三浦春馬の彼女は多部未華子

多部未華子が三浦春馬の彼女になるフジテレビの筋萎縮性側索硬化症(ALS)ドラマ「僕のいた時間」の第2話「キスで結ばれた二人に忍びよる病魔」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「僕のいた時間-第2話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■僕のいた時間-第2話のあらすじとネタバレ後編
さて、鉄板焼きを終えた澤田拓人(三浦春馬)らは、後片付けをしていた。本郷恵(多部未華子)が洗い物をしながら、「就活は相変わらずだけど、バイトの時給を50円上げてもらった。ダメ元で言ったら、アッサリと上げてくれたの」と話した。

澤田拓人(三浦春馬)が「ファミレスは長いんだよね?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「大学1年の時からだから、もう4年かな」と答えた。

澤田拓人(三浦春馬)が「だったら、上げて貰っても当然だよ」と納得すると、本郷恵(多部未華子)は「そうだよね。新入社員にも私が仕事を教えてるし。その子は全然、使えなくて。余計な仕事を増やすしてくれちゃって。来てくれない方がずっと楽」と愚痴った。

それを聞いた澤田拓人(三浦春馬)が動揺する。本郷恵(多部未華子)が「どうかした?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「なんでもない」と答えた。

本郷恵(多部未華子)が「そっか。そうだよね。どこにも社員にしてもらえない私が、社員の事を悪く言うのは、ちょっと違うよね」と嫌悪すると、澤田拓人(三浦春馬)は「そんな風には思ってないよ。バイトとか社員とか、どっちでも良いじゃん。お客さんには関係無いから、仲良くやった方が…」と答えた。

すると、本郷恵(多部未華子)は「拓人(三浦春馬)は社員だから、そういうことが言えるのよ。私は大学の奨学金だって返さなきゃ行けないし。私、帰る」と言って帰ってしまった。

休日、澤田拓人(三浦春馬)がコンビニから帰ると、母・澤田美和子(原田美枝子)が来ていた。澤田美和子(原田美枝子)は相変わらず、弟のことしか気にしていなかった。

澤田拓人(三浦春馬)が部屋で仕事の資料を読みながら、ペットボトルの蓋を開けようとしたとき、左手に違和を感じた。

澤田拓人(三浦春馬)は左手を見つめ、パソコンで「手に力が入らない」と検索すると、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病を紹介するHPがヒットした。

HPによると、筋萎縮性側索硬化症(ALS)は治療法が確立されておらず、3年から5年で死に至る病気だった。

驚いた澤田拓人(三浦春馬)は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の初期症状を紹介するページをみると、「腕が上がりにくくなる」と書いていった。

澤田拓人(三浦春馬)は恐る恐る、左手を挙げてみるが、普通に左手は挙がった。澤田拓人(三浦春馬)は「まさかね」と安心してパソコンを閉じた。

その日、本郷恵(多部未華子)がバイトを終わってファミレスを出ると、店を出たところで向井繁之(斎藤工)と出会った。

本郷恵(多部未華子)が「どうぞ、ごゆっくり」と告げると、向井繁之(斎藤工)は「俺も帰る。恵ちゃんが居ないのなら」と言い、2人は歩いた。

本郷恵(多部未華子)が「内定が決まらない」と嘆くと、向井繁之(斎藤工)は「内定が決まった奴が居るから、なんか、コツを聞いとくよ。連絡先を教えてよ」と言い、本郷恵(多部未華子)の連絡先を入手した。

その日の夜、村山陽菜(山本美月)から電話がかかってくる。村山陽菜(山本美月)は「明日、付き合って欲しいんだけど。合コン。この前、鉄板焼きに付き合ったじゃない」と頼むと、本郷恵(多部未華子)は「え~」っと嫌がった。

村山陽菜(山本美月)が「どうかしたの?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「喧嘩した」と答えた。

翌日、本郷恵(多部未華子)が待ち合わせ場所に行くと、村山陽菜(山本美月)は「合コンへ行く前に、行くところがある」と言い、本郷恵(多部未華子)を宮前家具の家具売り場に連れて行った。

本郷恵(多部未華子)は家具売り場で澤田拓人(三浦春馬)を発見し、思わず隠れ、「どうしろって言うの?」と尋ねた。すると、村山陽菜(山本美月)は「仲直りは早いほうが良いし」と答え、居なくなってしまった。

困った本郷恵(多部未華子)が物陰から澤田拓人(三浦春馬)を見ていると、バイトが澤田拓人(三浦春馬)を「本当に使えない社員だな」と馬鹿にしていた。

本郷恵(多部未華子)は自分の失言に気づき、動揺して立ち去ろうとすると、商品につまづいてしまった。

澤田拓人(三浦春馬)は物音がした方を見ると、そこには本郷恵(多部未華子)が立っており、本郷恵(多部未華子)と目が合う。

澤田拓人(三浦春馬)は本郷恵(多部未華子)に向かって歩いて行ったが、客に声をかけられたため、接客をした。本郷恵(多部未華子)はそのまま立ち去った。

その日の夜、合コンに参加した本郷恵(多部未華子)は、やけ酒を飲んだ。

一方、澤田拓人(三浦春馬)は仕事を終えて事務所を出ると、本郷恵(多部未華子)から電話がかかってきた。

澤田拓人(三浦春馬)が電話に出ると、本郷恵(多部未華子)が「陽菜(山本美月)、私最低だ。拓人(三浦春馬)の事を傷つけちゃったよ。どうしたらいいのかな?」と嘆いた。どうやら、酔っ払って電話をかけ間違えたようだ。

