堤芯子が詐欺師になった原因はチョコパンだった

ドラマ「黄金の豚 会計検査庁 特別調査課」の第3話「病院蝕む天下りに喝!」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「黄金の豚・第3話のあらすじ」からの続きです。

チョコパンは堤芯子(篠原涼子)が詐欺師になる切っ掛けだった。堤芯子は小学校の時、同級生がチョコパンを万引きした。同級生はチョコパンを捨て、それを堤芯子が拾って食べていた。

万引きされた店主が同級生を問い詰めると、同級生は「万引き下のは芯子ちゃん」と言い、堤芯子は万引き犯にされてしまった。堤芯子は万引きしていないと訴えるが、信じてはもらえなかった。

堤芯子はそれからイジメられるようになり、どうせ信じてもらえないのなら盗んでやると思うようになり、詐欺師になったのだった。

工藤優(岡田将生)は1人、レジデント(研修医)に超過勤務の実態を証言するように頼んで廻った。しかし、誰1人証言してくれる人は居なかった。

そのころ、1人のレジデントが薬を間違える医療ミスを起こした。大事には至らなかったが、レジデントは審議委員会にかけられた。

仲間のレジデントが、「彼は働き通しで一睡もしていなかった」と擁護するが、国枝事務局長は「勤務時間は週に30時時間になっている」と言い、取り合わなかった。

審議委員会が終了後、仲間のレジデントは国枝事務局長に「実際の労働時間を記録した日記がある。これを見えれば審議委員会も酌量してくれる」と直訴した。

その様子をみた工藤優(岡田将生)は、「その日記を貸してください」と頭を下げた。国枝事務局長が「渡したければ渡してやりなさい」と圧力を掛けると、レジデントは走り去ってしまった。

国枝事務局長の圧力により、工藤優(岡田将生)は謝罪を条件付きの謹慎処分になった。

工藤優は1人で国枝事務局長の元を訪れた。謝罪のためではなかった。「役員の年俸2000万円に対して、レジテントの年収が200万円は安すぎる」と訴え、レジテントが国立高度メディカルセンターからインターネット上に書き込んだ記録を読み上げた。

そこへ、堤芯子(篠原涼子)がレジテントの日記を持って現れた。書き込みに登場するカップラーメンの「お湯入れました」は出勤で、「食べ終わりました」は退勤の暗号だと明かし、ネット上に残した暗号とレジテントの日記の記録が一致すれば、超過勤務が立証できると指摘した。

堤芯子はレジデント(研修医)への超過勤務分の未払い給与合計が2億4000万円で、役員報酬の合計が2億4000万円だと明かした。「あんたら天下りはここから出ていけ。天下りの給料は黄金の豚にお返し頂きます。金返せ」と電卓を突きつけた。

後日、政府はレジデントへの待遇改善を更生保険省へ命じた。国立高度メディカルセンターは役員を民間より公募することになった。

角松一郎(大泉洋)は「あの日記どうした。盗んだのか」と問いただすと、堤芯子は「説得した」と答えた。

堤芯子が「どうせ信じてくれないんでしょ」と言って立ち去ろうとすると、角松一郎は「信じるよ」と答えた。「黄金の豚-第3話の視聴率と感想」へつづく。

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