チーム・バチスタ4-第3話のあらすじとネタバレ
水野美紀が出演するフジテレビのチーム・バチスタ・シリーズの第4弾「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮」の第3話「消えた医師」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
チーム・バチスタ4-第2話のあらすじとネタバレは「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
チームバ・チスタ4-螺鈿迷宮の原作と主題歌は「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮-原作と主題歌」をご覧ください。
■チーム・バチスタ4-第3話のあらすじとネタバレ
白鳥圭輔(仲村トオル)は東城医大の放射線科医・島津吾郎(安田顕)の元を訪れ、謎の人物タチバナから送られてきた2つのCT画像を鑑定してもらう。
島津吾郎(安田顕)は「門脈内にガスが発生しているので、死後1日から2日。死因は不明。撮ったのは素人ですね。中心がずれてる。放射線科医が撮ったのなら、こんな撮り方はしません。遺体は30代から50代。ダブルカーブの側湾症ですよ」と鑑定した。
すると、白鳥圭輔(仲村トオル)は白鳥圭輔(仲村トオル)に「やっぱりそうか。この画像は碧翠院(へきすいいん)で撮影された物だ」と教えた、。
ある日、中学教師で女子バレー部顧問の菊池日菜(南沢奈央)が静岡医大から碧翠院(へきすいいん)に転院してくる。菊池日菜(南沢奈央)は膵臓癌のステージ4だった。
菊池日菜(南沢奈央)は痛み止め以外の治療を拒否し、桜宮小百合(水野美紀)に「早く、楽に死なせて」と頼んだ。
桜宮小百合(水野美紀)が事務所に戻ると、桜宮すみれ(栗山千明)が「あの子のカルテを見たけど、どういうこと?静岡医大で診断を受けただけで、何もしてない」と詰め寄ると、桜宮小百合(水野美紀)は「一切の治療を拒否したそうよ。それで、仕方なく、うちに送られてきた」と答えた。
田口公平(伊藤淳史)が「どうして治療拒否なんて?」と尋ねると、桜宮小百合(水野美紀)は「分からない」と答えた。
桜宮すみれ(栗山千明)が「納得がいかない。あの子はまだ、うちみたいな病院に入る状態じゃない」と詰め寄ると、桜宮小百合(水野美紀)は「患者本人の望みを叶える。それがうちのやり方でしょ。院長(柳葉敏郎)がそう決めたの」と答えた。
そこへ、アルバイトの天馬大吉(上遠野太洸)がやってきて、「菊池さん(南沢奈央)が食事を拒否しています」と報告すると、桜宮すみれ(栗山千明)は「治療も検査も食事も拒否。これじゃ自殺と変わらないよね」と憤慨した。
その後、桜宮小百合(水野美紀)と田口公平(伊藤淳史)の2人が、菊池日菜(南沢奈央)の病室へ行く。
桜宮小百合(水野美紀)が「食事が取れないようだと、点滴で入れることいなりますけど」と説得するが、菊池日菜(南沢奈央)は「必要ない。痛みだけ取ってくれれば良い。さっき、言いましたよね。早く、楽に死なせて欲しいって」と答えた。
田口公平(伊藤淳史)は「診療内科医の田口です。一緒に頑張っていきましょう」と励ましたが、菊池日菜(南沢奈央)は「田口先生はいくつ?私は25です。分かるわけない。この年でいきなり癌だと言われる気持ち。何が心療内科医よ。私は心の病気じゃない。癌なの。痛みを取ってくれる?癌を切ってくれる?何も出来ないくせに」と吐き捨てた。
そこへ、桜宮巌雄(柳葉敏郎)が現れ「痛みの原因は膵臓癌の浸潤。つまり、癌の広がりによるものだ。痛みはコントロールするから心配ない。痛みも苦しみも主治医の小百合先生(水野美紀)が全て対処する。だから、食べなさい。俺は何百もの人を看取ってきた。これから君に起こりえる事は全て予測できる。人間らしく死なせてやる」と告げると、菊池日菜(南沢奈央)は恐る恐る食べ出した。
その後、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「検査も拒否したそうだけど、君を楽にするためには、体の状態を知る必要があるんだ」と言い、菊池日菜(南沢奈央)をCT検査室へ連れて行き、菊池日菜(南沢奈央)のCT撮影を行った。
桜宮巌雄(柳葉敏郎)が放射線技師の戸山久司(渡部豪太)に検査を任せて検査室を出て行くと、白鳥圭輔(仲村トオル)が検査室に入ってきて、戸山久司(渡部豪太)に「君、AIの経験は?」と尋ねた。
戸山久司(渡部豪太)が「ありますけど」と答えると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「ちょっと、そのデータを出してよ」と頼んだ。
戸山久司(渡部豪太)が「病院長の許可が無いと」と拒んでいると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)が戻ってきて「技師を困らせるな。君に検死情報を閲覧する権限は無い」と告げた。
すると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「巌雄先生(柳葉敏郎)じゃないよね?僕の所に奇妙なCTが送られてきてるんですよ。巌雄先生なら、隠れてコッソリと撮影する必要ないもんね。警察から送られてきた遺体だと言って、検査技師に撮影させれば良いんだから。今日は退散するか」と話した。
