僕のいた時間-第3話のあらすじとネタバレ
三浦春馬の左手に力が入らなくなるフジテレビの筋萎縮性側索硬化症(ALS)ドラマ「僕のいた時間」の第3話「どうして、僕が…。お母さん、助けて」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
僕のいた時間-第2話のあらすじとネタバレは「僕のいた時間-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「僕のいた時間」の原作と主題歌については「「僕のいた時間」の原作と主題歌とあらすじ」をご覧ください。
■僕のいた時間-第3話のあらすじとネタバレ
左腕に異変を感じた澤田拓人(三浦春馬)は、病院へ行って整形外科で診察してもらうと、医師は「おそらく、頸椎症だと思うんだけど、今は何とも言えない。しばらく様子を見てみましょう。3ヶ月後にまた来てもらえますか?ただ、新たな症状が出た場合は直ぐに来てください」と診断した。
一方、本郷恵(多部未華子)は母親に誘われたボランティアが切っ掛けで、介護のボランティアに興味をもち、介護のボランティアに参加するようになっていたが、本郷恵(多部未華子)のマッサージは老人に好評で、老人介護施設から「時間があれば、もっと来て欲しい。アルバイトとして」と頼まれた。
本郷恵(多部未華子)は、今、アルバイトしているファミレスが居心地が悪くなっていたので、ファミレスを辞めて、老人介護施設でアルバイトする事にした。
ある日の夜、本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)を自宅に招いた。母・本郷翔子(浅田美代子)は「どこで知り合ったの?恵(多部未華子)には勿体ない」と澤田拓人(三浦春馬)を歓迎する。
料理の準備をしていた母・本郷翔子(浅田美代子)が、澤田拓人(三浦春馬)に「上の棚にあるお皿を取って」と頼むと、澤田拓人(三浦春馬)は「恵、ちょっといいかな?今、左腕を上げづらいんだ」と言い、本郷恵(多部未華子)を呼んだ。
そして、澤田拓人(三浦春馬)は右腕で皿を取り、本郷恵(多部未華子)に渡した。本郷恵(多部未華子)は「病院は行った?」と心配すると、澤田拓人(三浦春馬)は「うん」と答えた。
食事が終わると、本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)を自分の部屋に入れたので、母・本郷翔子(浅田美代子)が部屋の外で聞き耳を立てていると、「気持ちいい?」「うん」という声が聞こえてきた。
母・本郷翔子(浅田美代子)は「始まった」と思い、ニコニコしながら、部屋の前からコッソリと立ち去る。
そのとき、部屋の中では本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)の左手をオイルマッサージしながら、雑談していた。
ある日、澤田拓人(三浦春馬)は仕事中に運んでいたが、左手に力が入らず、家具を落として壊してしまい、アルバイトに平謝りする。そして、澤田拓人(三浦春馬)は再び病院へ行った。
澤田拓人(三浦春馬)が「前より、左腕に力が入らなくなったし、左のフクラハギがピクピクッとする事があります」と相談すると、医者は「一度、神経内科で見て貰いましょうか。整形外科では分からない病気の場合もあるので。ウチには神経内科が無いので、紹介状を書きますので」と答えた。
その後、澤田拓人(三浦春馬)は紹介された神経内科を訪れて色々な検査を受ける。
通日後、検査結果が出た。検査をした神経内科の谷本医師(吹越満)は、澤田拓人(三浦春馬)に「検査の結果と治療方針をご家族の方にもお話したいんと思うんですけど。一緒に来て頂くように言いましたよね」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「家族は居ないので、1人で聞きます」と答えた。
空気を察した谷本医師(吹越満)は「分かりました。検査の結果、筋肉の運動を支配する運動神経細胞に異常があることが分かりました。そのために、筋肉が動かしにくくなったり、衰えていったりします。今の医学では治療法は見つかっていないので、長くこの病気と付き合っていくことになります。今はまだ、手足の運動障害だけですが、症状が進むと、全体の筋肉が弱くなり、喋りにくくなったり、食べ物が飲み込めなくなったりします。さらに症状が進むと、呼吸障害が起こります。生きていくためには人工呼吸器を装着する必要があります。装着しなかった場合は、発症から3年から5年で呼吸筋麻痺になり、亡くなります」と説明した。
呆然とした澤田拓人(三浦春馬)が「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」とつぶやくと、谷本医師(吹越満)は頷き、「はい。診断名はALS、筋萎縮性側索硬化症。難病の1つに指定されています」と告げ、その後も説明を続けたが、澤田拓人(三浦春馬)の頭は真っ白だった。
翌日、澤田拓人(三浦春馬)が商品を運んでいると、バイトが「どう?腕は?また商品を傷つけられたら、たまらないからさ」と声をかけた。
