僕のいた時間-第7話のあらすじとネタバレ
三浦春馬が車椅子で1人暮らしを始めるフジテレビの筋萎縮性側索硬化症(ALS)ドラマ「僕のいた時間」の第7話「動き出す二人の時間抱きしめたい」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
僕のいた時間-第6話のあらすじとネタバレは「僕のいた時間-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「僕のいた時間」の原作と主題歌については「「僕のいた時間」の原作と主題歌とあらすじ」をご覧ください。
■僕のいた時間-第7話のあらすじとネタバレ
澤田拓人(三浦春馬)がALS(筋萎縮性側索硬化症)だと知って動揺した本郷恵(多部未華子)が、新居を掃除していると、向井繁之(斎藤工)がやって来た。
向井繁之(斎藤工)が「一緒に住むのは結婚してからの方がいい?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「うううん。繁之さんが引っ越したときに、私も」と答えた。
一方、澤田陸人(野村周平)は、澤田拓人(三浦春馬)に「前に『僕のことを僻んでるんでしょ』って言ったけど、僻んでたのは僕の方かも知れない。兄さんは、母さんが習わせていたピアノを辞めてサッカーを始めたし、塾も辞めたし、医学部を目指すのも止めたし、部屋に良く友達が来たし。それに、病気になっても自分で楽しめることを見つけて。兄さんは強いんだなって」と話した。
ある日、本郷恵(多部未華子)は、村山陽菜(山本美月)に呼び出され、村山陽菜(山本美月)と一緒に、水島守(風間俊介)を尾行した。
前は村山陽菜(山本美月)が水島守(風間俊介)を呼べば直ぐに来たのだが、最近は「用がある」と言って断るようになっており、村山陽菜(山本美月)は「絶対に何かある」と疑っていたのだ。
村山陽菜(山本美月)らが尾行していると、水島守(風間俊介)は公園で澤田拓人(三浦春馬)と待ち合わせていた。
村山陽菜(山本美月)は、車椅子の澤田拓人(三浦春馬)を見て驚き、本郷恵(多部未華子)の手を引いて澤田拓人(三浦春馬)の元に駆け寄る。
村山陽菜(山本美月)が「怪我でもしたの?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「うううん。病気」と答えた。
水島守(風間俊介)が「恵ちゃん(多部未華子)もビックリしたかもしれないけど…」と釈明しようとすると、澤田拓人(三浦春馬)は「この前、サッカーの時に偶然、会って」と教えた。
本郷恵(多部未華子)がバツの悪そうな顔をしていると、澤田拓人(三浦春馬)は「懐かしいな、この面子。せっかくだから、ご飯を食べようと」と誘った。
その後、みんなは澤田拓人(三浦春馬)の部屋で鉄板焼きを始めたが、鉄板焼きに参加した澤田陸人(野村周平)が延々と恐竜の話を熱弁するので、みんなは困り、肉を食べるタイミングを失っていた。
澤田拓人(三浦春馬)が笑いながら「自分が面白いことが、みんなも面白いからね」と注意すると、澤田陸人(野村周平)は「えっ?僕、ここに居ない方が良い?」と驚いた。澤田拓人(三浦春馬)は「居て良いんだよ。気をつけようね」と笑った。
そこで、村山陽菜(山本美月)は「あっ、陽菜は、ジュース飲みたいな。ちょっと買ってくる。マモちゃん(風間俊介)も付き合って。陸人君もね」と誘うと、澤田陸人(野村周平)は「ジュースを1人で買いに行けないの?」と答えた。
村山陽菜(山本美月)は「良いから、行くよ」と言い、澤田陸人(野村周平)の腕を引っ張って連れ出すと、水島守(風間俊介)も付いてきた。
マンションを出た水島守(風間俊介)が「陽菜ちゃん、どういうつもり?2人にしてどうするの?」と尋ねると、村山陽菜(山本美月)は「分からない」と答えた。
水島守(風間俊介)が「拓人(三浦春馬)は凄い思いをしてメグちゃん(多部未華子)と別れて、必死に頑張ってるんだよ。メグちゃんだって結婚が決まってんだろ?」と尋ねると、村山陽菜(山本美月)は「じゃー、マモちゃんは出てこなければ良かったじゃない」と怒った。
澤田陸人(野村周平)が「ジュースを買うなら、こっちだよ」と教えたが、村山陽菜(山本美月)は「買わない。口実」と言い、怒ったままスタスタと歩いて行った。
一方、部屋に残された澤田拓人(三浦春馬)が「なんか、こういうの昔もあったよね。結婚式の日は決まったの?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「うううん。でも、繁之さん(斎藤工)のご両親に会って、先に一緒に暮らすことは了解してもらってる」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「拓人に謝らなければならないことがあるの。借りたマフラー、返すの忘れてた。本当にゴメン」と謝ると、澤田拓人(三浦春馬)は「うううん」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「忘れてたのを知ってた?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「うん」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「言ってくれれば良かったのに」と話すと、澤田拓人(三浦春馬)は「『別れよ』って言った後に、貸してたマフラーを返してって言いにくいよね。小さい男みたいで」と笑った。
