モリのアサガオ第4話のネタバレ

釈由美子が出演するドラマ「モリのアサガオ」の第4話「獄中結婚の花嫁」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「モリのアサガオ-第4話のあらすじ」からの続きです。

ある日、西田夕子(釈由美子)が面会にやってきた。接見室へ向かう途中で、迫仁志(津田寛治)は渡瀬満(ARATA)とすれ違った。迫仁志は「何が平成の敵討ちだ。挨拶ぐらいしろ」と言い、渡瀬満を殴り倒した。渡瀬満は反撃せず、そのまま立ち去った。

迫仁志は西田夕子に「デカイ声で、100回言ってみろ」と命じると、涙ながらに西田夕子は「愛してます」と言い続けた。その様子を見ていた及川直樹は迫仁志の接見室から連れ出した。

そのころ、東陽新聞の記者・沢崎麻美(香椎由宇)は、西田夕子の過去を調べていた。沢崎麻美の調べにより、田夕子は中学2年の冬、家の工場が放火されて火事になっていたことが判明した。

火事はボヤで済んだが、同じクラスの山下君が逮捕された。山下君は取り調べの数日後に、ビル屋上から飛び降り自殺した。西田夕子は山下君が自殺した後、3日間も学校を休んで泣き続けていたことが分った。

迫仁志と山下君に放火という共通点が見つかった。沢崎麻美は、山下君が迫仁志との獄中結婚と関係があるのではないかと考えた。及川直樹も、西田夕子が持っていた花束は山下君に奉るためではないかと考えた。

沢崎麻美(香椎由宇)と及川直樹(伊藤淳史)の2人は、山下君が自殺した現場に花を添えにきた西田夕子に疑問をぶつけると、西田夕子は獄中結婚の真相を語り始めた。

14年前、西田夕子の自宅の工場に火を付けたのは山下君ではなく、西田夕子だった。両親は仕事ばかりしており、寂しかった西田夕子は、両親が借金を抱えていることを知らず、工場さえ無くなれば、両親の喧嘩はなくなり、楽しかったあの頃に戻るのではないかと思い、工場に火を付けたのだった。

偶然、近くに居た山下君はタバコとライターを持っていたため、犯人に間違われただけだった。西田夕子は自分が罪を告白しなかったため、山下君が死んだと思い、償う方法を考えていた。

このようななか、西田夕子は週刊誌で迫仁志(津田寛治)の記事を見つけた。記事によると、迫仁志の過去は、幼い頃に母親を亡くし、ひねくれて孤独になった山下君と境遇が似ていた。西田夕子は運命の出会いだと感じ、山下君への償いとして迫仁志を愛することを決意したのだった。

西田夕子は、「私が側にいることで、迫が少しでも人の心を取り戻してくれれば、自分の犯した罪を悔い改めてくれれば。それだけが私の希望なんです」と言い残して自殺現場を後にした。

ある日の夜、及川直樹は渡瀬満の房へ入り、「同じ野球チームで貴方に憧れていた。運動場でキャッチボールが出来て、凄く嬉しかった。そういえば、九つしたの妹さんがいましたね。妹さんは今何をしてるんですか」と声を掛けた。

激高した渡瀬満は「お前に何が分る。俺に付きまとうな。お前は悪魔か」と言い、両手で及川直樹の首を絞めた。及川直樹は手を振り払い、房を出た。

刑務官室で渡瀬満が項垂れていると、看守の望月加奈(木南晴夏)が入ってきた。望月加奈は立ち去ろうとする及川直樹に「及川さんはがんばりすぎだと思います」と優しい声を掛けた。

ある日、及川直樹が西田夕子を裏口から外へ送り出すと、少女が駆け寄ってきた。児童養護施設「竹の花園」の吉岡小春(谷村美月)だった。吉岡小春は及川直樹に手紙を渡した。渡瀬満に宛てた手紙だった。

そこへ少年が現れた。少年は吉岡小春に向かって「西田夕子さん」と尋ねた。及川直樹(伊藤淳史)は「この人は西田さんじゃないよ」と言ったが、少年が駆け寄ってきた。少年の手にナイフを持っていた。
危険を察知した及川直樹が吉岡小春の前に立ちはばかると、及川直樹は苦痛の色を浮かべて倒れた。吉岡小春が渡した手紙に血が滴った。

駆けつけた警備員が少年を取り押さえると、少年は「兄ちゃんを返せ」とわめいた。「モリのアサガオ第4話の感想」へつづく。

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