澤田拓人(三浦春馬)はヘラヘラと笑いながら、「病院へ行ったんですけど、大した事は無かったんですが、手に力に入らなかったり、腕は上がらないみたいで。ザックリ言えば40肩みたいなもので」と報告すると、バイトは「本当に迷惑だなって言いたいけど、病人にそういうことを言うと、俺が悪いみたいになっちゃうんで。配送の手配をよろしく」と言い、配送の手配を任せた。
その日の昼、澤田拓人(三浦春馬)はコンビニで買ったオニギリを食べようとしたが、左腕に力が入らず、オニギリを落としてしまう。ペットボトルも思うように開けられなかった。
その日の夜、澤田拓人(三浦春馬)は実家の山梨中央総合病院のHPを見た。HPには「患者様の不安を取り除き、安心して受けられる医療」と書いてあった。
澤田拓人(三浦春馬)はそれを見て決心し、父・澤田昭夫(小市慢太郎)に電話をかけた。すると、父・澤田昭夫(小市慢太郎)は「珍しいな。例の話か?」と尋ねた。
澤田拓人(三浦春馬)が「え?」と尋ねると、父・澤田昭夫(小市慢太郎)は「ウチの病院の事務で働く気になったんじゃないのか?違うのか?」と答えた。
澤田拓人(三浦春馬)は話を変えて「ねえ、誤診したことある?何回くらいしたことある?確立にすると何%くらい?」と尋ねると、澤田昭夫(小市慢太郎)は「何を言い出すかと思えば。無いよ。0だ」と答えた。
澤田拓人(三浦春馬)が「0%ってことは無いでしょ」と確認すると、澤田昭夫(小市慢太郎)は「無いよ。そりゃ、見た手違いってことはあったけど。それがどうした」答えた。すると、澤田拓人(三浦春馬)は「いや、いんだ。じゃー」と言って電話を切った。
ある日の夜、水島守(風間俊介)らを集めて、すき焼きを食べる。そこで、澤田拓人(三浦春馬)は、「ボーナスが出たし、行こうよ」と言い、本郷恵(多部未華子)を温泉に誘った。
澤田拓人(三浦春馬)がお金を出してくれると言うので、本郷恵(多部未華子)は喜んだが、「嬉しいけど、もったいないよ。貯金しておいた方が良いんじゃ無いの?」と答えた。
水島守(風間俊介)は温泉のパンフレットを見て、「温泉のパンフレットは見てるだけで楽しいな。俺なんて、この間、生保のパンフレットを見せられたよ。大学の時の大村。生保に行った奴。片っ端から電話してるみたいだぞ」と話した。
本郷恵(多部未華子)が「で、入ったの?」尋ねると、水島守(風間俊介)は「うううん。だって、まだ子供も居ないし、結婚すらしてないし。俺なんて死んでも困る人が居ないもん」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「でも、病気になった時のために、医療保険は必要じゃない?自分のために」と話すと、水島守(風間俊介)は「恵ちゃんは入っているの?」と尋ねた。
本郷恵(多部未華子)が「まだ。正社員になったら入ろうと思ってる」と答えた。
水島守(風間俊介)が「拓人(三浦春馬)は保険に入ってる?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「うううん」と首を横に振った。水島守(風間俊介)は「だよな。まだ若いし、病気になる予定も無いし」と話した。
澤田拓人(三浦春馬)は思わず、温泉の話題に戻し、本郷恵(多部未華子)に「ここなんてどう?」と言ってパンフレットを見せた。
その後、すき焼きが終わり、水島守(風間俊介)と村山陽菜(山本美月)の2人が一緒に帰る。
水島守(風間俊介)が「俺、陽菜ちゃんだから、言うけど、彼女居ない歴23年なんだよね」と打ち明けると、村山陽菜(山本美月)は「うん、そう思ってたけど」と答えた。
水島守(風間俊介)が「たとえばなんだけど、どうかな?俺たち、付き合っちゃうみたいな?」と尋ねると、村山陽菜(山本美月)は「守ちゃんのどこがエドなの?図々しいわよ。守ちゃんのくせに」と答えた。
水島守(風間俊介)が「だったらさ、これは駄目かな?1回やらせてください」と頼むと、村山陽菜(山本美月)カバンで水島守(風間俊介)を殴り、怒って立ち去った。
一方、澤田拓人(三浦春馬)が部屋で本郷恵(多部未華子)と話していると、桑島すみれ(浜辺美波)が尋ねてきた。桑島すみれ(浜辺美波)は隣に住む女子小学生で、澤田拓人(三浦春馬)が大学時代に家庭教師で教えていた子だ。
桑島すみれ(浜辺美波)は「クラスの男子なんてみんな子供よ。くだらないことで喧嘩して」と話しながら、リビングに入ると、桑島すみれ(浜辺美波)はショックを受けた。部屋に女性(多部未華子)が居たのだ。
澤田拓人(三浦春馬)が本郷恵(多部未華子)に桑島すみれ(浜辺美波)を紹介すると、桑島すみれ(浜辺美波)は本郷恵(多部未華子)を見て「彼女?」と尋ねた。
澤田拓人(三浦春馬)は「うん」と言って本郷恵(多部未華子)を紹介すると、桑島すみれ(浜辺美波)は動揺した。彼女?しかも、こいつら、ハートが付いたペアのカップを使ってやがる。
本郷恵(多部未華子)が「ジュース飲む?」と尋ねると、桑島すみれ(浜辺美波)は「いえ。コーヒーで」と頼んだ。澤田拓人(三浦春馬)は「マジでコーヒー飲むの?」と驚いた。
本郷恵(多部未華子)が「牛乳を入れるよね?」と尋ねると、桑島すみれ(浜辺美波)は「ブラックで」と頼んで大人の女を装った。
本郷恵(多部未華子)はコーヒーを入れながら、澤田拓人(三浦春馬)に「モテモテだね」と言って笑った。
「僕のいた時間-第3話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。