リーガルハイ2-第9話のあらすじとネタバレ

小雪に死刑が求刑されるフジテレビの弁護士ドラマ「リーガルハイ2」の第9話「ついに最高裁!例え全国民が敵でも必ず命を救う」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

■リーガルハイ2-第9話のあらすじとネタバレ
徳永光一郎・保険金殺人事件で死刑を求刑されている安藤貴和(小雪)が留置所で自叙伝を出版した影響で、世間は安藤貴和(小雪)を「悪魔」と呼び、安藤貴和(小雪)に対する死刑を求める声が強まっていた。

古美門研介(堺雅人)は安藤貴和(小雪)に接見して、「毒物はどこにやった。君が証拠をそのままにしておくはずがない。あれは検察が仕組んだことだろ」と尋ねると、安藤貴和(小雪)は「川に捨てたわ。今頃、太平洋じゃない?」と答えた。

黛真知子(新垣結衣)が「吉永慶子とは誰ですか?」と尋ねると、安藤貴和(小雪)は「昔、お世話になったおばさんよ」と答えた。

黛真知子(新垣結衣)が「罪を認めるように言われたんですか?」と尋ねると、安藤貴和(小雪)は「素直に認めれば、死刑にならないんじゃないかって。懲役で済むなら、それでいいかなって」と答えた。

古美門研介(堺雅人)は「君に懲役刑は無い。死刑か無罪かだ。そして、君を無罪に出来るのは、この私だけだ」と告げる。

安藤貴和(小雪)が「で、私は何をすればいいの?」と尋ねると、古美門研介(堺雅人)は「最高裁で君に出番は無い。つまり、前回のように君という爆弾に邪魔される心配が無いと言うことだ」と告げた。

留置所を出ると、黛真知子(新垣結衣)が「貴和さん(小雪)が懲役刑で良いというのなら、減刑不当を訴える手も。最高裁で死刑判決が覆って無罪に成った事はほとんど無いんですよ」と意見する。

しかし、古美門研介(堺雅人)は「打てる手を全て打つ。後は公判で私と検事、どちらが勝つかの一発勝負だ。無罪を勝ち取って不敗神話を取り戻す」と答えた。

ある日、古美門研介(堺雅人)はマスコミを集めて安藤貴和(小雪)の無罪を宣伝し、「諸君、大々的に報じてくれたまえ」と頼んだ。

服部(里見浩太朗)は帰る記者に1人10万円の謝礼を渡しており、黛真知子(新垣結衣)は「もろ、買収じゃないですか」と呆れる。

服部(里見浩太朗)は「大手マスコミには完全に無視されてしまいまして。金で転ぶような記者しか報じてくれないんです」と事情を説明した。

そこで、古美門研介(堺雅人)は黛真知子(新垣結衣)に「打てる手は全て打つと言っただろ。それより、君は情報を盗んだのか?」と尋ねた。

黛真知子(新垣結衣)が「何のことですか?」と尋ねると、古美門研介(堺雅人)は「ネクサスに移籍した理由を忘れたのか?」と呆れた。

黛真知子(新垣結衣)が「それはネクサスの創業理念に共感して」と答えると、古美門研介(堺雅人)は「ちがーう。本件の担当検事だった羽生(岡田将生)と本田(黒木華)は、捏造を知ってる可能性が大きい。奴らの懐に入り込んで、何らかの情報を盗み取る為だろうが」と答えた。

黛真知子(新垣結衣)が「初耳です」と驚くと、古美門研介(堺雅人)は「今からでもやれ。羽生(岡田将生)はあの性格だ。良心の呵責に苦しみ、誰かに打ち明けたがっているかもしれない。無い色気を最大限に生かし、奴を落とせ」と命じた。