その後、本郷恵(多部未華子)が目覚めると、そこはバス停のベンチで、澤田拓人(三浦春馬)が隣に居た。

本郷恵(多部未華子)が「えっ?」と驚くと、澤田拓人(三浦春馬)は「電話くれたじゃん。覚えてないの?」と笑った。

澤田拓人(三浦春馬)が「今日は格好悪い所を見られちゃったね」と照れると、本郷恵(多部未華子)は「この前は、自分ばっかり大変なんて卑屈になって、ごめんなさい」と謝罪した。

澤田拓人(三浦春馬)は「子供の頃さ、医者になりたかったのは、そう言うと親に喜ばれるからだった。テストで言い点数を取ると、おふくろが頭をクシャクシャに撫でてくれた。お袋の喜ぶ顔が見たかったんだ。他になりたいものがあったはずなんだけど、全然、思い出せなくて」と答えた。

そこへ、バスが到着すると、澤田拓人(三浦春馬)は「もう帰っちゃうの?」と尋ねた。

やがて、バスが走り去るが、本郷恵(多部未華子)はバス停に立っていた。澤田拓人(三浦春馬)は本郷恵(多部未華子)に歩み寄り、何も言わずに唇を重ねた。

翌朝、弟・澤田陸人(野村周平)が澤田拓人(三浦春馬)の部屋に入ると、澤田拓人(三浦春馬)と本郷恵(多部未華子)が抱き合って寝ていた。

弟・澤田陸人(野村周平)が「蛍光灯が切れたんだけど、買っておいてくれた?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)が「キャー」と悲鳴を上げた。悲鳴で起きた澤田拓人(三浦春馬)は「買っとく。さっさと出て行けよ」と告げた。

その後、澤田拓人(三浦春馬)は朝食の準備をしながら、「商品の知識がなかなか覚えられないんだ」と相談すると、本郷恵(多部未華子)は「私は食べながら覚えたわよ」とアドバイスした。

澤田拓人(三浦春馬)は「じゃー、俺も商品のベッドに寝ながら覚えるよ。マットレスのコイルの巻き数や詰め物とか」と答えると、本郷恵(多部未華子)は「そんなことまで覚えるの?でも、家具って良いよね、夢が膨らんで。インテリア雑誌を見てる気がする」と話した。

その日、澤田拓人(三浦春馬)は早めに出社して、ベッドの上に寝転びながら、商品のデータを覚えた。そして、仕事が終わると、雑誌を買って帰り、部屋で家具のレイアウトの勉強をした。

澤田拓人(三浦春馬)がリビングのレイアウトを変えていると、コーヒーを取りに来た澤田陸人(野村周平)が「何してるの?僕は分子標的運動の勉強で徹夜になりそうだよ」と告げた。

澤田拓人(三浦春馬)が「陸人さ、なんで医者になりたいと思ったの?」と尋ねると、澤田陸人(野村周平)は「子供の頃から、医者になるのが当たり前だと思ってた。無理矢理、理由を付けるのなら、人の役に立つからかな」と答えた。

澤田陸人(野村周平)が机の上にあった雑誌を見て、「こんなの読むの?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「家具屋だからな。お客さんが良い空間に住むように手伝う仕事だろ。だから、この部屋も少しでも良い空間にしたくてさ」と答えた。

澤田陸人(野村周平)が「兄さんもの仕事も、人の役に立つ仕事なんだね、一応」と告げると、澤田拓人(三浦春馬)は「一応とか言っちゃう感じは、わざとだよね?わざと言ってるんならいいけど、悪気無く言ってるんだったら、問題かなと思って」と尋ねた。

澤田陸人(野村周平)が「問題?僻んでるの?弟の俺が優秀だから、何かイチャモンを付けて兄としての威厳を示そうとしてるの?問題なのは自分じゃん。自分の心配をすれば?」と言って自分の部屋へ戻った。

翌日、澤田拓人(三浦春馬)が家具売り場に居ると、向井繁之(斎藤工)がやってきた。

向井繁之(斎藤工)が「下でトイレのスリッパを買ったんだ。これから、フットサル」と告げると、澤田拓人(三浦春馬)は「俺も行きたいけど、しばらくは土日は休めないんで」と残念がった。

向井繁之(斎藤工)が「平日休みって、一緒に出かける奴がいないだろ」と同情すると、澤田拓人(三浦春馬)は「彼女が時間に融通が利くんで」と答えた。

向井繁之(斎藤工)が「今、さらっと言ったけど、彼女出来たの?」と驚くと、澤田拓人(三浦春馬)は「はい。前に紹介した事のある恵(多部未華子)です」と教えた。

すると、向井繁之(斎藤工)が「ああ、あの子。付き合ってるんだ。今まで付き合ってたタイプと全然、違うね。幸せそうだ。ふーん」と答えた。

一方、町内会のボランティアを終えた本郷恵(多部未華子)は、介護の仕事に興味を持ち、本郷翔子(浅田美代子)に「行ってみようかな、介護のボランティア。どんなことをやるのか、もう少し知りたい」と話した。

その日、澤田拓人(三浦春馬)が先日に接客した客が家具売り場に来て、「色々見て、他にも良いのがあったんだけど、貴方から買いたいの」と言って澤田拓人(三浦春馬)を指名し、家具を買った。

その後、帰宅した澤田拓人(三浦春馬)がシャワーを浴びていると、左腕に違和を感じた。頭を洗っていた左手が、自分の意志に反して下がってしまうのだ。

澤田拓人(三浦春馬)の脳裏に「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」という病名がよぎり、澤田拓人(三浦春馬)は呆然としたのであった。

僕のいた時間-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ドラマ「僕のいた時間」の原作と主題歌については「「僕のいた時間」の原作と主題歌とあらすじ」をご覧ください。

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