウ)は「彼はそんな人じゃ無い」と答えた。

星新造(桐谷健太)は「人って。マジで目を覚ましてください。麻陽さん(柴咲コウ)は黎士さん(木村拓哉)と同じ顔をしてたら、なんでもいいんですか」と告げると、安堂麻陽(柴咲コウ)は怒って広報室から出て行ってしまった。

広報室に1人残された星新造(桐谷健太)は、鞄から「ARX II-13」の資料を取り出して考え込んだ。資料には「ARX II-13(木村拓哉)は2066年に暴走し、民間人10億人を虐殺。世界の指導者達も殺戮(さつりく)した虐殺器官」と書かれていた。

星新造(桐谷健太)は葦母衣朔(遠藤憲一)に拳銃を突きつけられたとき、「これは冨野(日野陽仁)の銃だ。念のために持っとけ」と言われ、拳銃を受け取っており、星新造(桐谷健太)は拳銃を見て考え込んだ。

一方、葦母衣朔(遠藤憲一)は小松左京子(山口紗弥加)を安いレストランに連れて行く。その店は小松左京子(山口紗弥加)が子供の頃に連れてきて貰った思い出のレストランで、それは数少ない父親についての思い出だった。

小松左京子(山口紗弥加)は「最後の思い出作りじゃ無いよね」と尋ねると、葦母衣朔(遠藤憲一)は「俺はな、左京子。別に死に急いでるわけじゃないんだよ。お前や、お前の母親やお前が、お前がいずれ、この世に産み落とすだろう命を守ってる。そのために命はってる。だから、俺が死んでも葬式もいらねえし、墓もいらねえ。泣いてもらう必要もない。だがな、俺の思いは、いつも、お前達を守ってる。金を置いとくよ。アイスクリームそのっけたクリームソーダを頼めよ。お前、大好きだろ。じゃあな」と言って立ち去った。

小松左京子(山口紗弥加)は「私はもう30だよ。誰が頼むかそんなもん」と言って涙を流したが、泣きながら「クリームソーダください」と注文した。

さて、刺客のアンドロイドはポリスクラウドへ通信し、支援機を要請したが、ポリスクラウドは「沫嶋黎士(木村拓哉)が閉ざした次元物理通信回線は未だ復旧せず、支援機体をそちらに送ることは不可能。現状勢力でミッションを完遂されたし」と回答した。

そして、刺客のアンドロイドは「ARX II-13は補修用機体コードネーム『サプリ』を喪失。修理用補給品の供給も絶たれ、戦意も喪失中です」と報告すると、ポリスクラウドは「沫嶋黎士(木村拓哉)が次元物理通信回線を閉ざした後誰かがARX II-13、サプリ、そしてもう1機を別回線より2013年へ運んだらしい」と答えた。

刺客のアンドロイドが「別の回線が存在している?そんなことができるのは沫嶋黎士(木村拓哉)ただ1人では。2113年の沫嶋黎士(木村拓哉)の脳データが密かに暗躍しているのでは?」と尋ねると、ポリスクラウドは「沫嶋黎士(木村拓哉)の脳データは我々の厳しい管理下にある。不審な動きは認められない」と答えた。

そのころ、充電モードの安堂ロイド(木村拓哉)は、ゼロポイントに通信し、支援機と修理用パーツを申請したていた。

ゼロポイントは「支援機は準備中なので、修理用パーツを先に送る」と言い、安堂ロイド(木村拓哉)が寄りかかっている机に5Dプリンターをインストールし、修理用パーツを送信した。

そのとき、ポリスクラウドと通信していた刺客のアンドロイドが、ゼロポイントの通信源を検知し、通信源となる沫嶋黎士(木村拓哉)の脳データを破壊した。

一方、急に不安に包まれた安堂麻陽(柴咲コウ)は、安堂ロイド(木村拓哉)を探すために自宅を飛び出した。

他方、安堂ロイド(木村拓哉)は充電を終えて立ち上がったところに、葦母衣朔(遠藤憲一)が現れた。

葦母衣朔(遠藤憲一)は「お前が沫嶋黎士(木村拓哉)ではないことは分かっている。一連の事件に関わっている事もな。だが、ご丁寧にも何者かが証拠を隠滅してて確証が得られねえんだよ。だから、最後の手段だ。お前を撃てば、何者かが分かる。お前は人間じゃねえだろ」と告げ、安堂ロイド(木村拓哉)に拳銃を向ける。