その日、法律事務所「ネクサス」に戻った黛真知子(新垣結衣)は、ブラウスのボタンを1つ外して羽生晴樹(岡田将生)を誘惑しようとしたが、全く相手にされなかった。

そのようななか、上告していた安藤貴和(小雪)の最高裁の期日が決定する。裁判は第3小法廷で行われる事になった、

古美門研介(堺雅人)は「ということは、裁判官は弁護士出身が2人、検事出身が1人、裁判官出身が1人、学者出身が1人か。検事出身が邪魔だな」と告げた。

公判の日、古美門研介(堺雅人)らが最高裁判所に入ると、羽生晴樹(岡田将生)が来ていた。傍聴券が手に入ったので傍聴に来たのだという。

古美門研介(堺雅人)が「検察の一員として死刑判決を求めた事件が、この私にひっくり返されるのを見届けに来たのか?なかなかのドMだな」と告げると、羽生晴樹(岡田将生)は「死刑判決が出てしまった事は、僕にとって、ずっと心に刺さったトゲでした」と答えた。

古美門研介(堺雅人)が「死刑を求刑した奴が何を言う」と呆れると、羽生晴樹(岡田将生)は「検察全体の方針に抗えなかったのです。だから、検察を辞めました」と答えた。

そして、羽生晴樹(岡田将生)が「頑張ってください。相手は手強いですよ」と告げると、古美門研介(堺雅人)は「君の励ましなど必要ない。シベリアの死に神が凍死するのを、しかと見届けたまえ」と答えた。

さて、最高裁で戦う検事は、醍醐実(松平健)だった。検察側は古美門研介(堺雅人)の息の根を止めため、東京高裁で古美門研介(堺雅人)に土を付けた醍醐実(松平健)をぶつけてきたのだろう。

やがて、最高裁が始まるが、裁判官が4人しか居なかった。黛真知子(新垣結衣)が「あれ、検事出身の裁判官が居ませんね」と不思議がると、古美門研介(堺雅人)は「悪い物でも食べて、体調を崩されたのだろう」と答えた。

黛真知子(新垣結衣)は「まさか先生、加賀蘭丸(田口淳之介)に命じて、コーヒーに入れるフレッシュを腐ったフレッシュにすり替えたりしてませんよね」と尋ねると、古美門研介(堺雅人)は「もちろんだよ。ただ、この小法廷の裁判官は理想的になった。特に右から2人の学者出身の裁判官は死刑判決に消極的だ。アピールするなら、彼女だ」と話した。

さて、最高裁が始まり、古美門研介(堺雅人)は安藤貴和(小雪)の無罪を主張するが、醍醐実(松平健)にことごとく反論されると、「敗訴」の2文字が頭をよぎり、動揺する。

動揺した古美門研介(堺雅人)が「検察の捏造に決まっています。あの女が簡単に証拠を残すはずが無い。今度こそ検察の沽券に関わる。だから、でっち上げたに決まってします」と主張する。

醍醐実(松平健)は、「いい加減にしたまえ。貴方は駆け引きや弁論技術、とくに策謀によって裁判に勝ってこられた。しかし、最高裁はそんな物は通用しない。裁判はゲームでは無い。時には命を持って償わなければならないこともある。それが、この社会で全うに生きる人の民意だ」と告げた。

すると、古美門研介(堺雅人)は急に立ち上がり、「もう帰る。こんな所にノコノコと出てきた僕が馬鹿だった。どいつも、こいつも、お父さんに言いつけてやる。僕のお父さんは偉いんだ。そして、お母さんに迎えに来て貰う」と言って倒れてしまった。

黛真知子(新垣結衣)が古美門研介(堺雅人)の元に駆けつけると、古美門研介(堺雅人)には酷い熱があり、救急車を要請した。

その後、古美門研介(堺雅人)は事務所に戻るが、小さくなって、ぶつぶつとウルトラマンの怪獣の名前をつぶやいていた。

羽生晴樹(岡田将生)が「一種のPTSDのようなものかも。緊張とプレッシャーの中で負けた相手を目の前にして、敗戦トラウマが発症したのだと思います」と話した。

加賀蘭丸(田口淳之介)が「で、どうすれば良いわけ?」と尋ねると、服部(里見浩太朗)は「当分は裁判から遠ざける必要がありますな」と答えた。

黛真知子(新垣結衣)は古美門研介(堺雅人)に「裁判を頑張りましょう」と励ますが、古美門研介(堺雅人)は「駄目だよ。僕みたいな無能な最低糞野郎に勝てるはずがないよ」と拒否した。