本郷恵(多部未華子)が「ちゃんと返すね」と言うと、澤田拓人(三浦春馬)は「いつでも良いよ」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「あの時もそう言って、ずっと返せなかったから」と言うと、澤田拓人(三浦春馬)は「あの時は、いつでも会えたから」と答えた。
そこで、本郷恵(多部未華子)の携帯電話が鳴った。向井繁之(斎藤工)からの電話だった。
向井繁之(斎藤工)が「俺だけど、今どこ?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「陽菜(山本美月)と一緒で、拓人(三浦春馬)の家。もうすぐ出るから」と答えた。
向井繁之(斎藤工)が「えっ?なんで?」と驚くと、本郷恵(多部未華子)は「後でちゃんと話すから」と答えて電話を切った。
その後、澤田拓人(三浦春馬)のマンションを出た本郷恵(多部未華子)は、喫茶店で向井繁之(斎藤工)と会い、「今回は、急に、そういうことになったけど、もう家に行くような事は無いと思うし」と話した。
向井繁之(斎藤工)が「大丈夫?拓人(三浦春馬)の病気を知って」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「繁之さんも知ってたんだ」と驚いた。
ある日、澤田拓人(三浦春馬)のマンションに、父・澤田昭夫(小市慢太郎)と母・澤田美和子(原田美枝子)がやってきた。
澤田拓人(三浦春馬)が「谷本医師(吹越満)に会ってくれてるんだね。ありがとう」と礼を言うと、父・澤田昭夫(小市慢太郎)は戸惑いながら「ああ」と答えた。
その後、家族4人がテーブルに付き、話し合いを始める。
父・澤田昭夫(小市慢太郎)が「いつになったら、大学へ行くようになるんだ?」と尋ねると、澤田陸人(野村周平)は「もう、戻れそうにないんだ」と答えた。
母・澤田美和子(原田美枝子)が「戻れないって、どういうこと?それじゃ、医者になれないのよ」と驚くと、澤田陸人(野村周平)は「医者になりたいとは思ってない」と答えた。
父・澤田昭夫(小市慢太郎)が「医者にならなくて、何か考えがあるのか?」と尋ねると、澤田陸人(野村周平)は「これから考える」と答えた。
母・澤田美和子(原田美枝子)が「他に何があるって言うの?陸人が考えるほど、甘くないのよ」と呆れると、澤田陸人(野村周平)は「医者だって、僕、たぶん、向いてないし」と答えた。
母・澤田美和子(原田美枝子)が「いったい、誰がそんなことを言ったの?…拓人?」と驚くと、澤田陸人(野村周平)は「兄さんは関係無いよ。僕が自分で考えた事だから」と答えた。
母・澤田美和子(原田美枝子)が「辞めるのは、いつだって出来るわ。今、決める事は無いわ。一度、家に戻りましょう。拓人も一緒に戻るわよ」と告げると、澤田拓人(三浦春馬)は「俺は仕事があるし」と拒否した。
母・澤田美和子(原田美枝子)が「1人でここに居させられないわ。何かあったら、どうするの?」と呆れると、澤田拓人(三浦春馬)は「悪いけど、ヘルパーさんの利用時間を延ばして貰えるかな。出来ればここに残りたい。サッカーの事もあるし」と頼んだ。
母・澤田美和子(原田美枝子)は「でも…」と困惑したが、父・澤田昭夫(小市慢太郎)が「ヘルパーさんに連絡して」と告げると、澤田美和子(原田美枝子)は「はい」と答えた。
話し合いが終わり、澤田拓人(三浦春馬)が自室に入ると、父・澤田昭夫(小市慢太郎)が来て「諦めるんじゃ無いぞ。治療法の研究は毎日、続けられている。拓人、お前を絶対に死なせない」とい告げて立ちさった。
ある日、澤田拓人(三浦春馬)は職場で店長に「来月のブライダルフェアの広告をやってみる?澤田はセンスあるから」と言われたので、「ありがとうございます。やってみたいです」と言って仕事を引き受けた。
こうして、澤田拓人(三浦春馬)は、広告の仕事と1人暮らしが始まった。
ある日、水島守(風間俊介)が澤田拓人(三浦春馬)のマンションを訪れると、新しいヘルパーが来て居た。
新しいヘルパーは新人で、料理も出来ず、ゴミの分別も適当なうえ、ずぼらだったため、水島守(風間俊介)は呆れ果てて「チェンジしてもらえば?」と呆れるが、人手不足で交代のヘルパーが居ないので仕方が無いのだという。
新人ヘルパーに呆れた水島守(風間俊介)は、向井繁之(斎藤工)と本郷恵(多部未華子)に会い、事情を説明して、「こんな事を頼んで良いのか、分からないけど、ここは1つメグちゃんに手伝って貰えないかなって」と頼んだが、「…やっぱり、無理ですよね。拓人とメグちゃんは昔、色々とあったわけだし」と落胆した。
しかし、向井繁之(斎藤工)が「いいんじゃない?拓人(三浦春馬)さえよければ、俺たちは問題ないよ。ね、恵ちゃん」と答えると、本郷恵(多部未華子)も「うん」と答えた。
ただ、水島守(風間俊介)は「そうだよなぁ。拓人が『うん』って言わないよな」と困った。
その日の夜、うなされて起きた澤田拓人(三浦春馬)が、スマホをチェックすると、本郷恵(多部未華子)から「拓人へ。マフラーを返しに行きます。都合の良い日を教えてください」というメールが着信していた。
「僕のいた時間-第7話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。