安堂ロイド(木村拓哉)は葦母衣朔(遠藤憲一)に拳銃を向けようとしたが、安堂麻陽(柴咲コウ)との「あの人は殺さないで」と言葉の脳裏によみがえり、拳銃を手放した。

しかし、葦母衣朔(遠藤憲一)は安堂ロイド(木村拓哉)に発砲し、安堂ロイド(木村拓哉)は銃弾を浴びて倒れた。

葦母衣朔(遠藤憲一)が「なぜ撃たなかった」と尋ねると、安堂ロイド(木村拓哉)は「俺は破壊される事が前提の消耗品だ。お前には家族が居る。死ねば、家族が悲しむ」と答えた。

そのころ、安堂ロイド(木村拓哉)を探しに出ていた安堂麻陽(柴咲コウ)は、刺客のアンドロイド3体に取り囲まれ、絶対絶命のピンチを迎えていた。

葦母衣朔(遠藤憲一)に撃たれて倒れていた安堂ロイド(木村拓哉)は、安堂麻陽(柴咲コウ)のピンチを察知すると、胸に注射を挿してアスラシステムを起動して立ち上がり、葦母衣朔(遠藤憲一)の前から消えた。

一方、刺客のアンドロイドは安堂麻陽(柴咲コウ)に向かって発砲したが、そこへ現れた安堂ロイド(木村拓哉)が安堂麻陽(柴咲コウ)を助け出し、刺客のアンドロイドに「安堂麻陽(柴咲コウ)が死ぬことは禁じられている」と告げた。

刺客のアンドロイドは「その損傷では、理論上100%勝てない。諦めろ」と告げると、安堂ロイド(木村拓哉)は「問題無い。安堂麻陽(柴咲コウ)を守るために全機体を倒す」と告げた。

安堂ロイド(木村拓哉)が「お前は俺に『家族が居るから助けてくれ』と命乞いしたな。あれは本当か?」と尋ねると、刺客のアンドロイドは「馬鹿か。家族など、ただの設定に過ぎん」と吐き捨てた。

すると、安堂ロイド(木村拓哉)は瞬く間に刺客のアンドロイド3体を倒し、ゼロポイントに原始還元処理を申請した。しかし、ゼロポイントからの応答は無かった。

刺客のアンドロイドが「沫嶋黎士(木村拓哉)の脳データは破壊した。お前のクライアントはもう居ない。補給も無い」と告げると、安堂ロイド(木村拓哉)は「原始還元処理を実行する。俺にはもう、許可の申請も、クライアントの命令も必要ない。安堂麻陽(柴咲コウ)を守る。それは俺の意志だ」と答えた。

そのころ、街を歩く謎の女(桐谷美玲)は「そう。人の思いに応えて生命を持った人形は、やがて意思を持つ。人間の何万倍もの頭脳を持つ人形が、意思を持ってこの世界を判断したら、この世界の人々は生きるべきか、死ぬべきか」とつぶやいた。

安堂ロイド(木村拓哉)は「お前は死すべき存在だ」と言い、自分の意志で刺客のアンドロイド3体に原始還元処理を実行し、アンドロイド1体を消滅させると、残り2体は消えて逃げた。

そこで、アスラシステムが活動限界を超え、アスラシステムに致命的なダメージを受けたため、ユカワOSに切り替わったが、ユカワOSも致命的なダメージを受けていた。

安堂ロイド(木村拓哉)はその場に倒れ込み、リカバリーを試みたが、リカバリーに失敗してしまった。

すると、全アプリケーションを終了し、強制初期化モードに入ったため、安堂ロイド(木村拓哉)は動かなくなってしまったのであった。

安堂ロイド-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ドラマ「安堂ロイド-A.I. knows LOVE?」の原作と主題歌は「「安堂ロイド A.I. knows LOVE?」の原作と主題歌」をご覧ください。

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。




コメント欄

原子還元処理された刺客アンドロイドは1体のみ

  • 投稿者-
  • 匿名

ご指摘ありがとうございます。残りのアンドロイド2機は第8話に登場するので、安堂ロイド(木村拓哉)に消されたのでは無く、自分から消えて逃げたようです。

  • 投稿者-
  • 管理人