そして、白鳥圭輔(仲村トオル)は「巌雄先生(柳葉敏郎)、用心した方が良いですよ。この碧翠院(へきすいいん)は、貴女が思っているほど、1枚岩じゃないみたいだから。そのうち、足下をすくわれちゃうかも」と言い残して検査室を出た。
その日の夜、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は院長室でUSBメモリを手にして、あの日の事を思い出していた。
あの日、USBメモリを持って院長室を訪れた立花善次(宅間孝行)が「この中に患者の画像が入ってます。AIをしたんです。患者に頼まれて、巌雄先生(柳葉敏郎)が解剖をする前に」と告げると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「ああ、知ってる」と答えた。
立花善次(宅間孝行)が「知ってたのに見てくれなかったんですか?」と尋ねると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「必要ない。解剖すれば全て分かる」と答えた。
すると、立花善次(宅間孝行)は「そうじゃない。貴方は大切な事を見落とした」と告げたのであった。
翌日、桜宮すみれ(栗山千明)は菊池日菜(南沢奈央)に「院内の作業を手伝って貰って、その報酬を医療費に還元できます。この契約にサインすれば、貴女は碧翠院の入院患者で私の部下って事になる。院長が言ったとおり、痛みも苦しみも取り除かれて、死ぬ寸前まで人間らしく生きられる。その代わり、積極的な治療という選択は無くなる」と説明した。
そして、桜宮すみれ(栗山千明)は「でも、貴女は転院して手術で助かる可能性が残ってる」と説得するが、菊池日菜(南沢奈央)はアッサリと契約書にサインした。
その後、菊池日菜(南沢奈央)が庭で教え子の写真を見てると、田口公平(伊藤淳史)に「生徒さんですか?やっぱり、気になります?」と声をかけられた。
菊池日菜(南沢奈央)は「子供頃から教師になりたかった。去年、初めて担任を持たせてもらった。あんなに可愛いと思っていたのに、生徒の事なんて考える余裕無くなりますよ。あと9ヶ月の命なんて言われたら」と答えた。
田口公平(伊藤淳史)が「でも、治療すれば、まだ治る可能性が」と告げると、菊池日菜(南沢奈央)は「医者にそう言われるままに治療を受け、苦しみ抜いて死にました。癌だったんです。私の母も。私はあんな風に死ぬのは嫌。父は早くに亡くなったし、兄弟も恋人も居ない。これ以上、頑張る意味が無いんです。私に必要なのは痛みを取ってくれる先生です。田口先生は必要ないんです。先生を見ているとイライラする」と言って立ち去った。
病院の庭に居合わせた入院患者・赤城美智(左時枝)は、菊池日菜(南沢奈央)の話を聞いてしまい、菊池日菜(南沢奈央)を心配するようになる。
翌日の夜、白鳥圭輔(仲村トオル)が田口公平(伊藤淳史)に「ダブルカーブの側湾症…。立花善次(宅間孝行)はもう死んでいるのかもしれない」と話していると、スマートフォンにタチバナからAI画像が届く。今度は頭部のAI画像だった。
白鳥圭輔(仲村トオル)は島津吾郎(安田顕)に電話し、「頭部に皮下出血がある。これが死因じゃないかな。直ぐに死因を特定してくれる?」と言い、画像の鑑定を頼んだ。
田口公平(伊藤淳史)が「どういうことですか?」と尋ねると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「画像の送り主は、そろそろ明かす気になったのかもしれない。この遺体が誰なのかを」と答えた。
さて、「先生を見ているとイライラする」と言われた田口公平(伊藤淳史)は菊池日菜(南沢奈央)を避けるようになっていた。
菊池日菜(南沢奈央)を心配する入院患者・赤城美智(左時枝)は、それを気にしており、田口公平(伊藤淳史)の元を訪れた。
そして、赤城美智(左時枝)は田口公平(伊藤淳史)に、「嫌われても声をかけ続ける。一緒に頑張るってのは、そういうことじゃないのかい?痛さや苦しさは小百合先生(水野美紀)が取ってくれる。でもな、私たちが抱えているのは、それだけじゃない。もうすぐ、自分はこの世から居なくなる。その怖さ。どうしようもない孤独。アンタが受け止めてくれなくて、誰が受け止めてくれるんだ」と話した。
そこへ、桜宮すみれ(栗山千明)がやって来る。桜宮すみれ(栗山千明)が「田口先生がお気に入りなんだ」と声をかけると、赤城美智(左時枝)は「ちょっと孫に似てるからね」と答えて立ち去った。
桜宮すみれ(栗山千明)が「そっか、美智さん(左時枝)はお孫さんが居るからね」と納得すると、田口公平(伊藤淳史)が「そうなんですか?」と驚いた。桜宮すみれ(栗山千明)は「子供も何人か居るみたいだけど、誰もお見舞いに来ない」と答えた。
すると、田口公平(伊藤淳史)は桜宮小百合(水野美紀)の元を訪れ、菊池日菜(南沢奈央)の病状を詳しく尋ねた。
その後、田口公平(伊藤淳史)は菊池日菜(南沢奈央)の元を訪れ、「貴女の病気は手術で完治する可能性があるんです。そのことだけは知っておいてください。正直、分かりません。命の期限を切られる怖さは。僕には想像するしか無くて。ほんと、頼りない心療内科医ですね。でも、もし、自分の気持ちをはき出したいとき、いつでも良いです。僕に声をかけてください。いつでも、僕が聞きますから」と告げて立ち去った。
「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮-第3話のあらすじとネタバレ後編」へ続く。
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