チーム・バチスタ4-第7話のあらすじとネタバレ
螺鈿の部屋の奥の秘密が明らかになるフジテレビのドラマ「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮」の第7話「迷宮に隠された死者」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
チーム・バチスタ4-第6話のあらすじとネタバレは「チームバ・チスタ4-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
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■チーム・バチスタ4-第7話のあらすじとネタバレ
桜宮巌雄(柳葉敏郎)は放射線技師・戸山久司(渡部豪太)の死体を碧翠院(へきすいいん)へ運んで解剖しようとしたが、白鳥圭輔(仲村トオル)は「これは殺人の可能性が大きい。今の段階では碧翠院の全員が容疑者だ」と言い、東城医大に検死を依頼した。
そして、戸山久司(渡部豪太)は遺体は東城医大に運ばれ、警察は碧翠院(へきすいいん)を訪れ、捜査を始めた。
桜宮華緒(相築あきこ)が「夕べは、ずいぶん帰りが遅かったようだけど」と心配すると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「在宅の患者で時間がかかったんだ。心配しなくて言い。こんな事は直ぐに終わる」と答えた。
一方、白鳥圭輔(仲村トオル)は「戸山君(渡部豪太)は一昨日の夜、ここで誰がCTを撮影したのを見たんだよ」と言い、CTの記録を調べるが、一昨日の夜に撮影されたCTのデータは消されていた。
白鳥圭輔(仲村トオル)はデータの復旧を警察に頼むと、小幡刑事(池内万作)と共に螺鈿の部屋へと向かった。
そこへ、桜宮小百合(水野美紀)が現れた。桜宮小百合(水野美紀)は「業務の邪魔をさえると困るので、私がご案内します」と言い、螺鈿の部屋の鍵を開け、「ここは螺鈿の部屋です。終末期医療の患者さんの看取りの部屋として使っています」と説明した。
白鳥圭輔(仲村トオル)は「先日は…」と謝ろうとすると、桜宮小百合(水野美紀)が「謝って頂く無くて結構ですよ。貴方の言葉で傷つくほど弱くないので」と答えた。
すると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「じゃー、この扉を開けてもらえる?」と頼むと、桜宮小百合(水野美紀)は螺鈿の部屋の奥にある螺鈿細工で施された扉を開けた。
螺鈿の扉の奥にエレベーターがあり、田口公平(伊藤淳史)が「ここは?」と尋ねると、桜宮小百合(水野美紀)は「患者さんが亡くなったときに、ご遺体をエレベーターで運びます」と説明した。
エレベーターの左側に小部屋があり、監視カメラのモニターがあった。白鳥圭輔(仲村トオル)がキーボードを操作して、「これで院内を全部、監視出来ちゃうじゃない。いや、院内どころか敷地内全部だ。何を見張ってたのかな?ここで」と尋ねると、桜宮小百合(水野美紀)は「監視カメラは形だけで、今は使っていません」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「使っていない?これが?冗談でしょ?」と呆れると、桜宮小百合(水野美紀)は「この部屋自体に滅多に入りませんので」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)がキーボードを操作していると、CT室の入り口が映ったので、「CT室への出入りも監視できてたわけだ。一昨日の夜の映像は残って無いの?」と尋ねると、桜宮小百合(水野美紀)は「記録は残しませんので」と答えた。
そして、桜宮小百合(水野美紀)は「下りてみますか?地下通路もご案内しますよ」と言い、みんなをエレベーターに誘った。
碧翠院(へきすいいん)の地下通路は、桜宮の住居・寺院・火葬場に繋がっており、白鳥圭輔(仲村トオル)は「まるで地下の迷宮だねえ」と驚いた。
そこで、小幡刑事(池内万作)の携帯電話が鳴った。電話を終えた小幡刑事(池内万作)はみんなに「検死の結果、死亡推定時刻は昨夜の9時から12時までの間。溺死の可能性が高いそうだ。どっかで海に落ちて、浜に流れ着いたんだろう」と教えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「どっかで、海に落とされ、浜に流れ着いた可能性もあるよね」と告げると、小幡刑事(池内万作)は「とにかく、今から解剖が始まりますので」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「刑事さんは桜宮家に入った事はあるの?」と尋ねると、小幡刑事(池内万作)は「いや」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)は「じゃー、ちょうどいい、今から上に行こうよ。桜宮家のみなさんの夕べの行動も確認したいしね、っと刑事さんが言いたそうな顔をしてるんですけど」と言い、桜宮小百合(水野美紀)に案内を頼んだ。
白鳥圭輔(仲村トオル)らが桜宮家に上ると、食卓に桜宮巌雄(柳葉敏郎)と桜宮華緒(相築あきこ)が居た。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「夕べはどちらに居ました?」と尋ねると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「ここに居た」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「家族全員で?」と尋ねると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「小百合(水野美紀)と、すみれ(栗山千明)は病棟、俺も在宅診療で外に居た」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「ということは、華緒先生(相築あきこ)は1人で、ここに居たと?」と尋ねた。
田口公平(伊藤淳史)が「9時以降に、誰かここに来た人は居ませんか?病院のスタッフとかで」と尋ねると、桜宮華緒(相築あきこ)は「チカちゃん(看護師)が」と答えた。
