ミセス・キャベジの正体

謎の人物ミセス・キャベジが登場するNHK連続テレビのごちそうさんドラマ「ごちそうさん」の第14週・第79話「アイスる力」の感想とミセス・キャベジの犯人の予想です。

ドラマ「ごちそうさん」第79話のあらすじとネタバレは「ごちそうさん-第79話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ミセス・キャベジの正体
ドラマ「ごちそうさん」が第78話から急にアニメ「サザエさん」の様になった。第78話は、第77話の正月から6年が経過し、卯野め以子(杏)は変なパーマをかけ、西門活男(カツオ=子役:二宮輝生)という次男も産んでいた。実写版「サザエさん」でも始まったのかと思った。

さて、サザエさん化した卯野め以子(杏)は、創作料理の懸賞応募で懸賞金を荒稼ぎし、氷冷蔵庫を購入していた。

さらに、ラジオ局の女子アナウンサーになった西門希子(高畑充希)が担当するラジオ番組「私のお料理自慢」にも応募し、度々採用されているが、ミセス・キャベジなるライバルが現れるようになり、苦戦していた。

しかし、そのミセス・キャベジは名前も住所も書かずに、創作料理だけを書いるため、ミセス・キャベジの正体が分からないのだという。いったい、ミセス・キャベジの正体は誰なのか?

そこで、今回はミセス・キャベジの正体を予想してみたい。私は、ミセス・キャベジの正体を西門和枝(キムラ緑子)だと予想する。その根拠は3つある。

第1の根拠は、ミセス・キャベジは卯野め以子(杏)よりも料理が上手く、卯野め以子(杏)を苦しめている点が、西門和枝(キムラ緑子)のイケズな性格と酷似している事にある。

おこらく、西門和枝(キムラ緑子)はラジオ番組を聴いて卯野め以子(杏)が創作料理に応募していることを知り、卯野め以子(杏)にイケズをするためにミセス・キャベジを名乗り、応募しているのだろう。

第2の根拠は、ミセス・キャベジが名前も住所も書かない点である。これは、妹の西門希子(高畑充希)がラジオのパーソナリティーを務めているため、住所も名前も書けないのだろう。

第3の根拠は、ミセス・キャベジというペンネームにある。

ごちそうさんの第79話で、泉源太(和田正人)が「牛乳屋がな、なんや今日、乳がえらい余ったらしいて。要るんやったら、勉強したるでって」と教えると、卯野め以子(杏)は「買う。直ぐに買う」と答えた。

なかなか、面白いシーンである。これは、「買う」が英語の「cow(カウ)」とかかっている。cowを日本語に訳すと「乳牛」なので、「牛乳を買う」というのが、1つの言葉遊び(親父ギャグ)になっているのだ。

ドラマ「ごちそうさん」は、こういう言葉遊びが多いので、聞き逃さなければ、ちょっとした台詞も楽しめるようになっている。

そこで、ミセス・キャベジという名前を考えてみる。ミセスを日本語に訳すと「結婚した女性」「婦人」で、キャベジを日本語に訳すと「キャベツ」である。

西門和枝(キムラ緑子)は、農家に嫁いだので、「結婚した女性」と「キャベツ」という特徴に一致する。

おそらく、ミセス・キャベジは「農家に嫁いで元気にキャベツを作ってますよ」という卯野め以子(杏)へのメッセージが含まれているのではないだろうか。

以上の3点を根拠とし、私はミセス・キャベジの正体を西門和枝(キムラ緑子)と予想する。

さて、西門希子(高畑充希)は泉源太(和田正人)を好きになったのかと思っていたが、急に6年が経過したので、「ごちそうさん」の第79話ではそのあたりの事情が分からない。

NHK大河ドラマ「軍師・官兵衛」も始まったので、ドラマを観るのも忙しいが、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」も最終回まで完走したいものである。

ドラマ「ごちそうさん」のあらすじとネタバレは「ごちそうさん-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

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