黛真知子(新垣結衣)は「先生なら勝てますよ。1億円を稼ぐんでしょ。高速なんとかをやってもらうんでしょ?」と誘惑するが、古美門研介(堺雅人)は「だって相手は民意なんだよ。勝てるはずが無いよ」と言い、一心不乱にウルトラマンの怪獣の名前をつぶやいた。

その後、黛真知子(新垣結衣)が安藤貴和(小雪)に状況を報告すると、安藤貴和(小雪)は「全く使えない。だから懲役で良い言っていったのよ。貴方たちを信用した私が馬鹿だったわ」と呆れた。

黛真知子(新垣結衣)は「私たちを信用した事なんてあるんですか?私は未だに貴女から信用されているとは思えません」と告げると、安藤貴和(小雪)は「とにかく、このまま死刑に成ったら、アンタと横分け小僧の枕元に立って毎晩、金縛りにするから」と答えた。

黛真知子(新垣結衣)は「公判は必ず再開させます」と約束し、留置所を後にした。

黛真知子(新垣結衣)は最高裁を訪れ、裁判官に「十分な審議をし尽くしていません。中途半端な審議で被告人を死刑にしたら、かえって世論の反発を招きかねません」と公判の再開を訴えた。

しかし、裁判官は「再開の必要な無いでしょう。公判は1回だけ、という事になっています」と言って取り合わなかった。

黛真知子(新垣結衣)がとっさに「原判決を覆す決定的な証拠が、まだあるんです」と告げると、裁判官は「どうして提出しないのですか?」と尋ねた。

黛真知子(新垣結衣)が「裏取りに時間がかかっているんです」と釈明すると、裁判官は「直ちに提出すれば、検討します」と答えて立ち去った。

さて、黛真知子(新垣結衣)が事務所に戻ると、古美門研介(堺雅人)が非常に怯えていた。

黛真知子(新垣結衣)が「どうしたんですか?」と尋ねると、服部(里見浩太朗)が「事務所に脅迫文とナイフが送りつけられて来たんです」と教えた。

古美門研介(堺雅人)がマスコミを買収した世論操作が裏目となって世間の反感を買い、古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)の2人は金の亡者として糾弾され、ネットで炎上しているということだった。

黛真知子(新垣結衣)が「こんなの信じてどうするんですか?」と強がるが、そのとき、事務所に石が投げ込まれ、ガラスが割れる。古美門研介(堺雅人)は「これが民意なんだ」と恐れて泣きわめく。

その様子を見て決意した黛真知子(新垣結衣)は、弁護士事務所「ネクサス」を訪れ、羽生晴樹(岡田将生)に「検察は不正をしたんじゃないの?貴方はそれで良いの?守秘義務や職務規程より大事な物があるんじゃない?時にはルール違反をしてもみんなを幸せにするために行動してきたじゃない」と訴えた。

羽生晴樹(岡田将生)が「僕から情報を取ったと知られれば、君だって」と告げると、黛真知子(新垣結衣)は「そんな覚悟はとっくに出来てる」と答えた。

すると、羽生晴樹(岡田将生)は「大事なメモを落としたのは、僕のミスだ」と言い、メモ用紙を置いて出て行った。

メモには「優慶大学付属小学校・給食センター・江上順子」と書かれていた。江上順子は当時、殺された徳永家で家政婦をしており、第1発見者で事件を通報した人物だった。事件後は優慶大学付属小学校の給食センターで働いていた。

黛真知子(新垣結衣)は江上順子を待ち伏せ、「どんな些細なことでも話して欲しい」と頼むが、江上順子は相手にしてくれなかった。

リーガルハイ2-第9話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。

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