田口公平(伊藤淳史)が「看護師の?何時頃でした?」と尋ねると、桜宮華緒(相築あきこ)は「カルテを持って来てくれて。9時を過ぎてたかしら」と答えた。
そこで、桜宮小百合(水野美紀)が「父の行動は在宅診療記録を。私たちの行動を調べたければ当直記録をどうぞ」と告げた、
桜宮巌雄(柳葉敏郎)が「もう良いか?白鳥君」と尋ねると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「そうですね。今のところは。みなさん、アリバイがあるように見えるけど、後からどうにでも偽装できるようなアリバイばかりだ。そうだよね、刑事だん」と意見を求めた。
桜宮巌雄(柳葉敏郎)が「これ以上、調べたければ、署長の方に正式に礼状依頼をするようになるが?」と告げると、小幡刑事(池内万作)は「それには及びません。もう十分です」と言い、引き上げた。
桜宮家を出た白鳥圭輔(仲村トオル)が「これで終わり?アリバイの裏は取らないの?」と呆れると、小幡刑事(池内万作)は「取りますよ、一応ね。でもね、この辺りで検死も解剖もやってくれる医者は居ないんだよ」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「だから、逆らえないって訳だ。死因不明の死体の死亡報告書をさっさと書いてくれる医者は、地元警察にとっても宝物だもんね」と告げると、小幡刑事(池内万作)は「嫌な言い方をするね」と苛立った。
白鳥圭輔(仲村トオル)は「とにかく、何か分かったら、こっちにも回してよ。戸山君(渡部豪太)と立花先生(宅間孝行)は同じ犯人に殺された可能性だってあるんだから」と頼み、小幡刑事(池内万作)を見送った。
田口公平(伊藤淳史)が「ちゃんと調べてくれるんですかね?」と心配すると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「巌雄先生(柳葉敏郎)のご機嫌を損ねない範囲でかな」と答えた。
田口公平(伊藤淳史)が「戸山君(渡部豪太)が話しに来てくれたとき、もっとちゃんと話を聞いておくべきだった。彼が誰を見たのか。せめて、名前だけでも聞いておけば」と悔やむと、白鳥圭輔(仲村トオル)は「とにかく解剖を待とう。戸山君(渡部豪太)が殺された事が分かれば、警察もちゃんと捜査してくれるでしょう」と答えた。
一方、桜宮すみれ(栗山千明)は別荘の玄関に外から南京錠をかけると、天馬大吉(上遠野太洸)と車に乗り込んだ。
さて、警察は消去されたCT画像のデータ復旧も切り上げて撤収したが、白鳥圭輔(仲村トオル)がデータの復旧に成功した。
復旧した画像を見た白鳥圭輔(仲村トオル)は「あれ?つい最近、これと同じ画像を見たことがあるよね、グッチー(伊藤淳史)。間違いないよ。この撮影の仕方」と驚いた。
その後、白鳥圭輔(仲村トオル)は病院の医局を訪れると、復旧したCTの画像を液晶テレビに映し、「一昨日の夜、20時半以降に撮影されたAI画像だ」と説明した。
桜宮巌雄(柳葉敏郎)が「それは警察から検死を依頼されたものだ。身元も判明した。死因は脳梗塞。不審な点は何も無いぞ」と告げると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「これは巌雄先生が撮ったんですか?」と尋ねた。
桜宮巌雄(柳葉敏郎)が「いや。戸山(渡部豪太)が撮ったんじゃ無いのか?」と答えると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「違います。これは明らかに、戸山君以外の誰かの手によって撮影されたものです。それも、これを撮ったのと、同じ人間の手で」と答えた。
そして、白鳥圭輔(仲村トオル)は、データを復元したCT画像の隣に、タチバナと名乗る人物からバラバラに送られてきたCT画像を並べた。
桜宮すみれ(栗山千明)が「それって?」と驚くと、田口公平(伊藤淳史)は「立花先生(宅間孝行)の遺体です」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)は「これを見た専門家は言ってました。『体の中心がずれてます。放射線科医や技師が立ち会っていれば、こんな撮影の仕方はしません』と。どっちの画像も同じように体の中心がずれている。似てるんですよね。撮影の下手さが」と話した。
田口公平(伊藤淳史)が「立花先生(宅間孝行)の遺体を撮影した誰かは、碧翠院に居る」と話すと、白鳥圭輔(仲村トオル)は「その誰かを見たせいで、戸山君(渡部豪太)は殺された。こうなると、立花先生と戸山君は同じ人物に殺されたって気が益々してくる」と話した。
桜宮小百合(水野美紀)が「相変わらず、推測が好きですね」と呆れると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「貴女は知ってたんでしょね?戸山君(渡部豪太)が誰を見たのかを。って言うか、桜宮家のみなさんは全員、知ってたんですよね。螺鈿の部屋の奥のモニターで、常に院内を監視してるから」と告げた。
桜宮小百合(水野美紀)が「だから、アソコは今は使っていないと」と答えると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「じゃー、なんでホコリ1つ落ちてないの?」と尋ねた。
桜宮小百合(水野美紀)が答えに困ると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)が「認知障害を起こした患者が居る場合、監視が必要だ。だから、カメラを付けた」と説明した。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「患者の監視だけなら、ここですればいい」と告げると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「それは、厚労省の命令か?立花先生(宅間孝行)を殺して遺体を撮影した人間がウチに居ると言うのであれば、いったい、誰が彼を殺して、これを撮影したんだ?答えられないのなら、出て行け」と告げた。
そこで、田口公平(伊藤淳史)の携帯電話が鳴る。電話は立花善次(宅間孝行)の検死解剖の結果だった。
「チーム・バチスタ4-第7話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。
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