医龍3 第4話の視聴率と感想

ドラマ「医龍3 Team Medical Dragon」の第4話「誰も知らないカルテ!天才の光と伊集院の涙…そのチームは誰のため」の視聴率と感想です。医龍3-第4話の視聴率は12.9%でした。

第4話のあらすじは「医龍3-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

第4話は面白かったが、医龍3全体としてはつまらなかった。視聴率も12%付近で下げ止まりそうだ。

伊集院登(小池徹平)がチームドラゴンを離れてチーム黒木に加わった。第1話のオープニングナレーション「この時は思いも寄らなかった。まさかこんな形で仲間を失うとは」の仲間とは、麻酔医の荒瀬門次(阿部サダヲ)ではなく、伊集院登のことだったのだろうか。

伊集院登の活躍によりIMAが取得できたにもかかわらず、加藤晶(稲森いずみ)が頼りにしているのは朝田龍太郎(坂口憲二)だった。頼りにされない伊集院登は、黒木慶次郎(遠藤憲一)の揺さぶりによりチーム黒木に加わった。

第4話は伊集院登の心境がよく描かれていた。伊集院登が自分を認めてくれる黒木慶次郎のもとへ行く気持ちも分る。

ただ、純粋にチームドラゴンの一員として必要とされたいのか、加藤晶や朝田龍太郎に認められたいのかは、分らなかった。加藤晶への恋愛感情か、朝田龍太郎への嫉妬心があれば、なお良かったと思う。

一方で、黒木慶次郎(遠藤憲一)の過去も少しずつ明かとなってきた。黒木慶次郎は元胸部心臓外科医で、ロス手術を嫌悪している。ロス手術で事件があったようだ。

元胸部心臓外科という設定は、野口賢雄(岸部一徳)と同じである。医龍2で、野口賢雄はガーゼを置き忘れる手術ミスで、患者をガーゼオーマにしている。その時、野口賢雄は他の医師に責任をなすりつけて、医師をどこかの病院へ飛ばしている。

設定が繋がるのか否かは不明だが、医療ミスをなすりつけられた医師が黒木慶次郎なら面白い展開になる。野口賢雄が「ミス鬼頭」と呼び、鬼頭笙子(夏木マリ)が「ミスは止めなさい」と注意する台詞も生きていると思う。

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